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準備編
エクスカリバー
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25話 エクスカリバー
動画をみて、なんか納得したらしかったので
アニメは選ばなかった。
風呂上がりに卵を4個ゆでておいた。
夜は、床に布団を敷いて、真ん中の部屋に3人で寝てもらった。
朝、いつもの様に6時前に起きて、朝食の準備
昨日、ご飯は全部使っちゃったから今朝はパン。
<便利倉庫>から7個入りのバターロールを出して、6個を取り出し
<便利倉庫>に戻す。
<ロード>
これでまた7個入り未開封に戻るので、また6個取り出し戻す。
この繰り返し。
いやあ、便利だね~。
粗挽きウィンナーを炒めて、ツナ缶を開けてマヨネーズを混ぜておき
昨日ゆでた玉子の殻をむき、玉子を微塵切りにしてマヨネーズと混ぜる。
レタスを適当にちぎって皿に乗せ、
バターロールは真ん中を横に包丁を入れ
真っ二つになる手前で止め、切り口にマーガリンを塗っておく。
スライスされたハムとマヨネーズ&ケチャップをテーブルに置き
温かい紅茶を入れたら、準備完了。
3人を起こすべく、ドアをノックした。
「おはよ~、朝食の準備できたよ~」
≫はぁ~い≪
起きてくる間に、パンにレタスを挟み
マヨネーズをかけてウィンナーを挟みケチャップをかけた物と
レタスとツナマヨを挟んだ物と玉子サンドを4個づつ作り
それぞれの取り皿に1個づつ置いた。
≫おはようございます≪
顔を洗って起きてきたので
「おはよー」
「とりあえず、3種類作っておいたけど、
足りない分は自分で好きな様に挟んでくれて良いよ」
「今、あるやつに具材を足しても良いし。さあ食べよう」
>いただきます<
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
朝食後、身支度を整えたらすぐに出発。
宿をチェックアウトして乗合魔導車乗り場に急ぐ。
6時丁度に出発するらしい。
西の都がサプロムの国の経済の中心らしく、
神都よりも栄えているし乗合魔導車も使いやすくなっている。
専用路は都を十字に2本で作られており、
東町・中央町・北町から3台が同時に出る。
東西は短いのでゆっくり走って時間調整し、
出発時間だけ見れば各1時間づつとなっている。
十字の先端部はロータリーになっていて、そこが停留所。
交差部は菱形になっており、直進できない。
その菱形部分が停留所で必ず左に曲がるので
曲がった先が目的地の位置で待つ様になっているらしい。
料金はこっちの方が便利な分?都会な分?割高で
一区間あたり1人200ロム。
10分前に停留所に到着して、乗合魔導車に乗る。
神都のと違って左右に2人づつ5列、
1番後ろだけ5人掛けの21人乗りだった。
間隔が短く来るからいっぺんに乗る人数は
少なくても大丈夫なのかも知れない。
ロータリーがあるので車幅を細くする必要があったのかもね。
満員になった時に5人席に4人で座っているのも悪いので、
最後尾では無く1つ前の席に4人で横並びに座った。
出発の時間には俺達を入れて15人乗ったので、
神都より利用者も多そうである。
定時に出発して、7時の15分前に中央町に到着した。
このまま乗っていると南町に行ってしまうので、ここで乗り換えだ。
次に港町に行く魔導車は0時発なので2時間暇になってしまった。
と言う事で、中央町でちょっと買い物をすることにした。
まずは武器屋だ。
ミューは金もあるし、ハンターに成るべく準備をしていたので、
それなりの装備をしているのだが、
マリーのいかにも駆け出しハンターって装備はいただけない。
<鑑定>
◇一般的な剣
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:鉄
○刃 渡 り:75㎝
○生 産:大量生産品
○適正価格:500ロム
○ラ ン ク:I
○耐 久:20/100
○付 与:なし
※新人向けにハンター協会にて格安で販売している廃棄寸前の剣
ちなみに、俺が神都で買った剣
<鑑定>
◇ヒートソード
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金B
○刃 渡 り:75㎝
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○適正価格:500,000ロム
○ラ ン ク:C-
○耐 久:98/100
○付 与:熱
○特殊能力:自動鞘
※形・能力申し分ないが、デザインが派手なだけで実際に使える刃が短い為
人気が無く割安。
「マリーの武器を買うぞ!」
『私そんなお金ないわよ?』
「ここまでの旅費がかなり浮いたはずだけど?」
『そーなんだけどぉ・・、それは2人のお金だしぃ・・・。』
「ぷっ 俺と会わなかったら、
どーやってここまで来るつもりだったのやら?w」
「買ってやるから心配すんな」
『ありがとう』(ゝω・)
「剣の形とか長さにこだわりはあるかい?」
『ううん、ハンター協会で勧められるままに買っただけだから、
特には・・あ、でも長さ的には丁度良かったかも?』
「わかった」
***店内散策中***
「今回の武器はダンジョンで稼ぐまでのつなぎだから
こんなので良いだろ?」
<鑑定>
◇軽量剣
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金D
○刃 渡 り:76㎝
○生 産:ダンジョンドロップ品
○適正価格:8,000ロム
○価 値:E
○耐 久:100/100
○付 与:重量軽減
※魔力を流す事によって刀身が軽くなる剣、
普段携帯している時は重さが変わらないので不人気
他にも何か無いかと物色していると、
ショーケースにやたら見覚えのある形の剣を見つけた
<鑑定>
◇ダークリ○ルサー
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金D
○刃 渡 り:83㎝
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○適正価格:800,000ロム
○ラ ン ク:C-
○耐 久:100/100
○付 与:光
※魔力を流す事によって刀身が光る。見栄え重視の剣
<鑑定>
◇聖剣
○名 前:エクスカリバー
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金A
○刃 渡 り:86.5㎝
○使用制限:真名を知るもの
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○適正価格:10,000,000,000ロム
○ラ ン ク:A
○耐 久:100/100
○付 与:光
○特殊能力:鞘を持つ者の傷を癒やす。
※魔力を流す事によって刀身が光る。
更に流し続ける事で光に変換された魔力を
集束・加速させ、振り抜く事により
刀身から斬撃を放出する事が可能。
剣の名前を呼べる者にしか鞘を外せない、その為
鞘付きで出てきたが誰も鞘から刀身を抜く事が出来ず、
そのまま売り出された。
マジか?
本物か?
「ミューちょっとあの剣を鑑定してみてくれない?」
『どれですか?』
「あの、ショーケースの中の茶色い鞘に入った剣」
『ああ、あれですね。やってみます』
<鑑定>
◇聖剣
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金A
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○付 与:光
「鑑定Lv3だとそれしかわからないのか?」
『そうみたい・・・。
私も商人ですからかなり使ってる自信あるので、
みんなこんなもんだと思うけど?』
「実は俺の鑑定はLv7なんだ。」
『『『えええぇえぇ~~~!!!』』』
「見事にハモったな^^」
「でな、これ本物のエクスカリバーっぽいんだが^^」
『大金貨1枚なら買いですね!』
「だろ?」
『なんて次元の話してるんですか!?』
あと、ワゴンセールのガラクタの中に気になる剣が1本あった
<鑑定>
◇聖剣
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金*
○刃 渡 り:80㎝
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○適正価格:********ロム
○価 値:*
○耐 久:100/100
○付 与:****
※現状ではグリップエンドにあたる部分が無い為持ちづらく、
また、剣が機能していないため何も切れない。
柄にグリップエンドの役目をする宝玉部分を挿す事により
全機能が解放される。
宝玉部分は俺の運に期待して、これも買いだな。
軽量剣が7,500ロム
ダーク○パルサーが85,000ロム これはぼってるな
エクスカリバーが1,000,000ロム
ワゴンセールのは一律1,000ロム
合計で大金貨1枚と、穴あき金貨9枚と、
銀貨3枚と、穴あき銀貨5枚か
穴あき金貨は1枚しか持ってないから
大金貨と金貨を1枚づつ出して、それをミューに渡した。
「商家であるミューが仕入れる形にしてお願いする」
「店に飾る珍しい剣を探してる事にして、
軽量剣は護衛のハンターに使わせる為とでも」
『はぁ~い』
結果、3,500ロムはおまけしてもらえ穴あき金貨1枚が返ってきた。
「お昼の魔導車に乗るので、ちょっと早いがお昼にしよう」
近くにあった食堂に入り、サービスランチ350ロムを4人分頼み
さっき買った剣をミューから受け取り、軽量剣をマリーに渡す
「魔力を流すと軽くなる剣だってさ、
片手で振り回すには良いんじゃ無い?」
『ありがとう 前の剣はどうしよう?』
「もしもの時の予備に持っておいた方が良いんじゃ無いかな?」
「マジックバックを手に入れるまでは俺が持っててやるよ」
『ありがと^^』
マリーのショボい剣を受け取り<便利倉庫>にしまった。
代わりに?エクスカリバーを出し
「この剣だけどな、俺みたいに鑑定レベルの高い人か、
俺の元居た世界の人間くらいしか使えないんだよ」
『へぇ~』
「俺が元居た世界では最も有名な剣と言って良いくらいの
伝説の剣でな、だから俺なら・・・」
と、鞘から剣を抜く
光り輝く刀身が現れた。
[お客様、店内で武器を出すのは困ります!]
「あ、すみません...。」
料理が来たのでサッサと食べたw
食事後、乗合魔導車の停留所に戻った。
程なくして、港町行きの魔導車が来たのでそれに乗り港町へ
港町の停留所は港の前にあるのですぐに船着き場に行く事ができた。
ダンジョン国行きの船(それしか無いけど)は、1日に3便出ている。
朝7時 昼2時 夜6時だ。
片道12時間~13時間、天候によってはそれ以上かかるらしい。
ちょうど2時発の船の乗船手続きが始まっていた。
これに乗ると到着は明日の朝6時前後、理想的かも知れない。
「この船に乗るぞ」
料金は?と、
4人だから6,000ロムと
「船室も借りた方がいいよな?」
『『うんうん』』
『高いので何とも言えませんが、最低でも寝台は必要かと・・・。』
「了解」
チケット売り場の窓口で
「4人と2等船室を頼む」
[すみません、2等船室は満席です。1等船室なら空いてますが?]
「わかった、それで頼む」
[合わせて11,000ロムになります。]
俺は穴あき金貨と銀貨を1枚づつ渡して
チケット4枚と1等と書かれたカギを受け取った。
[出港は午後2時ですので、遅くても10分前にはご乗船していて下さい]
「わかりました」
まだ1時15分だから40分は余裕有るな
「船に酔いやすい人は居るかな?」
『私は大丈夫だと思う』
『私達は船に乗るの初めてだからわからない...。』
「じゃあ、一応コレを飲んでおいて」
と、液体瓶入りの酔い止め薬を2人に渡した。
『あ、そんなの有るなら私も一応欲しいかも?^^』
「わかった。はいよ」
俺は船舶免許も持ってるし、よほどの揺れの中
船内に居るとかしない限りは酔わない自信がある。
「飲み終わったら、空き瓶は回収するから渡して」
受け取った空き瓶を<便利倉庫>にしまって<ロード>
これでまた新品に戻ってるはず!
「時間までその辺で船の中でつまめる物とか買っておこうか?」
『『『さんせ~い』』』
動画をみて、なんか納得したらしかったので
アニメは選ばなかった。
風呂上がりに卵を4個ゆでておいた。
夜は、床に布団を敷いて、真ん中の部屋に3人で寝てもらった。
朝、いつもの様に6時前に起きて、朝食の準備
昨日、ご飯は全部使っちゃったから今朝はパン。
<便利倉庫>から7個入りのバターロールを出して、6個を取り出し
<便利倉庫>に戻す。
<ロード>
これでまた7個入り未開封に戻るので、また6個取り出し戻す。
この繰り返し。
いやあ、便利だね~。
粗挽きウィンナーを炒めて、ツナ缶を開けてマヨネーズを混ぜておき
昨日ゆでた玉子の殻をむき、玉子を微塵切りにしてマヨネーズと混ぜる。
レタスを適当にちぎって皿に乗せ、
バターロールは真ん中を横に包丁を入れ
真っ二つになる手前で止め、切り口にマーガリンを塗っておく。
スライスされたハムとマヨネーズ&ケチャップをテーブルに置き
温かい紅茶を入れたら、準備完了。
3人を起こすべく、ドアをノックした。
「おはよ~、朝食の準備できたよ~」
≫はぁ~い≪
起きてくる間に、パンにレタスを挟み
マヨネーズをかけてウィンナーを挟みケチャップをかけた物と
レタスとツナマヨを挟んだ物と玉子サンドを4個づつ作り
それぞれの取り皿に1個づつ置いた。
≫おはようございます≪
顔を洗って起きてきたので
「おはよー」
「とりあえず、3種類作っておいたけど、
足りない分は自分で好きな様に挟んでくれて良いよ」
「今、あるやつに具材を足しても良いし。さあ食べよう」
>いただきます<
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
朝食後、身支度を整えたらすぐに出発。
宿をチェックアウトして乗合魔導車乗り場に急ぐ。
6時丁度に出発するらしい。
西の都がサプロムの国の経済の中心らしく、
神都よりも栄えているし乗合魔導車も使いやすくなっている。
専用路は都を十字に2本で作られており、
東町・中央町・北町から3台が同時に出る。
東西は短いのでゆっくり走って時間調整し、
出発時間だけ見れば各1時間づつとなっている。
十字の先端部はロータリーになっていて、そこが停留所。
交差部は菱形になっており、直進できない。
その菱形部分が停留所で必ず左に曲がるので
曲がった先が目的地の位置で待つ様になっているらしい。
料金はこっちの方が便利な分?都会な分?割高で
一区間あたり1人200ロム。
10分前に停留所に到着して、乗合魔導車に乗る。
神都のと違って左右に2人づつ5列、
1番後ろだけ5人掛けの21人乗りだった。
間隔が短く来るからいっぺんに乗る人数は
少なくても大丈夫なのかも知れない。
ロータリーがあるので車幅を細くする必要があったのかもね。
満員になった時に5人席に4人で座っているのも悪いので、
最後尾では無く1つ前の席に4人で横並びに座った。
出発の時間には俺達を入れて15人乗ったので、
神都より利用者も多そうである。
定時に出発して、7時の15分前に中央町に到着した。
このまま乗っていると南町に行ってしまうので、ここで乗り換えだ。
次に港町に行く魔導車は0時発なので2時間暇になってしまった。
と言う事で、中央町でちょっと買い物をすることにした。
まずは武器屋だ。
ミューは金もあるし、ハンターに成るべく準備をしていたので、
それなりの装備をしているのだが、
マリーのいかにも駆け出しハンターって装備はいただけない。
<鑑定>
◇一般的な剣
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:鉄
○刃 渡 り:75㎝
○生 産:大量生産品
○適正価格:500ロム
○ラ ン ク:I
○耐 久:20/100
○付 与:なし
※新人向けにハンター協会にて格安で販売している廃棄寸前の剣
ちなみに、俺が神都で買った剣
<鑑定>
◇ヒートソード
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金B
○刃 渡 り:75㎝
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○適正価格:500,000ロム
○ラ ン ク:C-
○耐 久:98/100
○付 与:熱
○特殊能力:自動鞘
※形・能力申し分ないが、デザインが派手なだけで実際に使える刃が短い為
人気が無く割安。
「マリーの武器を買うぞ!」
『私そんなお金ないわよ?』
「ここまでの旅費がかなり浮いたはずだけど?」
『そーなんだけどぉ・・、それは2人のお金だしぃ・・・。』
「ぷっ 俺と会わなかったら、
どーやってここまで来るつもりだったのやら?w」
「買ってやるから心配すんな」
『ありがとう』(ゝω・)
「剣の形とか長さにこだわりはあるかい?」
『ううん、ハンター協会で勧められるままに買っただけだから、
特には・・あ、でも長さ的には丁度良かったかも?』
「わかった」
***店内散策中***
「今回の武器はダンジョンで稼ぐまでのつなぎだから
こんなので良いだろ?」
<鑑定>
◇軽量剣
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金D
○刃 渡 り:76㎝
○生 産:ダンジョンドロップ品
○適正価格:8,000ロム
○価 値:E
○耐 久:100/100
○付 与:重量軽減
※魔力を流す事によって刀身が軽くなる剣、
普段携帯している時は重さが変わらないので不人気
他にも何か無いかと物色していると、
ショーケースにやたら見覚えのある形の剣を見つけた
<鑑定>
◇ダークリ○ルサー
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金D
○刃 渡 り:83㎝
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○適正価格:800,000ロム
○ラ ン ク:C-
○耐 久:100/100
○付 与:光
※魔力を流す事によって刀身が光る。見栄え重視の剣
<鑑定>
◇聖剣
○名 前:エクスカリバー
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金A
○刃 渡 り:86.5㎝
○使用制限:真名を知るもの
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○適正価格:10,000,000,000ロム
○ラ ン ク:A
○耐 久:100/100
○付 与:光
○特殊能力:鞘を持つ者の傷を癒やす。
※魔力を流す事によって刀身が光る。
更に流し続ける事で光に変換された魔力を
集束・加速させ、振り抜く事により
刀身から斬撃を放出する事が可能。
剣の名前を呼べる者にしか鞘を外せない、その為
鞘付きで出てきたが誰も鞘から刀身を抜く事が出来ず、
そのまま売り出された。
マジか?
本物か?
「ミューちょっとあの剣を鑑定してみてくれない?」
『どれですか?』
「あの、ショーケースの中の茶色い鞘に入った剣」
『ああ、あれですね。やってみます』
<鑑定>
◇聖剣
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金A
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○付 与:光
「鑑定Lv3だとそれしかわからないのか?」
『そうみたい・・・。
私も商人ですからかなり使ってる自信あるので、
みんなこんなもんだと思うけど?』
「実は俺の鑑定はLv7なんだ。」
『『『えええぇえぇ~~~!!!』』』
「見事にハモったな^^」
「でな、これ本物のエクスカリバーっぽいんだが^^」
『大金貨1枚なら買いですね!』
「だろ?」
『なんて次元の話してるんですか!?』
あと、ワゴンセールのガラクタの中に気になる剣が1本あった
<鑑定>
◇聖剣
○名 前:
○形 状:片手直剣
○材 質:魔法合金*
○刃 渡 り:80㎝
○生 産:武器ダンジョン秘宝
○適正価格:********ロム
○価 値:*
○耐 久:100/100
○付 与:****
※現状ではグリップエンドにあたる部分が無い為持ちづらく、
また、剣が機能していないため何も切れない。
柄にグリップエンドの役目をする宝玉部分を挿す事により
全機能が解放される。
宝玉部分は俺の運に期待して、これも買いだな。
軽量剣が7,500ロム
ダーク○パルサーが85,000ロム これはぼってるな
エクスカリバーが1,000,000ロム
ワゴンセールのは一律1,000ロム
合計で大金貨1枚と、穴あき金貨9枚と、
銀貨3枚と、穴あき銀貨5枚か
穴あき金貨は1枚しか持ってないから
大金貨と金貨を1枚づつ出して、それをミューに渡した。
「商家であるミューが仕入れる形にしてお願いする」
「店に飾る珍しい剣を探してる事にして、
軽量剣は護衛のハンターに使わせる為とでも」
『はぁ~い』
結果、3,500ロムはおまけしてもらえ穴あき金貨1枚が返ってきた。
「お昼の魔導車に乗るので、ちょっと早いがお昼にしよう」
近くにあった食堂に入り、サービスランチ350ロムを4人分頼み
さっき買った剣をミューから受け取り、軽量剣をマリーに渡す
「魔力を流すと軽くなる剣だってさ、
片手で振り回すには良いんじゃ無い?」
『ありがとう 前の剣はどうしよう?』
「もしもの時の予備に持っておいた方が良いんじゃ無いかな?」
「マジックバックを手に入れるまでは俺が持っててやるよ」
『ありがと^^』
マリーのショボい剣を受け取り<便利倉庫>にしまった。
代わりに?エクスカリバーを出し
「この剣だけどな、俺みたいに鑑定レベルの高い人か、
俺の元居た世界の人間くらいしか使えないんだよ」
『へぇ~』
「俺が元居た世界では最も有名な剣と言って良いくらいの
伝説の剣でな、だから俺なら・・・」
と、鞘から剣を抜く
光り輝く刀身が現れた。
[お客様、店内で武器を出すのは困ります!]
「あ、すみません...。」
料理が来たのでサッサと食べたw
食事後、乗合魔導車の停留所に戻った。
程なくして、港町行きの魔導車が来たのでそれに乗り港町へ
港町の停留所は港の前にあるのですぐに船着き場に行く事ができた。
ダンジョン国行きの船(それしか無いけど)は、1日に3便出ている。
朝7時 昼2時 夜6時だ。
片道12時間~13時間、天候によってはそれ以上かかるらしい。
ちょうど2時発の船の乗船手続きが始まっていた。
これに乗ると到着は明日の朝6時前後、理想的かも知れない。
「この船に乗るぞ」
料金は?と、
4人だから6,000ロムと
「船室も借りた方がいいよな?」
『『うんうん』』
『高いので何とも言えませんが、最低でも寝台は必要かと・・・。』
「了解」
チケット売り場の窓口で
「4人と2等船室を頼む」
[すみません、2等船室は満席です。1等船室なら空いてますが?]
「わかった、それで頼む」
[合わせて11,000ロムになります。]
俺は穴あき金貨と銀貨を1枚づつ渡して
チケット4枚と1等と書かれたカギを受け取った。
[出港は午後2時ですので、遅くても10分前にはご乗船していて下さい]
「わかりました」
まだ1時15分だから40分は余裕有るな
「船に酔いやすい人は居るかな?」
『私は大丈夫だと思う』
『私達は船に乗るの初めてだからわからない...。』
「じゃあ、一応コレを飲んでおいて」
と、液体瓶入りの酔い止め薬を2人に渡した。
『あ、そんなの有るなら私も一応欲しいかも?^^』
「わかった。はいよ」
俺は船舶免許も持ってるし、よほどの揺れの中
船内に居るとかしない限りは酔わない自信がある。
「飲み終わったら、空き瓶は回収するから渡して」
受け取った空き瓶を<便利倉庫>にしまって<ロード>
これでまた新品に戻ってるはず!
「時間までその辺で船の中でつまめる物とか買っておこうか?」
『『『さんせ~い』』』
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