4 / 221
第1章:スキル獲得編
第4話:ハズレスキル
しおりを挟む
冒険者に登録できるのはスキルを得てからである。
多くの子供はスキルを授かったその日に登録する。
次の日の夕方に登録する子供は少ない。
セネカとルキウスは近場の森で良く獣を狩っていたし、薬草採取などもしていたのでギルドに幾人かの知り合いがいる。
だが、ギルドの受付を見てみても、今日は見知ったひとがいなかったので空いているところに並ぶことにした。
セネカの順番がやってきたので、冒険者の登録を行う。
スキル欄には【縫う】と書いたが、身分証がわりに登録を行う人もいるので特に何も言われず、冒険者カードに魔力を登録した。
セネカは青銅級になった。見習いの等級である。
ある程度実績を残すと鉄級になることができる。
銅級に上がると一端の冒険者だと認められ、生活水準も上がってくる。
銀級は一流の証だ。街に数人いるくらいが多く、ちょっとした有名人になる。
金級以上はなかなかお目にかかれない。大きな都市に行けば別だが、そうでなければ有事の際か偶然でしか会えない存在だ。
「よぉ、セネカじゃねぇか」
冒険者ギルドを出ようとすると、孤児院のノルトが絡んできた。
ノルトは他にピケとミッツを連れている。いつもの顔ぶれだ。
「お前、【縫う】なんていうハズレスキルだったのに、まだ冒険者になるつもりなのか?」
「なるよ。ノルトもなったんでしょ?」
「あぁ、俺は【剣術】スキルを授かったからな。ピケは【短槍術】、ミッツは【水魔法】だ」
随分とバランスよくスキルを授かったのだなとセネカは思った。
「みんな冒険者用のスキルだったんだね」
「あぁ、お前と違ってな。どうだセネカ、俺たちのパーティに入れてやってもいいぞ? ハズレスキルだったらパーティを見つけるのも大変だろ?」
ノルトは胸を張って言った。
「ううん。大丈夫。私ノルトたちより強いし」
セネカはなんでもないことのように言った。
するとノルトは顔を真っ赤にして怒り出した。
「スキルを得て俺たちは強くなったんだ。セネカなんて簡単に追い越すぞ」
セネカはその言葉を挑発と受け取った。
見た目は美少女だが、セネカはとんでもない跳ねっ返りである。
「だったら私がノルトたちの力を見てあげる。孤児院に帰ろう」
「分かった。受けて立つ」
セネカは自信満々で笑顔を浮かべた。
腹が立っていたノルトも、その顔につい見惚れてしまった。
◆
孤児院に戻って、庭に出た。
ルキウス以外と戦う時は、孤児院にある削った木の剣を使う。
かろうじて剣の見た目を保っているが、実体は棒に近い。
棒振りセネカの本領発揮である。
公平公正なミッツが審判だ。
セネカとノルトが向かい合って構える。
「始め!」
ミッツの声が響いた。
ノルトが斬り掛かってくる。
セネカはいつものように受け流そうとした。
しかし、ノルトの振り下ろしが想像以上に鋭い。
セネカは一歩引いて回避することにした。
ノルトの木剣が空を切る。
セネカは体勢を整えて後詰めをしようとした。だが、ノルトは返す刀で二撃目を放ってきた。
それはセネカにとって大した攻撃ではなかったが、ノルトがそんな行動を取ってきたことなど、これまでなかった。
セネカはあえて半歩前に出て、ノルトの木剣の握り手近くを力の限り叩いた。
するとノルトの剣は打ち据えられ、受け流された。
ノルトもセネカも後退し、距離を取る。
「俺の剣はどうだ、セネカ」
セネカは答えなかったが、自慢気なノルトの顔が正直鼻についた。
しかし、強くなっていることは事実だった。
セネカは気を引き締めた。
そして身体を適度に引き絞る。
ノルトの呼吸を読み、隙を待つ。
ノルトが息を吐き切るタイミングを見計らって強く踏み出す。
遠い間合いにいたセネカがもう目の前に来ている。
ノルトにはセネカの剣が伸びてくるように見えた。
反射的に腕を上げて、固まってしまった。
セネカはノルトの横に回り込み、首に剣を向ける。
「そこまで!」
ミッツの声が響いた。
「ちくしょう!」
ノルトは剣を地面に投げつけた。
セネカの心臓はバクバクしていた。
うまくタイミングが取れたからよかったものの、乱戦になっていたら間違いが起きてしまったかもしれないと感じた。
ノルトの剣は力強くて、油断すると打ち負けてしまいそうだった。
ノルトは地団駄を踏んで悔しがっている。
「せっかく剣のスキルを得たのに、ハズレスキルに負けるなんて!」
セネカはノルトがハズレスキルと連呼するものだから、頭に血が上った。
納めていた木剣に手を掛ける。
しかし、影の薄いピケが前に出てきて言った。
「ノルト、冒険者に適さないスキルを得ている人はたくさんいるんだ。そう言い方をしていると、多くの人を敵に回すことになるよ」
その物言いは冷静でノルトもセネカも納得した。
だが、あまりにもはっきりと「冒険者に適さない」と言われたことでセネカはちょっと傷ついた。
「ちっ! 分かったよ!」
投げやりにノルトは言い放った。
セネカはピケに毒気を抜かれてしまったので、思ったことを呟いて大部屋に戻ることにした。
「ノルト、強くなった」
セネカは無意識に微笑んでいた。
三人の少年はその眩しい笑顔に当てられて、セネカがいなくなった後も、セネカが居た場所を見つめながら呆然と立ち尽くした。
◆
セネカは部屋に戻りながら考えを巡らせていた。
焦ったことも確かだが、実力が分かった今ならノルトと何回戦っても負ける気はしない。
それほど二人の強さには差がある。
けれども、ノルトがスキルを得て格段に強くなったことも事実だった。
セネカは自分が傲慢になっていたことに気づいた。
自分は追われる者になったのだ。
慢心すればあっという間にノルトに追いつかれる。
ノルトだけではない。ミッツだってピケだって有用なスキルを得たのだ。
実感していた差は、セネカが思っていたほどではなかったのかもしれない。
自分のスキルはやっぱりハズレスキルなのかもしれないとセネカは思って、ちょっと辛い気持ちになった。
しかし、この時のセネカは気が付かなかった。
ノルトが成長するのと同じかそれ以上に、セネカも自分のスキルを成長させられるということに。
多くの子供はスキルを授かったその日に登録する。
次の日の夕方に登録する子供は少ない。
セネカとルキウスは近場の森で良く獣を狩っていたし、薬草採取などもしていたのでギルドに幾人かの知り合いがいる。
だが、ギルドの受付を見てみても、今日は見知ったひとがいなかったので空いているところに並ぶことにした。
セネカの順番がやってきたので、冒険者の登録を行う。
スキル欄には【縫う】と書いたが、身分証がわりに登録を行う人もいるので特に何も言われず、冒険者カードに魔力を登録した。
セネカは青銅級になった。見習いの等級である。
ある程度実績を残すと鉄級になることができる。
銅級に上がると一端の冒険者だと認められ、生活水準も上がってくる。
銀級は一流の証だ。街に数人いるくらいが多く、ちょっとした有名人になる。
金級以上はなかなかお目にかかれない。大きな都市に行けば別だが、そうでなければ有事の際か偶然でしか会えない存在だ。
「よぉ、セネカじゃねぇか」
冒険者ギルドを出ようとすると、孤児院のノルトが絡んできた。
ノルトは他にピケとミッツを連れている。いつもの顔ぶれだ。
「お前、【縫う】なんていうハズレスキルだったのに、まだ冒険者になるつもりなのか?」
「なるよ。ノルトもなったんでしょ?」
「あぁ、俺は【剣術】スキルを授かったからな。ピケは【短槍術】、ミッツは【水魔法】だ」
随分とバランスよくスキルを授かったのだなとセネカは思った。
「みんな冒険者用のスキルだったんだね」
「あぁ、お前と違ってな。どうだセネカ、俺たちのパーティに入れてやってもいいぞ? ハズレスキルだったらパーティを見つけるのも大変だろ?」
ノルトは胸を張って言った。
「ううん。大丈夫。私ノルトたちより強いし」
セネカはなんでもないことのように言った。
するとノルトは顔を真っ赤にして怒り出した。
「スキルを得て俺たちは強くなったんだ。セネカなんて簡単に追い越すぞ」
セネカはその言葉を挑発と受け取った。
見た目は美少女だが、セネカはとんでもない跳ねっ返りである。
「だったら私がノルトたちの力を見てあげる。孤児院に帰ろう」
「分かった。受けて立つ」
セネカは自信満々で笑顔を浮かべた。
腹が立っていたノルトも、その顔につい見惚れてしまった。
◆
孤児院に戻って、庭に出た。
ルキウス以外と戦う時は、孤児院にある削った木の剣を使う。
かろうじて剣の見た目を保っているが、実体は棒に近い。
棒振りセネカの本領発揮である。
公平公正なミッツが審判だ。
セネカとノルトが向かい合って構える。
「始め!」
ミッツの声が響いた。
ノルトが斬り掛かってくる。
セネカはいつものように受け流そうとした。
しかし、ノルトの振り下ろしが想像以上に鋭い。
セネカは一歩引いて回避することにした。
ノルトの木剣が空を切る。
セネカは体勢を整えて後詰めをしようとした。だが、ノルトは返す刀で二撃目を放ってきた。
それはセネカにとって大した攻撃ではなかったが、ノルトがそんな行動を取ってきたことなど、これまでなかった。
セネカはあえて半歩前に出て、ノルトの木剣の握り手近くを力の限り叩いた。
するとノルトの剣は打ち据えられ、受け流された。
ノルトもセネカも後退し、距離を取る。
「俺の剣はどうだ、セネカ」
セネカは答えなかったが、自慢気なノルトの顔が正直鼻についた。
しかし、強くなっていることは事実だった。
セネカは気を引き締めた。
そして身体を適度に引き絞る。
ノルトの呼吸を読み、隙を待つ。
ノルトが息を吐き切るタイミングを見計らって強く踏み出す。
遠い間合いにいたセネカがもう目の前に来ている。
ノルトにはセネカの剣が伸びてくるように見えた。
反射的に腕を上げて、固まってしまった。
セネカはノルトの横に回り込み、首に剣を向ける。
「そこまで!」
ミッツの声が響いた。
「ちくしょう!」
ノルトは剣を地面に投げつけた。
セネカの心臓はバクバクしていた。
うまくタイミングが取れたからよかったものの、乱戦になっていたら間違いが起きてしまったかもしれないと感じた。
ノルトの剣は力強くて、油断すると打ち負けてしまいそうだった。
ノルトは地団駄を踏んで悔しがっている。
「せっかく剣のスキルを得たのに、ハズレスキルに負けるなんて!」
セネカはノルトがハズレスキルと連呼するものだから、頭に血が上った。
納めていた木剣に手を掛ける。
しかし、影の薄いピケが前に出てきて言った。
「ノルト、冒険者に適さないスキルを得ている人はたくさんいるんだ。そう言い方をしていると、多くの人を敵に回すことになるよ」
その物言いは冷静でノルトもセネカも納得した。
だが、あまりにもはっきりと「冒険者に適さない」と言われたことでセネカはちょっと傷ついた。
「ちっ! 分かったよ!」
投げやりにノルトは言い放った。
セネカはピケに毒気を抜かれてしまったので、思ったことを呟いて大部屋に戻ることにした。
「ノルト、強くなった」
セネカは無意識に微笑んでいた。
三人の少年はその眩しい笑顔に当てられて、セネカがいなくなった後も、セネカが居た場所を見つめながら呆然と立ち尽くした。
◆
セネカは部屋に戻りながら考えを巡らせていた。
焦ったことも確かだが、実力が分かった今ならノルトと何回戦っても負ける気はしない。
それほど二人の強さには差がある。
けれども、ノルトがスキルを得て格段に強くなったことも事実だった。
セネカは自分が傲慢になっていたことに気づいた。
自分は追われる者になったのだ。
慢心すればあっという間にノルトに追いつかれる。
ノルトだけではない。ミッツだってピケだって有用なスキルを得たのだ。
実感していた差は、セネカが思っていたほどではなかったのかもしれない。
自分のスキルはやっぱりハズレスキルなのかもしれないとセネカは思って、ちょっと辛い気持ちになった。
しかし、この時のセネカは気が付かなかった。
ノルトが成長するのと同じかそれ以上に、セネカも自分のスキルを成長させられるということに。
49
お気に入りに追加
606
あなたにおすすめの小説

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?

異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます
ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。
何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。
生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える
そして気がつけば、広大な牧場を経営していた
※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。
7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。
5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます!
8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!

病原菌鑑定スキルを極めたら神ポーション出来ちゃいました
夢幻の翼
ファンタジー
【錬金調薬師が治癒魔法士に劣るとは言わせない!】
病を治す錬金調薬師の家系に生まれた私(サクラ)はとある事情から家を出て行った父に代わり工房を切り盛りしていた。
季節は巡り、また流行り風邪の季節になるとポーション作成の依頼は急増し、とてもではないが未熟な私では捌ききれない依頼が舞い込む事になる。
必死になって調薬するも終わらない依頼についに体調を崩してしまった。
帰らない父、終わらない依頼。
そして猛威を振るう凶悪な流行り風邪に私はどう立ち向かえば良いのか?
そして、私の作った神ポーションで誰を救う事が出来たのか?

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。

「宮廷魔術師の娘の癖に無能すぎる」と婚約破棄され親には出来損ないと言われたが、厄介払いと嫁に出された家はいいところだった
今川幸乃
ファンタジー
魔術の名門オールストン公爵家に生まれたレイラは、武門の名門と呼ばれたオーガスト公爵家の跡取りブランドと婚約させられた。
しかしレイラは魔法をうまく使うことも出来ず、ブランドに一方的に婚約破棄されてしまう。
それを聞いた宮廷魔術師の父はブランドではなくレイラに「出来損ないめ」と激怒し、まるで厄介払いのようにレイノルズ侯爵家という微妙な家に嫁に出されてしまう。夫のロルスは魔術には何の興味もなく、最初は仲も微妙だった。
一方ブランドはベラという魔法がうまい令嬢と婚約し、やはり婚約破棄して良かったと思うのだった。
しかしレイラが魔法を全然使えないのはオールストン家で毎日飲まされていた魔力増加薬が体質に合わず、魔力が暴走してしまうせいだった。
加えて毎日毎晩ずっと勉強や訓練をさせられて常に体調が悪かったことも原因だった。
レイノルズ家でのんびり過ごしていたレイラはやがて自分の真の力に気づいていく。

家族で突然異世界転移!?パパは家族を守るのに必死です。
3匹の子猫
ファンタジー
社智也とその家族はある日気がつけば家ごと見知らぬ場所に転移されていた。
そこは俺の持ちうる知識からおそらく異世界だ!確かに若い頃は異世界転移や転生を願ったことはあったけど、それは守るべき家族を持った今ではない!!
こんな世界でまだ幼い子供たちを守りながら生き残るのは酷だろ…だが、俺は家族を必ず守り抜いてみせる!!
感想やご意見楽しみにしております!
尚、作中の登場人物、国名はあくまでもフィクションです。実在する国とは一切関係ありません。

竹林にて清談に耽る~竹姫さまの異世界生存戦略~
月芝
ファンタジー
庭師であった祖父の薫陶を受けて、立派な竹林好きに育ったヒロイン。
大学院へと進学し、待望の竹の研究に携われることになり、ひゃっほう!
忙しくも充実した毎日を過ごしていたが、そんな日々は唐突に終わってしまう。
で、気がついたら見知らぬ竹林の中にいた。
酔っ払って寝てしまったのかとおもいきや、さにあらず。
異世界にて、タケノコになっちゃった!
「くっ、どうせならカグヤ姫とかになって、ウハウハ逆ハーレムルートがよかった」
いかに竹林好きとて、さすがにこれはちょっと……がっくし。
でも、いつまでもうつむいていたってしょうがない。
というわけで、持ち前のポジティブさでサクっと頭を切り替えたヒロインは、カーボンファイバーのメンタルと豊富な竹知識を武器に、厳しい自然界を成り上がる。
竹の、竹による、竹のための異世界生存戦略。
めざせ! 快適生活と世界征服?
竹林王に、私はなる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる