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人間キャッチャー
人間キャッチャー 第2話
しおりを挟むウィーーン
「ッ?!なに?!」
変な音が聞こえてきて俺は驚き顔を上げる。
するとガラスの向こうには1人の若い男が立っていた
ウィーーーン ウィーン
音だけが鳴り響く狭い空間に低い男の声が聞こえてきた
「かわいいな、戸惑ってるの」
背筋が凍るほどの不気味な笑みにみえた
男「ほら、上を見てごらんよ」
俺「ぅわっ!!な、なんだよこれ!!意味わッぁッ?!」
上を見るとでかい何かが落ちてきていた
理解する間もなくソレは俺の乳首触れるか触れないかの境目くらいに接触してきて俺の身体はビクッと跳ね上がる
俺「ッてめー何すんだよ!!」
男「君、知らないでここにいるんだね。ここはね、性欲を我慢出来ない子達がくる人間キャッチャーなんだよ」
俺「どういうことだよ…俺何も知らねー気づいたらここに居たんだっ!!性欲ってどういうことだよ!てかさっき落ちてきたのなんなんだよ!」
男「誰かに恨みでも買ったのかな、かわいそうに。でも了承得ないでプレイできるのなんて滅多にないからラッキーだな。」
そう言って男はまた何かのスイッチ?を押して
機械を作動させる。
ウィーーン ウィーーン
よく見るとソレはゲームセンターによくあるUFOキャッチャーの3本爪のアームだ
それが何故か
俺をめがけて迫ってくるんだ
俺はソレに捕まらないように狭い空間を逃げ惑う
男「諦めなよ、コレに捕まえられないとここから出れないんだよ
君は景品なんだから」
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