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第1章 幼年期
ルナ王女と
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☆☆☆☆☆☆
「あら。貴方があの炎攻撃を仕掛けたのね。それも素晴らしく綺麗な炎だったわ。ありがとう。私を助けてくれて。貴方がいなければ、今頃私は殺されていたか、誘拐されていたところだわ。本当にありがとう。」
ルナ王女がドレスの裾を広げて頭を下げる。
「いえ。ルナ王女に怪我がなければそれで、良かったです。」
「私からもお礼を言おう。ありがとう、ロイスよ。神子としてではなくロイス自身に感謝する。」
国王陛下からも感謝される。
俺はたまらず、反論する。
「いえ?俺は神子の力がなければ、賊を倒すことができませんでした。だから・・・。」
国王陛下は譲らない。
「そうだ。ロイスには男爵の位を与えよう。」
ええ!?俺、貴族になってしまっているではないか!?公爵家の三男坊は準貴族なのに!?
「ええ。それがいいですわ、お父様!!彼にはすごい力を秘めているのを感じましたの。」
ルナ王女も賛成しないで!?俺は前世のおかげで、庶民派なんです。貴族とか面倒くさいだけだから!!!
「そうして、貴族階級で上がっていけば、私この方と結婚できるもの。」
この年で結婚考えているとか、まだ早い気がするんだけど!!ってルナ王女、俺と結婚する気なの!?俺はただ魔法騎士になりたいだけだから!!
「とてもお強い方でしたの。魅力を感じましたわ。」
もしかして、一目惚れされた!?あの時は遠すぎて誰だか分からなかったよね?
「私は遠巻きから、おそらくと思われる神子様の男性のお力であろうかと思い、つい見入ってしまいました。この高鳴りは恋なのかしら?」
はいぃぃぃ!!!!!??そんなことで恋に落ちちゃうの!?俺はとても驚いている。
ねぇ。俺の人生どうなっちゃうの!?
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「あら。貴方があの炎攻撃を仕掛けたのね。それも素晴らしく綺麗な炎だったわ。ありがとう。私を助けてくれて。貴方がいなければ、今頃私は殺されていたか、誘拐されていたところだわ。本当にありがとう。」
ルナ王女がドレスの裾を広げて頭を下げる。
「いえ。ルナ王女に怪我がなければそれで、良かったです。」
「私からもお礼を言おう。ありがとう、ロイスよ。神子としてではなくロイス自身に感謝する。」
国王陛下からも感謝される。
俺はたまらず、反論する。
「いえ?俺は神子の力がなければ、賊を倒すことができませんでした。だから・・・。」
国王陛下は譲らない。
「そうだ。ロイスには男爵の位を与えよう。」
ええ!?俺、貴族になってしまっているではないか!?公爵家の三男坊は準貴族なのに!?
「ええ。それがいいですわ、お父様!!彼にはすごい力を秘めているのを感じましたの。」
ルナ王女も賛成しないで!?俺は前世のおかげで、庶民派なんです。貴族とか面倒くさいだけだから!!!
「そうして、貴族階級で上がっていけば、私この方と結婚できるもの。」
この年で結婚考えているとか、まだ早い気がするんだけど!!ってルナ王女、俺と結婚する気なの!?俺はただ魔法騎士になりたいだけだから!!
「とてもお強い方でしたの。魅力を感じましたわ。」
もしかして、一目惚れされた!?あの時は遠すぎて誰だか分からなかったよね?
「私は遠巻きから、おそらくと思われる神子様の男性のお力であろうかと思い、つい見入ってしまいました。この高鳴りは恋なのかしら?」
はいぃぃぃ!!!!!??そんなことで恋に落ちちゃうの!?俺はとても驚いている。
ねぇ。俺の人生どうなっちゃうの!?
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