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1.幼少期
40.アズウェル皇国の闇。
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アズウェル皇国に着いた。私達はリード様に優遇されて、リード様の住まう城に滞在する事になった。メンバーは、ジル様に、私、リュート様、ルークに加えて第三魔法騎士隊が護衛に就く事になった。
はぁ・・・。気持ちが悪くなってきそうだわ。でも、ここまで、来てしまったもの。仕方ないわね。完膚なきまでに潰してしまおう。城の案内に、城の近くの街の案内をしてもらった。技術の国だけあって、近代的である。ちなみに、重要なのは、その街の外れにある”アルテミス研究所”。そこが、重要なのだわ!
SECRET LOVERS2~私を取り巻く王子様達~の舞台で、アリスがリード様ルートを選んだ場合、アリスはその研究所に務める事になるのだが、その研究所に大きな裏の顔があったのだ!それを偶然にも知ってしまったアリス。この事をリード様に伝えるかどうかしばらく迷っていた時に、アリスは研究所の者達に連れ去られてしまう。口封じされそうなところに、リード様に助けられるのだが・・・
まだ、リード様はその事を知らないのかしら?研究所の前を通っても、表向きな仕事しか説明がない。アルテミス研究所の近くには水道が流れている。・・・不法侵入するにはちょうどいい。実行は夜かしらね。
城に戻ると、私は仮眠を申し出る。これには、何か裏があると思った一同。皆も休まれた。
そして、夜になると私はリュート様が滞在する部屋に入り、リュート様の服を着て、部屋を出ようとする。そうすると、リュート様に腕を掴まれる。
「・・・この時間にどちらに向かわれるんですか?それに、俺の服まで着て」
「・・・それは、当初の計画通りだわ。私達はアズウェル皇国の裏の顔を見るのだわ。その為には、ドレスよりもリュートの服の方が動きやすいわ。・・・流石に、ぶかぶかだけど」
「それは、そうなのですが。何もこんな夜遅くに向かわなくてもいいんじゃないですか?」
「バカね。昼間だと、警備がより厳重よ。・・・それよりもジル様達と合流しましょう」
私達は城の隠し通路を用いて、ジル様達と合流し、城の外に出る。外は夜遅くという事もあり、人通りはあまりない。
ルークは静かに、自分の思った事について正直に言う。
「しかし、城にあんな隠し通路があるなんて、驚きました」
「しかも、フローディア様はさも当然のように、通っていましたね」
リュート様は呆れつつも、『まぁ、フローディア様ならこれくらいやりかねない』と言わんばかりであった。リード様は少々困っていたが。
「あはは・・・。皇族の者しか知らないはずなのですがね。・・・それで、どちらに向かわれるんですか?」
「アルテミス研究所。そこに、不法侵入するわ」
「何で、フローディアさんがリュートの服を着ているのかと思ったら、不法侵入する為だったんだね。アルテミス研究所で、闇魔法について、何かあるんだね」
「えぇ、そうよ。ルーク。正直、気持ち悪い光景を見る事になるのだけど」
「気持ち悪い光景・・・?」
そんな会話を続けていると、アルテミス研究所の近くの水道の方に移動する。ジル様が呟く。
「ここは、アルテミス研究所の近くですが、ここから不法侵入するんですか?」
「えぇ、ここは、アルテミス研究所に繋がっているから」
その言葉にリード様は驚く。
「へぇ!?ここがですか!?」
「ちょっと、声が響いてしまうわ!」
私は申し訳ないが、リード様の口を押さえる。
水道には金網があり、入れそうにないが、私は風魔法を展開して、金網を斬る。そこから、私達は水道の中に入っていくのだった。
はぁ・・・。気持ちが悪くなってきそうだわ。でも、ここまで、来てしまったもの。仕方ないわね。完膚なきまでに潰してしまおう。城の案内に、城の近くの街の案内をしてもらった。技術の国だけあって、近代的である。ちなみに、重要なのは、その街の外れにある”アルテミス研究所”。そこが、重要なのだわ!
SECRET LOVERS2~私を取り巻く王子様達~の舞台で、アリスがリード様ルートを選んだ場合、アリスはその研究所に務める事になるのだが、その研究所に大きな裏の顔があったのだ!それを偶然にも知ってしまったアリス。この事をリード様に伝えるかどうかしばらく迷っていた時に、アリスは研究所の者達に連れ去られてしまう。口封じされそうなところに、リード様に助けられるのだが・・・
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そして、夜になると私はリュート様が滞在する部屋に入り、リュート様の服を着て、部屋を出ようとする。そうすると、リュート様に腕を掴まれる。
「・・・この時間にどちらに向かわれるんですか?それに、俺の服まで着て」
「・・・それは、当初の計画通りだわ。私達はアズウェル皇国の裏の顔を見るのだわ。その為には、ドレスよりもリュートの服の方が動きやすいわ。・・・流石に、ぶかぶかだけど」
「それは、そうなのですが。何もこんな夜遅くに向かわなくてもいいんじゃないですか?」
「バカね。昼間だと、警備がより厳重よ。・・・それよりもジル様達と合流しましょう」
私達は城の隠し通路を用いて、ジル様達と合流し、城の外に出る。外は夜遅くという事もあり、人通りはあまりない。
ルークは静かに、自分の思った事について正直に言う。
「しかし、城にあんな隠し通路があるなんて、驚きました」
「しかも、フローディア様はさも当然のように、通っていましたね」
リュート様は呆れつつも、『まぁ、フローディア様ならこれくらいやりかねない』と言わんばかりであった。リード様は少々困っていたが。
「あはは・・・。皇族の者しか知らないはずなのですがね。・・・それで、どちらに向かわれるんですか?」
「アルテミス研究所。そこに、不法侵入するわ」
「何で、フローディアさんがリュートの服を着ているのかと思ったら、不法侵入する為だったんだね。アルテミス研究所で、闇魔法について、何かあるんだね」
「えぇ、そうよ。ルーク。正直、気持ち悪い光景を見る事になるのだけど」
「気持ち悪い光景・・・?」
そんな会話を続けていると、アルテミス研究所の近くの水道の方に移動する。ジル様が呟く。
「ここは、アルテミス研究所の近くですが、ここから不法侵入するんですか?」
「えぇ、ここは、アルテミス研究所に繋がっているから」
その言葉にリード様は驚く。
「へぇ!?ここがですか!?」
「ちょっと、声が響いてしまうわ!」
私は申し訳ないが、リード様の口を押さえる。
水道には金網があり、入れそうにないが、私は風魔法を展開して、金網を斬る。そこから、私達は水道の中に入っていくのだった。
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