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1.幼少期!
35.異分子混入!
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樹の根っこを辿っていくと、大きい樹木があった。けれども、何故かやせ細っている気がする。そのせいか、最初世界樹のオーラみたいのが全然伝わってこなかった。これじゃあ、赤子の人間を元の姿に戻せるような万能薬も創れそうにないな。
グレイは早速、スマートフォンで撮影する。そうすると、世界樹の力が弱まっている原因が判明する。
異分子の混入。
本来の世界樹の働きを阻害する有毒物質が世界樹の傍に、生えている。これじゃあ、世界樹は上手く機能しないよな。でも、そうと分かったグレイは有毒物質を取り除く前に、とある薬を用意する。
「エレーナ。ルシアン王子。これ、飲んで。」
「ん?これは、何だ?」
「パナシーボトル。異常状態になるのを防ぐ予防薬。」
ルシアン王子はためらいなく飲んだ。それを見たエレーナも同様に。・・・多少、能力値が上がったのは気にしないで置こう。
「・・・なんか、バリケードみたいなのが出てきた。」
「だから、言っているじゃない。異常状態を防ぐ予防薬だって。これから、有毒物質を取り除くから、毒にやられない為に飲んでもらったんだからっ。」
「・・・有毒物質って、あのいかにも禍々しいオーラを放っている紫色の植物だよな?」
うん。いかにも禍々しいオーラです。どんな効力があるのやら。しかし、毒薬変じて薬となるとも言うからもしかしたら、何かに使えるかもしれない。・・・今は、使わないけどね。
しっかし、大量に生えているな。こんなに生えていたら、近くにあるワープシステムにも影響が出そうなもの。
グレイは禍々しいオーラを放っている植物の写真を撮る。
名前は『蠱毒草』。名前、物騒すぎない?何故、蠱毒の名がついているんだぁ!?蠱毒にでも使うんかぁ!!正直、怖っ。
ルシアン王子はグレイの持つスマートフォンを覗き込む。
「えっと、なんて読むんだ、これ?」
そう言うのも仕方ない。だって、『日本語』で書かれているから。この世界ではルーン文字として、名前が付けられている。
「んっと、蠱毒草だって。毒々しい名前。名前に毒がついているし、シア曰く蠱毒と呼ばれるものに使われそうだって。」
「蠱毒?」
「えーっと、小さな入れ物に虫を大量に入れて、互いに共食いさせるの。そして、最後に残った1匹を呪いに使うとかなんとか。しかも、呪いは最強クラスなんだって。・・・怖いなぁ・・・。これを引き抜いたらどうなる事やら。」
「・・・何とも、想像したくないなぁ。俺ですら、震える。」
「もう、全部分解するしかない。それで、対処しようかなっ?」
グレイは早速取り掛かる。
グレイは早速、スマートフォンで撮影する。そうすると、世界樹の力が弱まっている原因が判明する。
異分子の混入。
本来の世界樹の働きを阻害する有毒物質が世界樹の傍に、生えている。これじゃあ、世界樹は上手く機能しないよな。でも、そうと分かったグレイは有毒物質を取り除く前に、とある薬を用意する。
「エレーナ。ルシアン王子。これ、飲んで。」
「ん?これは、何だ?」
「パナシーボトル。異常状態になるのを防ぐ予防薬。」
ルシアン王子はためらいなく飲んだ。それを見たエレーナも同様に。・・・多少、能力値が上がったのは気にしないで置こう。
「・・・なんか、バリケードみたいなのが出てきた。」
「だから、言っているじゃない。異常状態を防ぐ予防薬だって。これから、有毒物質を取り除くから、毒にやられない為に飲んでもらったんだからっ。」
「・・・有毒物質って、あのいかにも禍々しいオーラを放っている紫色の植物だよな?」
うん。いかにも禍々しいオーラです。どんな効力があるのやら。しかし、毒薬変じて薬となるとも言うからもしかしたら、何かに使えるかもしれない。・・・今は、使わないけどね。
しっかし、大量に生えているな。こんなに生えていたら、近くにあるワープシステムにも影響が出そうなもの。
グレイは禍々しいオーラを放っている植物の写真を撮る。
名前は『蠱毒草』。名前、物騒すぎない?何故、蠱毒の名がついているんだぁ!?蠱毒にでも使うんかぁ!!正直、怖っ。
ルシアン王子はグレイの持つスマートフォンを覗き込む。
「えっと、なんて読むんだ、これ?」
そう言うのも仕方ない。だって、『日本語』で書かれているから。この世界ではルーン文字として、名前が付けられている。
「んっと、蠱毒草だって。毒々しい名前。名前に毒がついているし、シア曰く蠱毒と呼ばれるものに使われそうだって。」
「蠱毒?」
「えーっと、小さな入れ物に虫を大量に入れて、互いに共食いさせるの。そして、最後に残った1匹を呪いに使うとかなんとか。しかも、呪いは最強クラスなんだって。・・・怖いなぁ・・・。これを引き抜いたらどうなる事やら。」
「・・・何とも、想像したくないなぁ。俺ですら、震える。」
「もう、全部分解するしかない。それで、対処しようかなっ?」
グレイは早速取り掛かる。
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