チート転生～チートって本当にあるものですね～

第2章 魔法騎士学校生活

嫌な予感。

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ジャイアント・キリングってどんな魔獣なんだろう？名前から言って物騒なんだけど。そして、神様ここで、ジャイアント・キリングを召喚しないでください。いや、本当に。まだ、宝刀を使える域でないから。

まぁ、いいや。今は魔力調整の方に力を入れるか。二人は本当にひどい。エミリーさんは一週間の成果が出ているせいか、多少は魔力調整が出来ている。問題はイナミさんだ。魔法詠唱の最初の基礎、魔力調整が上手くいかない。だって、何故かユニークスキルの発動ですら爆発するし、一体何なの？

マインドコントロールって普通なら爆発はしないと思うんだけど。

これには俺もウェルガーも頭を抱える。

「おい、イナミ。お前、どんだけ不器用な訳？エミリーだって、多少は魔力調整が出来ているのに、皿は思いっきり、ぶっ壊すわ、魔力調整する前に転ぶわ。お前、なめてる訳？俺と一緒の班になったんだから、スパルタでいくぞ。」

「はい・・・。」

よし、イナミさんはウェルガーに任せよう。ふと、空を見上げると、何故だか嫌な予感がする。ここは・・・学校の演習場なんだぞ。変な事は起こしたくないし、起きてほしくない。

そんな中、先生が俺達の様子を見に来た。

「よし、お前らちゃんとやっているな？」

先生の言葉と共に、心臓の鼓動がバクバクと大きな音を立てる。俺は思わず、胸を押さえる。そして、もう一度空を見上げると・・・そこには、鳥獣型の魔獣がいた。

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