十二支vs十二星座

尋問開始

三柱の神はが必殺技を叫ぶと、獅子座の戦士は期待を込めた目でこう言った。

面白い。受けてやろう。だが、その前に。お前達に聞いておきたい事がある。体にな。

東洋、西洋の神を裏切り、北欧の神々の側についた今回の大会の参加者はお前達だけだ。

そう言うと、獅子座の戦士は大きく口を開き閉じた。

その瞬間、噛まれた酉の肩に激痛が走り鳥は苦しみ肩を抑えた。

ほう。どうやら。他にもいる様だな。

鳥は苦しみながらは空を飛び上上空に向かった。酉が上空に飛び上がると羽を撒き散らした。

さらに、その羽を、フェンリルが氷の息を吐き出して凍らせ、リブラが雷、炎、爆発など様々な属性を付与する。そして、最後に鳥が風を起こし、リブラの力でさらに数を増やし加速させながら獅子座の戦士に向けて一斉に羽を放った。

名前の割には大した事ないではないか。そんな、ひ弱な攻撃、防御するまでもない受け切ってやろう。

この決断が後の勝敗を分ける事になるとは獅子座の戦士は考えてもいなかった。
三柱達の狙いは羽による攻撃ではなかったのだ。