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1.幼少期!
28.ワープシステムの異常!
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何とかして、小さな王子達を捕まえて、野菜を収穫を再開する。小さな王子達も興味があるようで、お手伝いしてくれる。・・・正直言うと、邪魔しているようにも思える。だけど、物珍しい野菜なので、食べてみたい様子。
「お兄ちゃん。僕達もお野菜食べたいの。」
「・・・いいけどねっ♪でも、その代わり、お残しは許さないからねっ?」
「「はーい!!」」
収穫した野菜をその場で調理しようとする。スマートフォンを操作して、いつでもキャンプ出来るようなセットを用意、そして、出現させる。
「「うわぁ!!魔法みたい!!」」
・・・実際は魔法・・・?なんだよな??アイテムボックスも魔法の一種だしな。
「・・・えーと?この子達は魔法が使えないのかな?」
「・・・今のところは使っているのを見た事がない。」
俺はそのくらいの年齢からバシバシ使っていたけどなー?オンライン診療で見てみよう。
グレイは二人の写真を撮り、ステータス確認。そしたら、微弱だけど使えるらしい。ただ、魔力が少なくて、すぐに倒れそうだが。
そんな事を気にしていると、ピーンとグレイがある事を考えたのだった。
「イアン王子とリオン王子は魔法を使いたいー?」
「「もっちろん!!」」
「じゃあ、これを飲んでみよっかっ?」
取り出したのは、『エリクシール』であった。お子様用に、イチゴ味にしてある。グレイは甘いもの好きだからな。
小さな王子達は一気に飲み干す。そうすると、ステータスに変化が出た。・・・ん?元に戻った?そんなバカな。まぁ、戻った以上に魔力は増えているけどね。でも、一時的に能力値が減っていた。これは。
「えっ?ウソだー。何で、そんな事が起きて・・・。」
そう言いながら、ユリオ王子を見つめる。グレイは指示する。
「ユリオ王子。自分のステータスを確認してみて。あぁ、僕には見せなくていいからねっ?勝手に見るから。」
「あぁ。・・・ん?これって・・・!」
ユリオ王子の能力値も一時的に下がっていた。けれど、倒れるくらいではなかった。だから、きっと体調を崩さなかったんだと思う。
この状況が起きた原因。それは、ワープシステムしかないだろう。それ故に、王妃様、王女達は倒れてしまったのだと思う。
「ワープシステムの不具合かなー?何で、それが起きたのかちょっと、調査してみようかな?このままにしておくのも、問題だからねっ。ユリオ王子はこれを王妃様と小さな王女達に渡してきてね。多分、酔いが醒めると思うよ?僕はちょっと、この子達に野菜を使ったお料理を作ってから、調べてみるー。」
さらに、エリクシールを手渡す。ちょっと、何してんすか。
・
・
・
「これ、美味しー!!」
「甘いなー!!」
「・・・まぁ、そう言ってくれると、作った甲斐もあったって事だね。」
「これだけ、食欲旺盛なら、倒れる心配もないか。」
「その前に、回復してあげたけどね。でも、好き嫌いがない子達で、本当に良かった。」
ついでに、ポーションでユリオ王子の能力値を元に戻した。・・・まぁ、能力値は上がるのは無視する方向で。
そして、エレーナと一緒にワープシステムの調査に乗り込むのだった。
「お兄ちゃん。僕達もお野菜食べたいの。」
「・・・いいけどねっ♪でも、その代わり、お残しは許さないからねっ?」
「「はーい!!」」
収穫した野菜をその場で調理しようとする。スマートフォンを操作して、いつでもキャンプ出来るようなセットを用意、そして、出現させる。
「「うわぁ!!魔法みたい!!」」
・・・実際は魔法・・・?なんだよな??アイテムボックスも魔法の一種だしな。
「・・・えーと?この子達は魔法が使えないのかな?」
「・・・今のところは使っているのを見た事がない。」
俺はそのくらいの年齢からバシバシ使っていたけどなー?オンライン診療で見てみよう。
グレイは二人の写真を撮り、ステータス確認。そしたら、微弱だけど使えるらしい。ただ、魔力が少なくて、すぐに倒れそうだが。
そんな事を気にしていると、ピーンとグレイがある事を考えたのだった。
「イアン王子とリオン王子は魔法を使いたいー?」
「「もっちろん!!」」
「じゃあ、これを飲んでみよっかっ?」
取り出したのは、『エリクシール』であった。お子様用に、イチゴ味にしてある。グレイは甘いもの好きだからな。
小さな王子達は一気に飲み干す。そうすると、ステータスに変化が出た。・・・ん?元に戻った?そんなバカな。まぁ、戻った以上に魔力は増えているけどね。でも、一時的に能力値が減っていた。これは。
「えっ?ウソだー。何で、そんな事が起きて・・・。」
そう言いながら、ユリオ王子を見つめる。グレイは指示する。
「ユリオ王子。自分のステータスを確認してみて。あぁ、僕には見せなくていいからねっ?勝手に見るから。」
「あぁ。・・・ん?これって・・・!」
ユリオ王子の能力値も一時的に下がっていた。けれど、倒れるくらいではなかった。だから、きっと体調を崩さなかったんだと思う。
この状況が起きた原因。それは、ワープシステムしかないだろう。それ故に、王妃様、王女達は倒れてしまったのだと思う。
「ワープシステムの不具合かなー?何で、それが起きたのかちょっと、調査してみようかな?このままにしておくのも、問題だからねっ。ユリオ王子はこれを王妃様と小さな王女達に渡してきてね。多分、酔いが醒めると思うよ?僕はちょっと、この子達に野菜を使ったお料理を作ってから、調べてみるー。」
さらに、エリクシールを手渡す。ちょっと、何してんすか。
・
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「これ、美味しー!!」
「甘いなー!!」
「・・・まぁ、そう言ってくれると、作った甲斐もあったって事だね。」
「これだけ、食欲旺盛なら、倒れる心配もないか。」
「その前に、回復してあげたけどね。でも、好き嫌いがない子達で、本当に良かった。」
ついでに、ポーションでユリオ王子の能力値を元に戻した。・・・まぁ、能力値は上がるのは無視する方向で。
そして、エレーナと一緒にワープシステムの調査に乗り込むのだった。
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