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第5話「制限<コントロール>」

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さぁ、どうしたものかこの自称人工人間は
高校も行けないようじゃ何も学べない....
この自称人工人間No.961は学べるものなら学んでおきたいと言った、まぁ可能なんだが
「叶翔の友達、見たい」
やはり言うか
友達、それは人間と人間の信頼でできる関係、笑い合い、時には一緒に泣き、ふざけ合う
でも....
「俺にはそんな関係の人なんていない人は全員嫌いだ人間は全員嘘をつく、こっちは何回騙されればいいんだよ」
自称人工人間は
「だったら、私のこと嫌い?」
と言ってくる、正直に言えば...
「信頼するのに時間がかかるって言っておくよ」
朝の支度はもうできているあとは学校に行くだけだ
「あ、カップ麺あるからそっから適当に食ってけ」
「わかった」
この子を1人にするのは可哀想だが学校に行くことになる....
まぁいいかそんな心配しなくても
「行ってきます」
俺はそう言い学校に向かった
______________________________

私は叶翔が学校に行ったのを見送った
少し寂しいがしょうがない...
私の性格っていうのは多分寂しがりなのかもしれない
って言ってもそこまでじゃないか...
誰でも喋れるようになりたいそのときに見つけたのは叶翔の本棚にだった
そこには見たことの無い物語や数字の法則があった....こんなにも面白そうなことがあるとは思わなかった
読んでみたい少し中身だけ
「ただいま」
少しビクってなった
「ん?どうしたんだ?」
どうしよう...正直に言わないと嫌われるかも....でも怖い、少し泣きそうになってる....
「ほ....本を読みたくて....それで、それで....」
怖い、怖い怖い怖い!!
「あぁ~....それだけか....」
え?
「別にいいよ....基礎なんて付けときたいだろ....961はまだ何も学んだことの無いんだろ?足し算引き算わかるか?」
私は首をふった...
足し算?引き算?何それ....分からない....けどわくわくする!!
「やば....めっちゃ目が輝いてるじゃん...すごい欲求....」
欲求?何それ!!分からない!!これが言葉!!これが....!
「あぁ~....言葉に興奮してるんだ...あとさ...話変わるけど...」
私はなに?と返答した
「服....そのままじゃ嫌だろ?また今度行こうな...」
新しい服!!私は元気よく返事した
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