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お小言
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「………。やりすぎたかのう。」
「娘を宰相にやるんだこれくらいが丁度良いだろう。
むしろこれ以上酷くなるなら全力で止めるぞ!彼以外に娘を嫁にしてくれる事なんてほぼ無いからな。」」
「最初は同感ですねぇ。あの子は絶望に落とせば落とすほど面白くなるのですからねぇ。
もっと酷くしてしまいたいですねぇ。」
「私はまさか本当に騎士になるとは思わなかった。
これは嫁に出すしか無いともう覚悟していたからな。」
「………。王太子殿下に殴られても知らんのう。」
「不敬罪を適用するか、書類をもっとあの子へ回せば良い事ですからねぇ。」
「可哀想過ぎるぞ。」
上から氷の姫の父親、お転婆令嬢の父親、炎の王子の父親、風の騎士の父親である。
扉が静かに開く男たちは気づかず話し合いに夢中。
気づいたときにはもう手遅れ。
お互いの妻に全て口を割らされた
文句を言えばさらにお小言が5倍にされた。
「娘を宰相にやるんだこれくらいが丁度良いだろう。
むしろこれ以上酷くなるなら全力で止めるぞ!彼以外に娘を嫁にしてくれる事なんてほぼ無いからな。」」
「最初は同感ですねぇ。あの子は絶望に落とせば落とすほど面白くなるのですからねぇ。
もっと酷くしてしまいたいですねぇ。」
「私はまさか本当に騎士になるとは思わなかった。
これは嫁に出すしか無いともう覚悟していたからな。」
「………。王太子殿下に殴られても知らんのう。」
「不敬罪を適用するか、書類をもっとあの子へ回せば良い事ですからねぇ。」
「可哀想過ぎるぞ。」
上から氷の姫の父親、お転婆令嬢の父親、炎の王子の父親、風の騎士の父親である。
扉が静かに開く男たちは気づかず話し合いに夢中。
気づいたときにはもう手遅れ。
お互いの妻に全て口を割らされた
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