アスペでADDな母娘

PoliteFlower

文字の大きさ
上 下
26 / 80
アスペな母娘、そして家族

【主語がない】

しおりを挟む

主語がない。
はい。私もよくやらかします。

私の場合は、

「何が?」や、「誰が?」

って最終的に聞かれるので、
慌ててつけ足します。

あーまたやっちゃったなーって感じです。
どうしても、なんとなく相手が知ってる前提になっちゃうんです。
なんでかは、わからないけど。


さて、母は深刻です。


母も、主語がよくぬけます。
しかし、母は、「誰が?」などと聞かれようものなら無視します。

はい。静かに『マジギレ』してるんです。

どうしてかというと、
母は、『わかってるくせにわざと質問している』
って、勘違いするんです。

相手がわかっている前提が、
母の場合かなり極端です。
何度説明してもなおりません。


そして、母はよく主語を間違います。

「タオルとって」って指差した方向にタオルがなかったりします。
代わりに横たわってるのはふきん。

あー、これか。って思いながら
黙って渡します。
「これはタオルじゃなくてふきんだよ」って言ったら
母の逆鱗に触れることでしょう。


こんなこともありました。

母にいきなり

「グリーン!」

って言われたんです。
一瞬????ってなりましたが、もはやいつものこと。
母の目が私の方ではなく、違う方を見ていたので、
同じ方に目をやると、
そこに『グリーン』の正体がありました。
緑の花瓶だったんです。
それを取ってほしいって意味だったんです。


本来なら「そこの花瓶とって」が、
なにがどうなったのか、「グリーン!」に
母の中でなったみたいです。


なんかこう見ると、ちょっとかわいいですね♪
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

鬼母(おにばば)日記

歌あそべ
現代文学
ひろしの母は、ひろしのために母親らしいことは何もしなかった。 そんな駄目な母親は、やがてひろしとひろしの妻となった私を悩ます鬼母(おにばば)に(?) 鬼母(おにばば)と暮らした日々を綴った日記。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...