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第一章 俺は安全第一の生活が送りたいんです!!

*治癒魔術は発動された。

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☆☆☆☆☆☆

今、一瞬何が起きたのか分からなかった。アリスとキスをした・・・?それはあいつも同じだったようで、我を取り戻すと、そいつは全力で俺を吹き飛ばした。

「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

アリスの悲鳴と共に俺は吹き飛ばされていく。そして、この地域は森に包まれているので、樹に思いっきりぶつかってとても痛い。何で?こいつさっきまで死にそうだったんじゃなかったのかよ?ここまでの力が残っているんだよ!!魔装備なしでは完全に直に攻撃が当たるから物凄く痛い。

このバカ力女が!!

「いきなり攻撃してくんなよ!!俺は魔装備発動していないんだぞ!!」

そう言うと、アリスは俺を軽蔑するような目で見てくる。

「はぁ!?いきなり、キスしてくる方が悪いんですけど?」

ブチっとキレる。

「はぁ!?俺はただお前を心配して様子を見ていただけだわ!!好きでしたくなかったわ!!俺のファーストキス返せよ!!」

そう言うと、さらに気持ち悪がるアリス。そして、唇をぬぐう姿が見えた。

「・・・うわぁ。あんたのファーストキス奪ったとか笑えないわ。それに、あんたに心配されるほど、私は弱くないわ!」

この女ぁ!!だから、こいつとは馬が合わないんだ!俺はその場を立ち去ろうとする。

「もう、俺は優秀なクラスの人間じゃないので、立ち去りますね!!それじゃ、さよなら!!」

俺はアリスから逃げるように走っていった。アリスの言葉を聞きそびれて。

☆☆☆☆


「もう、何なのよ。あいつは。・・・あら?魔装備の稼働時間が戻っている・・・?どういう事かしら?まぁ、今はそんな事よりもモンスターを倒さなくちゃ。」

☆☆☆☆

・・・ズンズン。俺はそんな音を立てながら、無事にD~Fクラスの隔離スペースに戻る事が出来た。流石に、顔は怒っていたままだったが。俺は襲来してきたモンスターがすべて倒されたと聞いて、寮に戻った。こう言う時は、ポーションを作るに越したことはないな。

俺にとってポーション作りが趣味になっているから、物凄く落ち着く。ちなみに、寮生活は一人に一つ個室が用意されている。なので、自由にポーション作りが出来るのだ。

今までに作ってきたポーションを飲んで、とりあえずさっきの攻撃分は回復する。しかし、あいつの攻撃は物凄くいてーんだよ!!何で?あいつはああ乱暴な性格なのかね?本当にふざけんなよ!!


気持ちを抑えるつもりで、ポーションを作ろう。
さぁ、さっきまで採ってきた薬草でポーションを製作しようかな?

☆☆☆☆☆☆
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