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side:柚希 六年後の二人 ※
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僕も大学を卒業して、今日から専業主婦になるわけだけど……。
もう夕方…今からじゃ大した事が出来ないなって。
朝は四時に起きた、涼一さんが五時に起きるから。
ご飯を作ったりしてると、五時より前に涼一さんが起きて来て……。
「柚希の手作りご飯だと!?」
涼一さんがご飯の撮影を始めてしまう。
「恥ずかしいよ!早く食べよう?」
しっかり僕のエプロン姿とかまで撮影してからご飯を食べた。
その後涼一さんを送り出す時だった。
「柚希…寂しいとは思うが、出来るだけ早く帰るから。」
「うん、行ってらっしゃい。早く帰って来てくれたら嬉しいな。」
行ってらっしゃいのキス……だと思ったら違った。
「りょ、涼一さんっ!?」
その場で押し倒された。
「間に合わなくなっちゃうよ!」
「俺の奥さんの見送り……駄目だもう萌えが溢れ出る!」
そのまま剥かれてがっつりしてしまった…。
僕が気付いた時は涼一さんは居なくて、僕はベッドに寝かされていた。
何時に出たんだろう?
そして僕が時計を見ると…夕方だった。
今日は洗濯して掃除は明日にしよう。
ベッドのシーツだけは毎日変えないとならないからね。
本当はシーツも涼一さんがやるから僕はやらなくていいって言われてるけど、何にもしてない僕がやるのは当然だし。
そもそも朝御飯も喜んでくれてたけど、作らなくていいって言ってくれてるけど。
しない方が喜ばれたらどうしよう…。
さあ買い物…って言ってもネットでだけど。
しようとしたら涼一さんが帰って来た。
早っ、まだ十八時なのに…。
「本当に早かったね?出たの遅くなかったの?」
「昼には出たからな。」
って事は僕は四時間くらいは昏倒してたのか…。
「あ、お帰りなさい。」
僕からキスをすると、涼一さんがキラキラした目で見てた。
「俺の嫁のお帰りなさい…。」
…予感はしたけど、ベッドに急いで運ばれてまた一戦になってしまった。
買い物が出来なかった……。
明日はきっと、今日よりは涼一さんも慣れてくれると思うから、家事出来ると思うんだ。
と言う僕の読みは甘く、今週一杯このルーティーンは続いた。
翌週、ようやく朝御飯を普通に…と思っていたら…。
「柚希、食べさせてくれるか?」
「あ、はい。」
ヨーグルトをスプーンで掬って差し出すと、涼一さんが食べた直後なんか感激していた。
このぐらいで喜んで貰えると嬉しいな。
食べ終えると洗おうかなと思ってたら…。
「食後の柚希!」
ベッドへ。
「仕事は?」
「昼に出るようにしてきた。」
とうとう昼出になってしまった。
そして気が付くとやっぱり夕方…。
洗濯と掃除と買い物を三日ごとにするしか無い。
土日は朝から、トイレと食事以外はずっとベッドの中。
特に日曜日は夜には動けなくなってて、そのままいつの間にか意識を失うように寝てる。
もしかしてベッドの中に居る時間が一番長い!?
これはいけないと思って、翌朝。
「今週は土日のどちらか外デートしたいんだけど、どうかな?」
「ああ、何処に行きたい?国内か?海外か?」
すっごく嬉しそうに飛び付いてくれた。
僕からのお願いになるのかな?
「特に決まってないんだけど、美味しい物食べに行こう?涼一さんは一番好きな食べ物って?」
「柚希だ。」
キラーワードを踏んじゃった…。
ベッドに運ばれて食べられてしまった。
結局北海道に行って海産物を食べたり、日本最北端とかを観光して…。
家に帰って来ると、心地良い疲労でベッドに倒れる。
「美味しかった。楽しかった。」
満足な笑顔でお礼を言うと、すぐにキスされる。
「また行こうな。」
「うん、でも今度は違う所に行くんだよね?」
「学生時代中々行けなかった海外に先に行くようにするか。」
「うん。色んな事教えてね。」
「色んな事…。」
「あ!そ、そういう意味じゃなく!」
「そういうのも含めて、だな!」
いつも通り服が剥かれてしまう。
「柚希が可愛い……。」
胸に顔が擦り付けられる。
「くすぐったぁい!」
じゃれてくる涼一さんは甘えてくれてるみたいで、嬉しい。
不意に涼一さんが視線を向けて来たので、ニッコリ微笑みを向けてしまう。
しまった!と思った時には遅かった…。
涼一さんは僕の笑顔が好きって豪語してくれてるのは嬉しいけど、好きが過ぎて止まらなくなってしまうと聞かされていた。
興奮した涼一さんが、まだ慣らしていない僕の後孔に突っ込みそう。
「涼一さんっ、たまには僕が…口でしてあげたいな。」
咄嗟に思い付いた方法を、お願いを籠めて言うと、嬉しそうな顔をしてくれる。
咄嗟の事だったけど、喜んでくれるのが嬉しくて、そっと口に添えられた涼一さんのモノを口に含んでいく。
大抵押し倒されて行為だったから、こうして僕からするのって余り無かったから、ちゃんと出来てるのか心配だったりする。
「柚希が俺のを口に含んでる視覚だけで…ヤバイ。」
口の中で大きくなられてしまって、全部含みきれなくて。
「んっぅ!」
涼一さんが腰を動かすと喉が苦しくて呻いてしまう。
どうにか舌を動かして舐められる限り胴体部分を舐めながら少しだけ吸うと、涼一さんが興奮したようで、僕の後頭部を押すようにして喉を突き上げる。
頭を押さえられてしまうと僕はされるがままになってしまって、涼一さんが僕の喉に射精するまで自由にならず、引き抜かれてようやく喉の精液を飲み干す。
苦しかったから涙が出てしまった。
涼一さんが涙を吸いながら覆い被さって来る。
「…っ…ふ…涼一さん…。」
まだ呼吸が整わない状態で、そのまま涼一さんが後ろに押し入って来る。
さっきよりは少しだけ涼一さんのモノが潤滑したけど、行為にはまだ足りない。
必死で息を吐き出して後ろを緩めると、どうにか動ける程になった段階で涼一さんが奥まで入って来て、すぐに僕を労るようにキスをあちこちに繰り返す。
「ん…涼一さぁん…。」
しっかりと首に腕を回す。
それを合図に中が激しく突き上げられる。
「あっああ!いいっ!もっと、奥まで…愛してっ!」
「…っ、柚希っ!たっぷりしてやる…っ!」
涼一さんが僕のお腹の中に直接入って来る。
「あああっ!きもちよすぎてっ…ああ――っっ!!」
入られてすぐに達してしまう。
それでも突き上げは止まらない。
「あああっ!!くるっちゃう!くるっちゃ…ふあああっ!あああ―――っっ!!」
ドクドクとお腹の中に注がれるのを感じながら意識が落ちる…。
翌朝月曜日。
目覚めるとお昼を回っていた。
涼一さんは既に居なくて。
「しまった…寝過ごした。」
起き上がろうとしたら、腰が辛くて起き上がれなかった。
涼一さんは気付いていたのかもしれない。
僕の身体は綺麗になっていて、シーツも変えてあった。
枕元に「夜は外で食おう。」とメモがあった。
「僕は駄目だなぁ…。」
今日の家事は出来なそうだし。
そもそも当初涼一さんが、「家事はお手伝いさんを雇う。」って言ってたのを僕がやるって言ったんだよね。
序盤でもう躓くなんて。
落ち込むと何も出来なくなるから、どうせ動けないし、もう一回寝よう。
再び気付くと薄暗い。
って、いつの間にか涼一さんが帰ってて、抱き締められてた。
涼一さんはそのまま寝てたから、暫くじっとしていたら、すぐに起きてしまい目が合う。
「おはよう柚希。」
「おはよう…いつから?」
「一時間前ぐらいに帰って来たらまだ柚希が寝てたから、具合悪くなったのかと心配した。」
「身体が動かなかったからまた寝ちゃって。」
「やっぱりそうか。食い物買って来たから家で食べような。」
何から何まで申し訳ない……。
「柚希は出来る限りでしてくれるだけでいいんだぞ?」
僕がしゅんとしていたのに気付かれてしまったみたい。
「柚希の今のお仕事は、一番大変な『俺の世話』なんだからな。」
「そ、そうか…でも涼一さんは仕事もして、僕のお世話もしてくれてるでしょ?」
「それは柚希の身体の負担の方が大きいからな。」
「そ、そうなのかな…。」
顔が赤くなってしまう。
そのまま涼一さんの目を覗き込む。
「…そんな目で見られると、また食いたくなる。」
涼一さんが僕を抱く腕の力を強める。
「…涼一さんが僕のお世話してくれるんでしょ?」
クスッと小さく笑ってそう言うと、涼一さんが覆い被さって来た。
結局暫くはお手伝いさんを雇う事になった。
洗濯だけは僕がやるけど……やっぱりシーツとか衣類はね。
朝と夜のご飯は毎日じゃないけど僕が作ると喜んでくれるから、出来るだけ作るようにしてる。
お昼のお弁当は作ると『嫁の今日の手作り弁当』ってSNSにアップしちゃうから恥ずかしくて…。
どのぐらいしたら家事全部出来るようになるのかな。
もう夕方…今からじゃ大した事が出来ないなって。
朝は四時に起きた、涼一さんが五時に起きるから。
ご飯を作ったりしてると、五時より前に涼一さんが起きて来て……。
「柚希の手作りご飯だと!?」
涼一さんがご飯の撮影を始めてしまう。
「恥ずかしいよ!早く食べよう?」
しっかり僕のエプロン姿とかまで撮影してからご飯を食べた。
その後涼一さんを送り出す時だった。
「柚希…寂しいとは思うが、出来るだけ早く帰るから。」
「うん、行ってらっしゃい。早く帰って来てくれたら嬉しいな。」
行ってらっしゃいのキス……だと思ったら違った。
「りょ、涼一さんっ!?」
その場で押し倒された。
「間に合わなくなっちゃうよ!」
「俺の奥さんの見送り……駄目だもう萌えが溢れ出る!」
そのまま剥かれてがっつりしてしまった…。
僕が気付いた時は涼一さんは居なくて、僕はベッドに寝かされていた。
何時に出たんだろう?
そして僕が時計を見ると…夕方だった。
今日は洗濯して掃除は明日にしよう。
ベッドのシーツだけは毎日変えないとならないからね。
本当はシーツも涼一さんがやるから僕はやらなくていいって言われてるけど、何にもしてない僕がやるのは当然だし。
そもそも朝御飯も喜んでくれてたけど、作らなくていいって言ってくれてるけど。
しない方が喜ばれたらどうしよう…。
さあ買い物…って言ってもネットでだけど。
しようとしたら涼一さんが帰って来た。
早っ、まだ十八時なのに…。
「本当に早かったね?出たの遅くなかったの?」
「昼には出たからな。」
って事は僕は四時間くらいは昏倒してたのか…。
「あ、お帰りなさい。」
僕からキスをすると、涼一さんがキラキラした目で見てた。
「俺の嫁のお帰りなさい…。」
…予感はしたけど、ベッドに急いで運ばれてまた一戦になってしまった。
買い物が出来なかった……。
明日はきっと、今日よりは涼一さんも慣れてくれると思うから、家事出来ると思うんだ。
と言う僕の読みは甘く、今週一杯このルーティーンは続いた。
翌週、ようやく朝御飯を普通に…と思っていたら…。
「柚希、食べさせてくれるか?」
「あ、はい。」
ヨーグルトをスプーンで掬って差し出すと、涼一さんが食べた直後なんか感激していた。
このぐらいで喜んで貰えると嬉しいな。
食べ終えると洗おうかなと思ってたら…。
「食後の柚希!」
ベッドへ。
「仕事は?」
「昼に出るようにしてきた。」
とうとう昼出になってしまった。
そして気が付くとやっぱり夕方…。
洗濯と掃除と買い物を三日ごとにするしか無い。
土日は朝から、トイレと食事以外はずっとベッドの中。
特に日曜日は夜には動けなくなってて、そのままいつの間にか意識を失うように寝てる。
もしかしてベッドの中に居る時間が一番長い!?
これはいけないと思って、翌朝。
「今週は土日のどちらか外デートしたいんだけど、どうかな?」
「ああ、何処に行きたい?国内か?海外か?」
すっごく嬉しそうに飛び付いてくれた。
僕からのお願いになるのかな?
「特に決まってないんだけど、美味しい物食べに行こう?涼一さんは一番好きな食べ物って?」
「柚希だ。」
キラーワードを踏んじゃった…。
ベッドに運ばれて食べられてしまった。
結局北海道に行って海産物を食べたり、日本最北端とかを観光して…。
家に帰って来ると、心地良い疲労でベッドに倒れる。
「美味しかった。楽しかった。」
満足な笑顔でお礼を言うと、すぐにキスされる。
「また行こうな。」
「うん、でも今度は違う所に行くんだよね?」
「学生時代中々行けなかった海外に先に行くようにするか。」
「うん。色んな事教えてね。」
「色んな事…。」
「あ!そ、そういう意味じゃなく!」
「そういうのも含めて、だな!」
いつも通り服が剥かれてしまう。
「柚希が可愛い……。」
胸に顔が擦り付けられる。
「くすぐったぁい!」
じゃれてくる涼一さんは甘えてくれてるみたいで、嬉しい。
不意に涼一さんが視線を向けて来たので、ニッコリ微笑みを向けてしまう。
しまった!と思った時には遅かった…。
涼一さんは僕の笑顔が好きって豪語してくれてるのは嬉しいけど、好きが過ぎて止まらなくなってしまうと聞かされていた。
興奮した涼一さんが、まだ慣らしていない僕の後孔に突っ込みそう。
「涼一さんっ、たまには僕が…口でしてあげたいな。」
咄嗟に思い付いた方法を、お願いを籠めて言うと、嬉しそうな顔をしてくれる。
咄嗟の事だったけど、喜んでくれるのが嬉しくて、そっと口に添えられた涼一さんのモノを口に含んでいく。
大抵押し倒されて行為だったから、こうして僕からするのって余り無かったから、ちゃんと出来てるのか心配だったりする。
「柚希が俺のを口に含んでる視覚だけで…ヤバイ。」
口の中で大きくなられてしまって、全部含みきれなくて。
「んっぅ!」
涼一さんが腰を動かすと喉が苦しくて呻いてしまう。
どうにか舌を動かして舐められる限り胴体部分を舐めながら少しだけ吸うと、涼一さんが興奮したようで、僕の後頭部を押すようにして喉を突き上げる。
頭を押さえられてしまうと僕はされるがままになってしまって、涼一さんが僕の喉に射精するまで自由にならず、引き抜かれてようやく喉の精液を飲み干す。
苦しかったから涙が出てしまった。
涼一さんが涙を吸いながら覆い被さって来る。
「…っ…ふ…涼一さん…。」
まだ呼吸が整わない状態で、そのまま涼一さんが後ろに押し入って来る。
さっきよりは少しだけ涼一さんのモノが潤滑したけど、行為にはまだ足りない。
必死で息を吐き出して後ろを緩めると、どうにか動ける程になった段階で涼一さんが奥まで入って来て、すぐに僕を労るようにキスをあちこちに繰り返す。
「ん…涼一さぁん…。」
しっかりと首に腕を回す。
それを合図に中が激しく突き上げられる。
「あっああ!いいっ!もっと、奥まで…愛してっ!」
「…っ、柚希っ!たっぷりしてやる…っ!」
涼一さんが僕のお腹の中に直接入って来る。
「あああっ!きもちよすぎてっ…ああ――っっ!!」
入られてすぐに達してしまう。
それでも突き上げは止まらない。
「あああっ!!くるっちゃう!くるっちゃ…ふあああっ!あああ―――っっ!!」
ドクドクとお腹の中に注がれるのを感じながら意識が落ちる…。
翌朝月曜日。
目覚めるとお昼を回っていた。
涼一さんは既に居なくて。
「しまった…寝過ごした。」
起き上がろうとしたら、腰が辛くて起き上がれなかった。
涼一さんは気付いていたのかもしれない。
僕の身体は綺麗になっていて、シーツも変えてあった。
枕元に「夜は外で食おう。」とメモがあった。
「僕は駄目だなぁ…。」
今日の家事は出来なそうだし。
そもそも当初涼一さんが、「家事はお手伝いさんを雇う。」って言ってたのを僕がやるって言ったんだよね。
序盤でもう躓くなんて。
落ち込むと何も出来なくなるから、どうせ動けないし、もう一回寝よう。
再び気付くと薄暗い。
って、いつの間にか涼一さんが帰ってて、抱き締められてた。
涼一さんはそのまま寝てたから、暫くじっとしていたら、すぐに起きてしまい目が合う。
「おはよう柚希。」
「おはよう…いつから?」
「一時間前ぐらいに帰って来たらまだ柚希が寝てたから、具合悪くなったのかと心配した。」
「身体が動かなかったからまた寝ちゃって。」
「やっぱりそうか。食い物買って来たから家で食べような。」
何から何まで申し訳ない……。
「柚希は出来る限りでしてくれるだけでいいんだぞ?」
僕がしゅんとしていたのに気付かれてしまったみたい。
「柚希の今のお仕事は、一番大変な『俺の世話』なんだからな。」
「そ、そうか…でも涼一さんは仕事もして、僕のお世話もしてくれてるでしょ?」
「それは柚希の身体の負担の方が大きいからな。」
「そ、そうなのかな…。」
顔が赤くなってしまう。
そのまま涼一さんの目を覗き込む。
「…そんな目で見られると、また食いたくなる。」
涼一さんが僕を抱く腕の力を強める。
「…涼一さんが僕のお世話してくれるんでしょ?」
クスッと小さく笑ってそう言うと、涼一さんが覆い被さって来た。
結局暫くはお手伝いさんを雇う事になった。
洗濯だけは僕がやるけど……やっぱりシーツとか衣類はね。
朝と夜のご飯は毎日じゃないけど僕が作ると喜んでくれるから、出来るだけ作るようにしてる。
お昼のお弁当は作ると『嫁の今日の手作り弁当』ってSNSにアップしちゃうから恥ずかしくて…。
どのぐらいしたら家事全部出来るようになるのかな。
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