71 / 128
第1章 幼年期
レイナに話聞いてみた。
しおりを挟む
☆☆☆☆☆☆
時間が空いている時に、レイナにも聞いてみた。こういう事は聞きなれていないと思うので、ここは正直に聞く。
「レイナ!今時間、大丈夫?」
レイナは俺の声を聞くと、立ち止まって後ろを振り返ってくれた。優しい人ですね。ルーラ兄さんが惚れるのも分かる気がする。
「ロイス様。・・・ルナ王女との婚約おめでとうございます。」
「ありがとう。で、単刀直入に聞くけどレイナには結婚したい人っているの?」
動きが止まるレイナ。少し単刀直入過ぎだったかな?しかし、顔はものすごい赤い。これまた、好きな人がいるな。多分、ルーラ兄さんだと思うけれど。だって、そうじゃない?好きじゃないなら、こう毎回ルーラ兄さんの行く場所についていかないでしょ?
「ほぉー?レイナには好きな人がいる訳だ。まぁ、言葉にしなくても誰かは容易に想像できるケドネ。」
ボッと顔から煙が出るんじゃないかってくらい顔が赤い。でも、照れているのは分かるけど、肩をバシバシ叩かないでほしい。あなた、ドラゴンだからとても痛い。
「・・・も、もう!ロイス様、揶揄わないでください!!わ、私なんかに好きな人なんておこがましいです!!」
ここは否定的なんだな。・・・そうなるのも奴隷の身分だから、俺がどうこう言える立場ではないのも分かっているけれども。それでも、好きな気持ちまで諦めてほしくないとは思うんだ。
「でも、好きな人がいるくらい、いいんじゃないかな?それから、どうするかはレイナ自身で決める事だけど。」
そう言うと、ムキになって怒ってくるレイナ。
「わ、私に結婚したい程、好きな人はいません!!」
後ろを向いて、逃げ出そうとするレイナに一言。
「・・・それで、後悔しないといいんだけどね。」
俺も後ろを向いてその場を去る。そろそろ、ルーラ兄さんがレイナを連れていつもの魔獣狩りをする時間だ。誤解はされないように、行動しよう。
☆☆☆☆☆☆
時間が空いている時に、レイナにも聞いてみた。こういう事は聞きなれていないと思うので、ここは正直に聞く。
「レイナ!今時間、大丈夫?」
レイナは俺の声を聞くと、立ち止まって後ろを振り返ってくれた。優しい人ですね。ルーラ兄さんが惚れるのも分かる気がする。
「ロイス様。・・・ルナ王女との婚約おめでとうございます。」
「ありがとう。で、単刀直入に聞くけどレイナには結婚したい人っているの?」
動きが止まるレイナ。少し単刀直入過ぎだったかな?しかし、顔はものすごい赤い。これまた、好きな人がいるな。多分、ルーラ兄さんだと思うけれど。だって、そうじゃない?好きじゃないなら、こう毎回ルーラ兄さんの行く場所についていかないでしょ?
「ほぉー?レイナには好きな人がいる訳だ。まぁ、言葉にしなくても誰かは容易に想像できるケドネ。」
ボッと顔から煙が出るんじゃないかってくらい顔が赤い。でも、照れているのは分かるけど、肩をバシバシ叩かないでほしい。あなた、ドラゴンだからとても痛い。
「・・・も、もう!ロイス様、揶揄わないでください!!わ、私なんかに好きな人なんておこがましいです!!」
ここは否定的なんだな。・・・そうなるのも奴隷の身分だから、俺がどうこう言える立場ではないのも分かっているけれども。それでも、好きな気持ちまで諦めてほしくないとは思うんだ。
「でも、好きな人がいるくらい、いいんじゃないかな?それから、どうするかはレイナ自身で決める事だけど。」
そう言うと、ムキになって怒ってくるレイナ。
「わ、私に結婚したい程、好きな人はいません!!」
後ろを向いて、逃げ出そうとするレイナに一言。
「・・・それで、後悔しないといいんだけどね。」
俺も後ろを向いてその場を去る。そろそろ、ルーラ兄さんがレイナを連れていつもの魔獣狩りをする時間だ。誤解はされないように、行動しよう。
☆☆☆☆☆☆
5
お気に入りに追加
1,073
あなたにおすすめの小説

異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
神様がチートをくれたんだが、いやこれは流石にチートすぎんだろ...
自称猫好き
ファンタジー
幼い頃に両親を無くし、ショックで引きこもっていた俺、井上亮太は高校生になり覚悟をきめやり直そう!!そう思った矢先足元に魔法陣が「えっ、、、なにこれ」
意識がなくなり目覚めたら神様が土下座していた「すまんのぉー、少々不具合が起きてのぉ、其方を召喚させてしもたわい」
「大丈夫ですから頭を上げて下さい」 「じゃがのぅ、其方大事な両親も本当は私のせいで死んでしもうてのぉー、本当にすまない事をした。ゆるしてはくれぬだろうがぁ」「そんなのすぎた事です。それに今更どうにもなりませんし、頭を上げて下さい」
「なんて良い子なんじゃ。其方の両親の件も合わせて何か欲しいものとかは、あるかい?」欲しいものとかねぇ~。「いえ大丈夫ですよ。これを期に今からやり直そうと思います。頑張ります!」そして召喚されたらチートのなかのチートな能力が「いや、これはおかしいだろぉよ...」
初めて書きます!作者です。自分は、語学が苦手でところどころ変になってたりするかもしれないですけどそのときは教えてくれたら嬉しいです!アドバイスもどんどん下さい。気分しだいの更新ですが優しく見守ってください。これから頑張ります!

知らない異世界を生き抜く方法
明日葉
ファンタジー
異世界転生、とか、異世界召喚、とか。そんなジャンルの小説や漫画は好きで読んでいたけれど。よく元ネタになるようなゲームはやったことがない。
なんの情報もない異世界で、当然自分の立ち位置もわからなければ立ち回りもわからない。
そんな状況で生き抜く方法は?

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。


少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

貴方の隣で私は異世界を謳歌する
紅子
ファンタジー
あれ?わたし、こんなに小さかった?ここどこ?わたしは誰?
あああああ、どうやらわたしはトラックに跳ねられて異世界に来てしまったみたい。なんて、テンプレ。なんで森の中なのよ。せめて、街の近くに送ってよ!こんな幼女じゃ、すぐ死んじゃうよ。言わんこっちゃない。
わたし、どうなるの?
不定期更新 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる