BL短編集

ななこ

文字の大きさ
上 下
20 / 21
828

828 第2話

しおりを挟む













 男「紫月 〝シヅキ〟です。ばあちゃんの孫で今家族で帰省中なんでまた来るかもです。
いや~、お金握りしめて来てるなんて思わなくて財布届けにきちゃいました。」









ワハハハっと笑いながら言う紫月さんは綺麗な人だ。





目尻にシワができるのが
凄く可愛くて紫月さんをずっと見ていたい気持ちになる。








ぼーっと見てると
シワシワの手のひらが目の前に飛んできた











トミ子「レンくん、大丈夫かい?しーくんがべっぴんさんで目が離せなくなったか」









紫月「ばあちゃんそんなこと無いでしょ」












ニヤニヤと笑いながら手を翳すトミ子さんとやめなってってトミ子さんの腕を掴む紫月さん











俺「あっ、すみません、若い子と話すの久しぶりなので緊張してしまいました…おれレンと申します。よろしくお願いします。」










ハッとして意識を集中させる。
トミ子さんはキャッキャっしながらスキップ気味にコンビニを後にした。










紫月「ばあちゃん危ないよ!」










俺「トミ子さん元気ですね、」











紫月「じゃあレンさんまたね!    ばあちゃん!ちゃんと歩いてよ」










大きく手を振ってコンビニを後にした紫月さんはトミ子さんの後を追い腰に手を添えてもう一度俺の方を見て

ニコニコとあの笑顔で会釈をして帰っていった。










しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

真面目な部下に開発されました

佐久間たけのこ
BL
社会人BL、年下攻め。甘め。完結までは毎日更新。 ※お仕事の描写など、厳密には正しくない箇所もございます。フィクションとしてお楽しみいただける方のみ読まれることをお勧めします。 救急隊で働く高槻隼人は、真面目だが人と打ち解けない部下、長尾旭を気にかけていた。 日頃の努力の甲斐あって、隼人には心を開きかけている様子の長尾。 ある日の飲み会帰り、隼人を部屋まで送った長尾は、いきなり隼人に「好きです」と告白してくる。

美人女子大生を放心状態にさせ最後は大満足させてあげました

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
若い女子達との素敵な実話です

ヤンデレBL作品集

みるきぃ
BL
主にヤンデレ攻めを中心としたBL作品集となっています。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

短編集

田原摩耶
BL
地雷ない人向け

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

処理中です...