チート転生～チートって本当にあるものですね～

第2章 魔法騎士学校生活

神の雷の威力。

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・・・ん？今の俺には？だったら、未来の俺だったら？それだったら、今すぐにでも呪いが解けるのかもしれない。でも、俺には時空間をどうにか出来る魔法がないしな。そういう道具を〈ネット・ショッピング〉で作れないものかね。それか、創造魔法で新たなスキルを作ってしまうか。

まず、未来の姿になれるような〈具現化〉スキルを構築する！


そして、俺は全能力を向上させるようにリライトの発動させる。そして、〈具現化〉スキルで未来の姿になる。鏡を見ると、大体17,8といったところだろう。俺は宝剣を取り出す。呪いを叩き切ってしまうのだ。


場所を外に移して、イナミさんの呪いを解こうとする。

「・・・ごめんね？イナミさん。炎帝よ。罪を断罪せよ。その燃え盛る炎で燃やし尽くせ！ファイアーエンブレム！！」


俺はイナミさんを攻撃する。この魔法詠唱が一番だと思ったんだ。罪を断罪するこの魔法詠唱が。俺の予感は的中した。彼の呪いは忽ち耐え切れずに炎から逃れようとするのが、神子の俺から様子が窺える。

イナミさんは攻撃されているのも関わらず、何にも言葉を発しない。というか、微動だにしない。そりゃそうだ。イナミさんには罪がないからだ。罪がない人間は燃えないように詠唱を考えているから。

呪いは忽ち炎攻撃が弱まるまで残り続け、炎が止んだ途端呪いも忽ち消えた・・・ように見えた。


【ほっほっほ。諦めが悪い奴よのぉ。それが、主のいいところでもあるのじゃが。あと、一つアドバイスをすると、”神の声、聞き給へ！神の雷がかの者の呪いを解こうとせん。ゴッド・プレッシャー！”と唱えれば、完全に呪いが完全に解けるんじゃよ。】

それは、いいこと聞いた！

「俺はここで、宣言する！・・・神の声、聞き給へ！神の雷がかの者の呪いを解こうとせん。ゴッド・プレッシャー！」

神からの雷だろうか？雷がイナミさんの頭に直撃する。イナミさんはその場に倒れてしまった。

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