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病人食
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なんとかクジャ以外の全員の頭を上げさせることが出来たが、急に畏まられても困ってしまう。
「……あの……普通に接していただけたら嬉しいのだけれど……」
苦笑いで言ってみるも、「いえ……」「あの……」と、メジロさんや女中たちはどぎまぎとしている。するとクジャが口を開いた。
「カレンが良いと言ったら良いのだ。むしろお主らも村人を見習うのじゃ。わらわにも遠慮などいらぬ」
そのクジャの言葉にも、当然のように「いえ……」「それは……」と返事が返ってきた。
「村人を見習って?」
「今度カレンを連れて行くぞ。リトールの町の者よりも遠慮がなく、過ごしやすいのじゃ」
クジャに聞くと、クジャもまた畏まられるのが窮屈であまり好きではないようだ。とことん私たちは気が合うと、また二人で笑い合う。
「さぁおしゃべりはこの辺にして、お料理を作るわ。とは言っても、今日明日は本当に少量の、ほぼ水分のものからね。マイはどこかしら?」
そう女中に声をかけると、厨房の隅にある麻袋まで案内された。よく見てみれば、それは麻袋ではなく稲藁で作られたカマス袋だった。米俵ではなかったが、久しぶりの稲藁に感激しそのカマス袋に思わず抱きつくと、辺りは微妙な空気に包まれてしまった。
「……カレン……」
クジャの呟きにハッと我にかえる。
「……えぇと……みんなが早く良くなりますようにと祈りを込めて……」
本心でもあるし、苦し紛れの言い訳をするとクジャたちは「なんとありがたい!」と喜び、その場の空気は変わったが、いたたまれない気持ちになってしまった。
気を取り直しカマス袋の中を覗くと、見慣れた白米が入っており感動よりも興奮が勝ってしまう。
正直、米の種類はたくさんあるので、美樹が炊いたことのない細長い品種だったらどうしようかと思っていたが、実際に手に取って見るととても日本の米に似ていた。
「早速作らせてもらうわ。お鍋はどこかしら? あと、私、とても火を起こすのが下手なの。手伝っていただけたら嬉しいのだけれど……」
素直に手助けを頼むと、すぐにメジロさんが動いてくれた。その後に続いてスズメちゃんも手伝おうとしてくれるが、女中たちはただじっと見ているだけである。それどころか「マイを知らないくせに……」なんて言葉を、クジャたちに聞こえないように言われる。
私が他国の姫であろうと、女中たちにしてみれば自分たちの庭を荒らす余所者なのだ。先程の土下座からの華麗な手のひら返しに思わず苦笑いしてしまう。波風を立たせたくないので、もちろん聞こえないフリだ。
メジロさんは何もしようとしない女中たちに酷く呆れつつ、勝手の分からない私のために道具を揃えてくれる。
いつものように目分量でマイをボウルのようなものに移し、厨房内にある井戸から水を汲み洗う。浴室にも厨房にも井戸があるということは、水の豊富な土地なのだろう。羨ましく思いつつ、軽く数回マイを研いでザルに上げると、女中たちの洗礼を受けてしまった。
「まだ水が濁っていたのに、もう洗い終わったようよ」
「これだからマイを知らない人は」
これはさすがにクジャたちにも聞こえたようで、ピリリとした空気になったが手で制した。
「クジャには言っていなかったけれど、私はマイが大好物なの。だからいろいろと試行錯誤をしたのだけれど、水が透明になるまで洗うと栄養がほとんど無くなるのよ。
普通のマイよりも、この白いマイは栄養がないの。それを洗い流したらほぼ栄養のないものになってしまうわ」
そう言うと「本当かどうか」などと嫌味を言われたが、それ以上は私は何も言わなかった。クジャに至っては「ハーザルの街に売ったものをリトールの町で食べたのか?」と聞かれたが、曖昧に返事をして誤魔化した。
作るのは重湯だが、そのためにはお粥を作らなければならない。鍋に研いだマイを入れ、得意の目分量で水を入れる。普通のマイの炊飯よりも多くの水を入れたため、「何を作る気かしら」などとさらに言われてしまった。
鍋を持ってかまどに行くと、スズメちゃんが火を起こしてくれていた。
「スズメちゃんありがとう! 今度火起こしのコツを教えてちょうだい!」
それを聞いたスズメちゃんは真っ赤になり「……はい」とうつむいてしまった。
かまどに鍋を置き、あとは煮えるのを待つだけだ。煮立つまではそのままにし、表面が白くなったら底から軽くかき混ぜる。そして少しずらして蓋をし、弱火にしてしばらくそのままにする。
その間に野菜類を少しもらい、細かく刻み調味料などを用意する。
キリの良いところで蓋を開けると、懐かしいお粥が出来ている。それに少量の塩を入れ、熱いうちにザルで濾す。
「今日はこの液体だけよ。少しずつ栄養を増やしていくわ。あとメジロさん、スズメちゃん、私たちは体力勝負になるから、しっかりと食べましょう。この残ったマイを料理するわね」
重湯を冷ましている間に、残ったマイを鍋に入れて水を足し野菜と一緒に煮込む。砂糖にセウユに酒を入れ、最後に溶き卵を入れて雑炊にすると、全員がゴクリと喉を鳴らしている。
聞けばこの国での病人食は、炊いたマイに水を入れて啜るだけのものらしい。お粥も雑炊も初めて見るものだったようだ。
クジャはもう食べたくてウズウズしているようで、「早く食べたいのじゃ!」と騒いでいる。クジャとメジロさんとスズメちゃんに雑炊をよそって手渡すと、大絶賛してくれた。
そして小皿に分けて女中たちにも配ると「美味しい!」と言った後に、「……後で教えてください……」と言われた。これで女中たちとも仲良くなれそうだわ!
「……あの……普通に接していただけたら嬉しいのだけれど……」
苦笑いで言ってみるも、「いえ……」「あの……」と、メジロさんや女中たちはどぎまぎとしている。するとクジャが口を開いた。
「カレンが良いと言ったら良いのだ。むしろお主らも村人を見習うのじゃ。わらわにも遠慮などいらぬ」
そのクジャの言葉にも、当然のように「いえ……」「それは……」と返事が返ってきた。
「村人を見習って?」
「今度カレンを連れて行くぞ。リトールの町の者よりも遠慮がなく、過ごしやすいのじゃ」
クジャに聞くと、クジャもまた畏まられるのが窮屈であまり好きではないようだ。とことん私たちは気が合うと、また二人で笑い合う。
「さぁおしゃべりはこの辺にして、お料理を作るわ。とは言っても、今日明日は本当に少量の、ほぼ水分のものからね。マイはどこかしら?」
そう女中に声をかけると、厨房の隅にある麻袋まで案内された。よく見てみれば、それは麻袋ではなく稲藁で作られたカマス袋だった。米俵ではなかったが、久しぶりの稲藁に感激しそのカマス袋に思わず抱きつくと、辺りは微妙な空気に包まれてしまった。
「……カレン……」
クジャの呟きにハッと我にかえる。
「……えぇと……みんなが早く良くなりますようにと祈りを込めて……」
本心でもあるし、苦し紛れの言い訳をするとクジャたちは「なんとありがたい!」と喜び、その場の空気は変わったが、いたたまれない気持ちになってしまった。
気を取り直しカマス袋の中を覗くと、見慣れた白米が入っており感動よりも興奮が勝ってしまう。
正直、米の種類はたくさんあるので、美樹が炊いたことのない細長い品種だったらどうしようかと思っていたが、実際に手に取って見るととても日本の米に似ていた。
「早速作らせてもらうわ。お鍋はどこかしら? あと、私、とても火を起こすのが下手なの。手伝っていただけたら嬉しいのだけれど……」
素直に手助けを頼むと、すぐにメジロさんが動いてくれた。その後に続いてスズメちゃんも手伝おうとしてくれるが、女中たちはただじっと見ているだけである。それどころか「マイを知らないくせに……」なんて言葉を、クジャたちに聞こえないように言われる。
私が他国の姫であろうと、女中たちにしてみれば自分たちの庭を荒らす余所者なのだ。先程の土下座からの華麗な手のひら返しに思わず苦笑いしてしまう。波風を立たせたくないので、もちろん聞こえないフリだ。
メジロさんは何もしようとしない女中たちに酷く呆れつつ、勝手の分からない私のために道具を揃えてくれる。
いつものように目分量でマイをボウルのようなものに移し、厨房内にある井戸から水を汲み洗う。浴室にも厨房にも井戸があるということは、水の豊富な土地なのだろう。羨ましく思いつつ、軽く数回マイを研いでザルに上げると、女中たちの洗礼を受けてしまった。
「まだ水が濁っていたのに、もう洗い終わったようよ」
「これだからマイを知らない人は」
これはさすがにクジャたちにも聞こえたようで、ピリリとした空気になったが手で制した。
「クジャには言っていなかったけれど、私はマイが大好物なの。だからいろいろと試行錯誤をしたのだけれど、水が透明になるまで洗うと栄養がほとんど無くなるのよ。
普通のマイよりも、この白いマイは栄養がないの。それを洗い流したらほぼ栄養のないものになってしまうわ」
そう言うと「本当かどうか」などと嫌味を言われたが、それ以上は私は何も言わなかった。クジャに至っては「ハーザルの街に売ったものをリトールの町で食べたのか?」と聞かれたが、曖昧に返事をして誤魔化した。
作るのは重湯だが、そのためにはお粥を作らなければならない。鍋に研いだマイを入れ、得意の目分量で水を入れる。普通のマイの炊飯よりも多くの水を入れたため、「何を作る気かしら」などとさらに言われてしまった。
鍋を持ってかまどに行くと、スズメちゃんが火を起こしてくれていた。
「スズメちゃんありがとう! 今度火起こしのコツを教えてちょうだい!」
それを聞いたスズメちゃんは真っ赤になり「……はい」とうつむいてしまった。
かまどに鍋を置き、あとは煮えるのを待つだけだ。煮立つまではそのままにし、表面が白くなったら底から軽くかき混ぜる。そして少しずらして蓋をし、弱火にしてしばらくそのままにする。
その間に野菜類を少しもらい、細かく刻み調味料などを用意する。
キリの良いところで蓋を開けると、懐かしいお粥が出来ている。それに少量の塩を入れ、熱いうちにザルで濾す。
「今日はこの液体だけよ。少しずつ栄養を増やしていくわ。あとメジロさん、スズメちゃん、私たちは体力勝負になるから、しっかりと食べましょう。この残ったマイを料理するわね」
重湯を冷ましている間に、残ったマイを鍋に入れて水を足し野菜と一緒に煮込む。砂糖にセウユに酒を入れ、最後に溶き卵を入れて雑炊にすると、全員がゴクリと喉を鳴らしている。
聞けばこの国での病人食は、炊いたマイに水を入れて啜るだけのものらしい。お粥も雑炊も初めて見るものだったようだ。
クジャはもう食べたくてウズウズしているようで、「早く食べたいのじゃ!」と騒いでいる。クジャとメジロさんとスズメちゃんに雑炊をよそって手渡すと、大絶賛してくれた。
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