チート転生~チートって本当にあるものですね~

水魔沙希

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第1章 幼年期

神?神なんてくそくらえだ!!

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☆☆☆☆☆☆

神からの宝剣は、創造魔法でアイテムボックスを作り、そこにしまった。しかし、これが使える頃、立派な魔法騎士になっていることだろう。俺は階段を下り皆が待つ教会に戻った。

まず、声をかけてきたのはルーラ兄さんだった。

「ロイス。神の加護は得られたか?」

うーん"(-""-;)"
あれって、神の加護を得る儀式なのかよく分からなかった。

「うーん(゚-゚)一応?魔法騎士になりたいことバレてたしね。」

「やっぱり、お前も魔法騎士になりたいか!!神の声は聞こえたんだな。よかった!」

え!?それじゃあ、姿を現すのがおかしいみたいじゃないか。俺は次代の神の担い手って?何で、俺が神にならないといけないんだよ!!

自由にモンスターとか倒したいの!剣術だって、全部俺のワガママだもん!!・・・でも、チートにはとても憧れる。

そんなことを考えていると、リーナが俺にくっついてきた。・・・ずいぶん、寂しがらせてしまったからな。兄ちゃん、ずっとリーナに謝りたかった。

「ゴメン(>_<)リーナ!!少し距離を置いて!俺は今日から魔法騎士目指して、魔法使うから!そしたら、いっぱい、いっぱい魔法見せてあげるから!!」

そう、地べたに手をつき、土下座する。
そうすると、リーナは

「兄さんのまほう見たい。」

そう言ってくれて嬉しい。でも、ここは教会の中なので、外に出てからにしようか?

「じゃあ、外に出ようか。」

リーナは嬉しそうに返事をする。

「うん!!」

リーナは俺の手を握り、外へと連れ出す。兄妹水入らずで、何よりだ。

他の兄弟も微笑ましい光景を見ているようだ。

でもね?神なんてくそくらえだ!!

☆☆☆☆☆☆
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僕の名前はアーリー 不慮な事故で死んでしまった僕は転生することになりました 今度は幸せになってほしいという事でチートな能力を神様から授った まさかの転生という事でチートを駆使して暮らしていきたいと思います ーーーー 間違い召喚3巻発売記念として投稿いたします アーリーは間違い召喚と同じ時期に生まれた作品です 読んでいただけると嬉しいです 23話で一時終了となります

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