48 / 49
第6章の6・竜沢神侍です!…の ぷち話し
しおりを挟む
七月が妹になったら…
暮巴は勝手に妄想していた。既に第十八話まで完成していた。
「うーん、あとは何だ?そうだ!一緒に酒を呑む、これだ!」
妄想内では七月は既に二十歳越え。
第十九話が完成したその時、暮巴のスマホが振動する。
「ん?…ちっ。」
画面を見て舌打ちする暮巴。画面には『440』。
「んだよ、朝一で聞きたくねぇんだけど。」
急に機嫌が悪くなった。
「…ああ、行ったよ。…ああ。……あ?いや、止めろ。昨日も止めろっつったよな?あんたが行ったら感動も何もあったもんじゃねーだろっ。」
どうやら電話の主は七月の見送りに行きたいらしい。
「今日は大人しく……ったく、仕方ねぇな。じゃあアレ行こう、アレ。本部の近くに出来た室内プール。そこで思う存分泳げ。…私が付き合ってやるから。」
暮巴の声は、徐々に優しいトーンになる。
「…ああ。んじゃあ、今から…二時間後だな。…ああ、後でな。」
通話を着る暮巴。
「…ま、まぁしょうがねぇな。うん。」
自分の部屋に戻り、鼻歌交じりに水着を選びだす暮巴であった。
暮巴は勝手に妄想していた。既に第十八話まで完成していた。
「うーん、あとは何だ?そうだ!一緒に酒を呑む、これだ!」
妄想内では七月は既に二十歳越え。
第十九話が完成したその時、暮巴のスマホが振動する。
「ん?…ちっ。」
画面を見て舌打ちする暮巴。画面には『440』。
「んだよ、朝一で聞きたくねぇんだけど。」
急に機嫌が悪くなった。
「…ああ、行ったよ。…ああ。……あ?いや、止めろ。昨日も止めろっつったよな?あんたが行ったら感動も何もあったもんじゃねーだろっ。」
どうやら電話の主は七月の見送りに行きたいらしい。
「今日は大人しく……ったく、仕方ねぇな。じゃあアレ行こう、アレ。本部の近くに出来た室内プール。そこで思う存分泳げ。…私が付き合ってやるから。」
暮巴の声は、徐々に優しいトーンになる。
「…ああ。んじゃあ、今から…二時間後だな。…ああ、後でな。」
通話を着る暮巴。
「…ま、まぁしょうがねぇな。うん。」
自分の部屋に戻り、鼻歌交じりに水着を選びだす暮巴であった。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説


セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ファンファーレ!
ほしのことば
青春
♡完結まで毎日投稿♡
高校2年生の初夏、ユキは余命1年だと申告された。思えば、今まで「なんとなく」で生きてきた人生。延命治療も勧められたが、ユキは治療はせず、残りの人生を全力で生きることを決意した。
友情・恋愛・行事・学業…。
今まで適当にこなしてきただけの毎日を全力で過ごすことで、ユキの「生」に関する気持ちは段々と動いていく。
主人公のユキの心情を軸に、ユキが全力で生きることで起きる周りの心情の変化も描く。
誰もが感じたことのある青春時代の悩みや感動が、きっとあなたの心に寄り添う作品。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる