十二支vs十二星座

ビッグバン

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意外な助っ人

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その頃、ヒッジンの前には意外な助っ人が現れていた。仲間の元に行こうとするヨルムガンドを止めようと必死に戦ったヒッジンだったが北欧の圧倒的な力の前に何も出来ず、トドメの一撃がヒッジンに当たる直前、その意外な人物が現れた。

そんな攻撃、私の甲殻の前には無力です。

その目の前には十二星座の一人蟹座の戦士カーニー クラブが立っていた。

「この程度なの。あの男が選んだ。獣神化のパトーナに選んだ相手は。」

ヒッジンの目の前に立つその神に向かってヒッジンはこう言った。
貴方はなぜ、私を助けるのです。敵のはずですよ。

カーニーはヒッジンを見るとこう言った。

「仮にも私から旦那を奪った貴方が見ず知らずの奴にやられるのが気に食わないだけよ。」

「本当に。私もナマクラになったものね。昔の男との関係をすっぱり断ち切れないなんて。」

さあ、ここは私に任せてお逃げなさい。

カーニーはハサミから斬撃を飛ばしヨルムガンドに向けて放った。
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