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猪対双子座決着
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一方、その頃、亥は寅に化けた双子座の弟を安全な場所まで運ぼうとしていた。
「それじゃあ。虎の姉さん。しっかり捕まってくださいよ。安全なとこまでとばしやすんで」
双子座の弟ポスカルは嫌な笑みを浮かべながら亥の背中にしがみつきこう思った。
「馬鹿な奴め。まんまと騙されおったぞ。この馬鹿猪。どうやら噂どおり十二支一の馬鹿というの本当だった様だな。」
「まともに戦えば手負いの私では勝ち目はないが油断しているすきにハチマキを奪う事は出来る。よし、いけるぞ。奴が走り出した瞬間にハチマキを奪えばこんなに密着されている奴は防げない。この勝負もらった。」
なんて、事を考えていた数秒前の私を殴りたい。
「ちょっっと。マッッッテェぇ。オェェェ。」
何で。何で。何で。こんな事に。
走り出した亥のスピードは予想を遥かに上回っていた。
そんな亥の背中にしがみつく事自体間違っていたのだ。それは例えるなら全速力で走り出した新幹線に手で捕まりながら日本一周するくらい無謀だったのだ。
そのあまりのスピードについてこれず、変身は完全に解けてしまった。さらに、あまりのスピードに吹き飛ばされ、今は腕一本で必死に捕まっている。
だが、それも限界だ。あの猪、木や石などの障害物を避けずに壊して進むから粉々になった破片がすごい勢いで飛んできて身体にがボロボロだ。
さらに、揺れるたびに木や石に叩きつけられ、もう体力の限界だ。頼む止まってくれ。おねげぇだ
その思いが通じたのか猪はピタッと止まり後ろを振り向きこう言った。
「どうしました。姉さん。」
ところが後ろには誰もいなかった。
さっき、止まった瞬間にポルカスは止まれず吹き飛ばされたのだった。
そうとは、知らず猪は辺りを探し始めた。
上空から何者かの叫び声と流れ星が見えるがきっと気のせいだろう。
こうして、本人も知らない間に双子座と猪の戦いは終わったのだった。
巳の叫び声と共に巳の体がどんどん膨れ上がり巨大な蛇の化け物へと変化していった。
巳は化け物に変化していく途中最後の理性を振り絞りスコールピンにこう言った。
「シャシャ。こうなっちまったらもう俺にも自分を止められねえ。牛のダンナ。最後まで迷惑かけてすいやせん。後は頼みましたぜ。」
そう言うと顔までついに蛇へと変化して完全に理性を失ったのか。いくつもある巨大な蛇の頭を全部スコールピンに向けて襲いかかって来た。
そのあまりにも巨大な姿は頭に雲がかかるほど高く、視界を覆い尽くすほど巨大だった。さらに、頭は八つもありその全てが恐ろしいほどの速さと正確さで一斉にスコールピンに向けて突っ込んだ。
スコールピンは反応出来ず、一瞬にして鎧が粉々になり、大空に飛んでいった。
だが、それでも、ヤマタノオロチとなった巳は止まらなかった。
なんと、首をめちゃくちゃに振り回して無差別攻撃を開始し始めたのだ。
そして、この騒動がきっかけとなり、遂に北の国の神々も暗躍し始めるのだった。
「それじゃあ。虎の姉さん。しっかり捕まってくださいよ。安全なとこまでとばしやすんで」
双子座の弟ポスカルは嫌な笑みを浮かべながら亥の背中にしがみつきこう思った。
「馬鹿な奴め。まんまと騙されおったぞ。この馬鹿猪。どうやら噂どおり十二支一の馬鹿というの本当だった様だな。」
「まともに戦えば手負いの私では勝ち目はないが油断しているすきにハチマキを奪う事は出来る。よし、いけるぞ。奴が走り出した瞬間にハチマキを奪えばこんなに密着されている奴は防げない。この勝負もらった。」
なんて、事を考えていた数秒前の私を殴りたい。
「ちょっっと。マッッッテェぇ。オェェェ。」
何で。何で。何で。こんな事に。
走り出した亥のスピードは予想を遥かに上回っていた。
そんな亥の背中にしがみつく事自体間違っていたのだ。それは例えるなら全速力で走り出した新幹線に手で捕まりながら日本一周するくらい無謀だったのだ。
そのあまりのスピードについてこれず、変身は完全に解けてしまった。さらに、あまりのスピードに吹き飛ばされ、今は腕一本で必死に捕まっている。
だが、それも限界だ。あの猪、木や石などの障害物を避けずに壊して進むから粉々になった破片がすごい勢いで飛んできて身体にがボロボロだ。
さらに、揺れるたびに木や石に叩きつけられ、もう体力の限界だ。頼む止まってくれ。おねげぇだ
その思いが通じたのか猪はピタッと止まり後ろを振り向きこう言った。
「どうしました。姉さん。」
ところが後ろには誰もいなかった。
さっき、止まった瞬間にポルカスは止まれず吹き飛ばされたのだった。
そうとは、知らず猪は辺りを探し始めた。
上空から何者かの叫び声と流れ星が見えるがきっと気のせいだろう。
こうして、本人も知らない間に双子座と猪の戦いは終わったのだった。
巳の叫び声と共に巳の体がどんどん膨れ上がり巨大な蛇の化け物へと変化していった。
巳は化け物に変化していく途中最後の理性を振り絞りスコールピンにこう言った。
「シャシャ。こうなっちまったらもう俺にも自分を止められねえ。牛のダンナ。最後まで迷惑かけてすいやせん。後は頼みましたぜ。」
そう言うと顔までついに蛇へと変化して完全に理性を失ったのか。いくつもある巨大な蛇の頭を全部スコールピンに向けて襲いかかって来た。
そのあまりにも巨大な姿は頭に雲がかかるほど高く、視界を覆い尽くすほど巨大だった。さらに、頭は八つもありその全てが恐ろしいほどの速さと正確さで一斉にスコールピンに向けて突っ込んだ。
スコールピンは反応出来ず、一瞬にして鎧が粉々になり、大空に飛んでいった。
だが、それでも、ヤマタノオロチとなった巳は止まらなかった。
なんと、首をめちゃくちゃに振り回して無差別攻撃を開始し始めたのだ。
そして、この騒動がきっかけとなり、遂に北の国の神々も暗躍し始めるのだった。
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