チート転生～チートって本当にあるものですね～

第2章 魔法騎士学校生活

ウェルガーの魔法騎士志望動機。

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勿論、反省文も書かされました。しかし、ドロップアイテムを見てこちらの言い分も分かってはくれたようです。でも、そういう時は退散するのが、ベストだと叱られました。あぁ、やっぱりかと思いました。


反省文を書いたところで、俺はウェルガーに声をかける。

「ウェルガー。単刀直入に言うけど、魔獣に何か恨みでもあるのか・・・？」

黙るウェルガー。それにはイナミさんも俺と同意見なようで、イナミさんも聞き返す。

「僕もさっきの君の様子は異常だと思いました。聞かせてもらっても？」

ウェルガーは話を逸らそうとする。

「それよか、何で落ちこぼれの二人が爆発だけど、魔法が使えたんだ。今まで、そんな騒ぎはなかったのに。」

「それは二人の才能に揺さぶりをかけてみた。そして、能力を開花させたよ。」

一同は驚く。

「ロイスの仕業かよ！？つーか、どうやって・・・？」

「え？簡単な事だよ。俺にとっては。エミリーさんの時のアレだよ。光当てたやつ。」

「アレで！？何でこいつらの才能が眠っていることに気が付いたんだ。」

「俺、言っちゃなんだが、他人のステータス閲覧出来るんだよな。やたら、二人()多くてさ特に魔力なんかおそらく、見えていないんだろうなと思った。」

そしたら、一同はまた驚く。ウェルガーは観念したのか、やっと本音を呟く。

「・・・そうなんだ？俺は・・・魔獣に大切な幼馴染を殺された。それから、魔法騎士を目指す事にしたんだ。」

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