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アスペな母娘、そして家族
【主語がない】
しおりを挟む主語がない。
はい。私もよくやらかします。
私の場合は、
「何が?」や、「誰が?」
って最終的に聞かれるので、
慌ててつけ足します。
あーまたやっちゃったなーって感じです。
どうしても、なんとなく相手が知ってる前提になっちゃうんです。
なんでかは、わからないけど。
さて、母は深刻です。
母も、主語がよくぬけます。
しかし、母は、「誰が?」などと聞かれようものなら無視します。
はい。静かに『マジギレ』してるんです。
どうしてかというと、
母は、『わかってるくせにわざと質問している』
って、勘違いするんです。
相手がわかっている前提が、
母の場合かなり極端です。
何度説明してもなおりません。
そして、母はよく主語を間違います。
「タオルとって」って指差した方向にタオルがなかったりします。
代わりに横たわってるのはふきん。
あー、これか。って思いながら
黙って渡します。
「これはタオルじゃなくてふきんだよ」って言ったら
母の逆鱗に触れることでしょう。
こんなこともありました。
母にいきなり
「グリーン!」
って言われたんです。
一瞬????ってなりましたが、もはやいつものこと。
母の目が私の方ではなく、違う方を見ていたので、
同じ方に目をやると、
そこに『グリーン』の正体がありました。
緑の花瓶だったんです。
それを取ってほしいって意味だったんです。
本来なら「そこの花瓶とって」が、
なにがどうなったのか、「グリーン!」に
母の中でなったみたいです。
なんかこう見ると、ちょっとかわいいですね♪
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