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第4話「自己紹介<プロフィール>」

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見た目は同い年ぐらいで長い黒髪で顔は少し幼い感じがするていうかなんでこんなとこに女の子がいるんだよ....
「おぉーい」
ちょっと起こしてみる今日は休日でこんな朝っぱらから起こすのは少し抵抗あるがこの子を元のとこに帰さないと俺が警察に捕まるだろ
起きねぇな....この子の体を触るのに抵抗あるからなぁ....
まぁいいか朝食作ってくるか....
「うぅ.....」
ってもう起きたのかよ!!
やばい....この状況どう説明しよう.....
「あぁ~....これは僕が君を連れ出した訳ではなく...」
と焦りながら言ってたら
「あれ?私.....死んだんじゃ」
「はぁ?」
まてまてまてまて状況がますますおかしくなったえ?死にかけた!?どういうことだ....
「頭がぼーっとして目になんか重たいものが来て体を布団の中に入れたら....」
「あ...それ寝るって言うんだが.....」
なぁ~んだ死にかけてねぇじゃん....びっくりした....
俺は少しほっとした
「これが....寝る....なんだ....」
何もわかってない.....まるで動作がわかっていない機械のようだ....
「ひっぐ.....えっぐ....」
ってなんか泣き出してるし!?なんでだよ!!
「死んだかと思ったぁぁぁぁぁ!!」
急に俺に抱きついてきた!?やばい!!抵抗ある!!これはもう俺にとってはいいことなんだが
子供じゃねぇかもう....
とりあえず慰めて泣き止むのを待って自己紹介でもしておいた
「俺の名前は五十嵐叶翔(いがらしかなと)普通の高校生だ、よろしく!」
ここからがとんでもない答えが返ってくるのは予想外だった
「私は....No.961、多種多様な細胞で作られた人工人間」
え?厨二病か何かか?
「だぁかぁらぁ....冗談はよせって.....No.961は名前じゃなくて番号だろ?」
「そうだけど....私は、名前が無い」
名前がない.....か.....相当なくそ親なんだろ
「君、親は?」
「作った人が親なら親はいる....」
そういう感じか....この子相当必死に逃げたんだと思う....俺だってそうだ
幼い頃から両親を亡くし、貧困な生活をしていじめられ今じゃバイトができるから普通に暮らせる
だけど、この子のように慰める人なんていないんだよな....
「君の名前....どういうのがいいかな....言葉は沢山ある....色んな意味がある....俺の名前の意味なんて知らいないけど一緒に考えようか」
俺はこういう風に言った
「うん」
No.961.....この数字を無くす言葉を探すためにそれで元の日常を戻すために....
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