チート転生~チートって本当にあるものですね~

水魔沙希

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第1章 幼年期

どうしようか?

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☆☆☆☆☆☆

リーナは事あるごとに見せて欲しいとねだってきます。とても可愛いんだけど、ここは兄として我慢せざるを得ない状況。兄弟にもあまりバレたくない・・・!5歳までどう誤魔化そう?・・・というか、神子って珍しいものなのかな?何人かいて優遇されるっていうのも、あるよな?そうだよ、そうに決まっている!!

ごめん、リーナ。俺、リーナの前で魔法使うのやめます。

「にーたま。あれ。」

「にーたま、今日は調子が悪いんだ。ごめんね、リーナ。」

そう言っても、引き下がらないリーナ。

「にーたま、あれやって!!」

「ごめん、リーナ!!」

俺は流石に、耐え切れず逃げてしまった。追いつけないリーナ。・・・本当にごめんね。悪い兄ちゃんだ。

俺は飛翔フライの魔法で屋根の上に昇る。ここなら、誰にも気付かれないはず。
今度からはここで魔法練習しようかな?・・・やっぱり、魔法が5歳になってからしか使えないのなら、5歳になって俺は神子でした。って発表すれば、魔力の量もおかしい値ではないと分かるはず。

・・・いや?ここはいっそ神子の事黙って、旅に出て、モンスターと戦う毎日とかどうだろう?どうせ、公爵家の三男坊だもの。それくらいよくね?王城で魔法騎士として働くのもアリかも。そうすれば、剣術が学べるもの。意外にも才能あったりして・・・。

いやあ、未来の事想像すると、盛り上がっちゃうよね。そのためにも、この年で妹離れをしなくてはならない。くぅ・・・!きつい!!でも、7歳離れている兄さん達と多く話せるチャンスだよね!!リーナも兄さんや姉さんと多く話せるチャンスがあった方がいいはず。双方いいことあるよな?

でも、バレないかな?どうか、バレないで欲しい!!一応、リライトで運上げとこうか?

「リライト!運の値を5,000から10,000に上げて!」

くぅ・・・!今までリライト多くリライト使ってきたけど、耐え切ったのはこれが初めてだ。
2年間だけリーナと距離を置こう。

☆☆☆☆☆☆
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