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第1章 幼年期
可愛いあの子とパーティを組んでみた。2
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☆☆☆☆☆☆
そんでもって、キングオブ・ゴーレムと相対する事早30分。ちょっと、こっちの体力が持たなくなってきた。何でって?ハルカさんがいるからね。ハルカさんを守りつつ、攻撃を躱して攻撃を食らわせるのは中々厳しい。剣術が多少なりとも上手くなったとはいえ、油断は出来ない。
「水精よ。流れ落ちる水の飛沫を受けて顕現せよ!ウォータークリエーション!」
しかし、思った以上にハルカさんも水魔法が強い。けれど、ちょっとの隙が出来るくらいだ。でも、俺にはそれで十分だ。その隙に日本刀に火属性の魔法を纏わせる。
「炎帝よ。罪を断罪せよ。その燃え盛る炎で燃やし尽くせ!ファイアーエンブレム!!」
同時に〈分解〉スキルも並行する。そして、攻撃する。・・・少しずつ倒せてきている。これなら、こいつを倒せる。倒して見せる!こいつには〈分解〉された部分を回復する能力はないようだ。良かった。しかし、後衛のハルカさんがまた魔力切れを起こし始めている。俺は一撃入魂のスキルと分解スキルを並行して、こいつがしばらく起きれないように攻撃を食らわせる。
そして、その隙にポーションをハルカさんに渡す。ハルカさんは迷わず飲んだ。これで、回復は出来ただろう。加速スキルでゴーレムの攻撃を躱しながら、一撃を食らわせる。・・・あと、もうちょっと。もう一回だけこいつに隙を与えて、その隙に一撃入魂のスキルと分解スキルも使いたい。でも、最後の最後で根性を見せ始めた。一撃、衝撃波でこちらに隙が出来てしまった。ゴーレムの一撃を躱せないところまで来てしまった。
ど、どうする・・・?
その時、最大限の魔力で詠唱魔法が放たれた。言わずもがな、後衛のハルカさんだ。
「水精よ!!龍の息吹の如く、流れたまえ!レジェンド・オブ・ウォータークリエーション!」
その攻撃で俺まで濡れたが、後ろに下がった事で、隙が出来て、俺は最大限の魔力で一撃入魂スキルと分解スキルを使い、キングオブ・ゴーレムに攻撃を食らわせた。これで、回復できないところまで攻撃したので、姿を消して、金貨とドロップアイテムを落としていった。俺達はしばらくその場から起きれなかった。
しかし、ハルカさんとは少し打ち解けた気がする。寝ころびながらも話をしてくる。俺はしばらくして、ポーションを飲んで、金貨とドロップアイテムを回収する。そうすると、未だに寝転がっているハルカさんは驚いた。
「ロイス君はアイテムボックスを持っているんだね。驚いた。」
可愛い声で言ってくるが、口調は男の口調になっていた。これが素か。
「いや、それ程でも?後で、この金貨とドロップアイテムを2人で分けようか?」
「えぇ!?こんなにあるんですよ。僕、持って帰れませんよ?僕、アイテムボックスなんて、持っていませんし。」
「それなら、俺が作ってあげようか?アイテムボックスのスキル作れるし。」
ポーションを渡しながら言った。ハルカさんはポーションを飲んで、魔力回復させるとまたもや驚く。
「ええっ?それ、本当なんですか?僕、さっきから驚きっぱなしなんですが。」
「あぁ、そう思えば、今のS級魔獣倒して、レベル相当上がったんじゃない?どうよ?」
そう言って、ステータスを確認する。いや、ここには俺もいるんですが、大丈夫ですか?そして、あまりのレベルの上がりようにハルカさんは頭を抱えた。この子、男の娘だけど、こういう姿もやっぱり可愛いと思う俺なのでした。
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そんでもって、キングオブ・ゴーレムと相対する事早30分。ちょっと、こっちの体力が持たなくなってきた。何でって?ハルカさんがいるからね。ハルカさんを守りつつ、攻撃を躱して攻撃を食らわせるのは中々厳しい。剣術が多少なりとも上手くなったとはいえ、油断は出来ない。
「水精よ。流れ落ちる水の飛沫を受けて顕現せよ!ウォータークリエーション!」
しかし、思った以上にハルカさんも水魔法が強い。けれど、ちょっとの隙が出来るくらいだ。でも、俺にはそれで十分だ。その隙に日本刀に火属性の魔法を纏わせる。
「炎帝よ。罪を断罪せよ。その燃え盛る炎で燃やし尽くせ!ファイアーエンブレム!!」
同時に〈分解〉スキルも並行する。そして、攻撃する。・・・少しずつ倒せてきている。これなら、こいつを倒せる。倒して見せる!こいつには〈分解〉された部分を回復する能力はないようだ。良かった。しかし、後衛のハルカさんがまた魔力切れを起こし始めている。俺は一撃入魂のスキルと分解スキルを並行して、こいつがしばらく起きれないように攻撃を食らわせる。
そして、その隙にポーションをハルカさんに渡す。ハルカさんは迷わず飲んだ。これで、回復は出来ただろう。加速スキルでゴーレムの攻撃を躱しながら、一撃を食らわせる。・・・あと、もうちょっと。もう一回だけこいつに隙を与えて、その隙に一撃入魂のスキルと分解スキルも使いたい。でも、最後の最後で根性を見せ始めた。一撃、衝撃波でこちらに隙が出来てしまった。ゴーレムの一撃を躱せないところまで来てしまった。
ど、どうする・・・?
その時、最大限の魔力で詠唱魔法が放たれた。言わずもがな、後衛のハルカさんだ。
「水精よ!!龍の息吹の如く、流れたまえ!レジェンド・オブ・ウォータークリエーション!」
その攻撃で俺まで濡れたが、後ろに下がった事で、隙が出来て、俺は最大限の魔力で一撃入魂スキルと分解スキルを使い、キングオブ・ゴーレムに攻撃を食らわせた。これで、回復できないところまで攻撃したので、姿を消して、金貨とドロップアイテムを落としていった。俺達はしばらくその場から起きれなかった。
しかし、ハルカさんとは少し打ち解けた気がする。寝ころびながらも話をしてくる。俺はしばらくして、ポーションを飲んで、金貨とドロップアイテムを回収する。そうすると、未だに寝転がっているハルカさんは驚いた。
「ロイス君はアイテムボックスを持っているんだね。驚いた。」
可愛い声で言ってくるが、口調は男の口調になっていた。これが素か。
「いや、それ程でも?後で、この金貨とドロップアイテムを2人で分けようか?」
「えぇ!?こんなにあるんですよ。僕、持って帰れませんよ?僕、アイテムボックスなんて、持っていませんし。」
「それなら、俺が作ってあげようか?アイテムボックスのスキル作れるし。」
ポーションを渡しながら言った。ハルカさんはポーションを飲んで、魔力回復させるとまたもや驚く。
「ええっ?それ、本当なんですか?僕、さっきから驚きっぱなしなんですが。」
「あぁ、そう思えば、今のS級魔獣倒して、レベル相当上がったんじゃない?どうよ?」
そう言って、ステータスを確認する。いや、ここには俺もいるんですが、大丈夫ですか?そして、あまりのレベルの上がりようにハルカさんは頭を抱えた。この子、男の娘だけど、こういう姿もやっぱり可愛いと思う俺なのでした。
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