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LESSON21 side:柚希 結腸責め ※
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「もっとこう、愛されるにはどうしたらいいんだろう……。」
鏡を見ながら髪の分け目を変えてみたり、表情を変化させてみながら呟いていると、背後で何かが落ちた音がした。
振り返ると涼一さんが佇んでいた。
落ちたのは涼一さんのカバンだった。
「涼一さ…ん?」
聞かれた?恥ずかしい!
不意に強く抱き締められる。
「俺は何か柚希への愛を疑われるような事をしていたのか?」
凄く心配そうに言われてしまう。
「違うよっ。信じてるから、僕ももっと愛されるように努力しなきゃって。」
顔を赤くして誤解を解こうと、目を合わせて素直に言う。
「…もっとか…それは無理だな。」
「えっ?」
僕に出来ないような努力が必要?
「既に俺はこの上無く柚希を愛してるから、目指すべき上が無い。」
「そう?なら嬉しい…。」
「ああ…萌え死ぬかと思った…。」
僕をしっかり抱き直す。
僕もしっかり身を寄せた。
「あれ、そう言えば帰って来るの早いね?」
予定より全然早い時間。
だから僕も一人だと思って恥ずかしい事をしていたわけだけど。
「必要な物を取りに来たんだが、もうやめた。」
「やめた!?いいのそれ…?」
「ちょっとだけ待っててくれ。」
涼一さんは僕から離れると、凄い勢いでメールを送りまくった。
「よし、仕事は振ったから終わりだ。」
再び僕を抱き締める。
「じゃあ、お疲れ様。」
僕から涼一さんにキスをする。
労る方がするべきだと思うから、こういう時は僕からする。
「柚希は疲れて無いか?」
「今日は体育無かったから平気だよ。」
「それじゃあ……。」
涼一さんは以前使ったファーの手錠を用意した。
「ま、また前の?」
「いや、以前約束した監禁ごっこをしよう。」
そう言えば前に言ってた…。
涼一さんは僕を裸にすると、ベッドに運んで仰向けに寝かせ、僕の両手をベッドの頭上に手錠で留め付けてしまった。
手が動かせないだけで凄く不安になる。
不安気に涼一さんに視線をやると、キスしながら頭を撫でて落ち着かせてくれた。
「ご飯取ってくるから待っててくれ。」
言うと出て行ってしまった。
暇だけどこれから何をされるのかと考えると不安と緊張、期待が入り混じる。
一人で不安だと思ってくれたのか、食事を持って来た涼一さんは、すぐに僕に近付いて、トレイをサイドテーブルに置くと、僕を抱き締める。
大丈夫、と笑顔を向けると唇を吸われた。
「んっ…。」
目を閉じてキスに浸っていると、わりとすぐに唇が離れる。
「このままだとまた雪崩るからな。お腹空いてるか?」
「うん、ちょっと。」
答えると涼一さんはおにぎりを齧り、僕に口移しして来た。
ご飯は手を解いてくれると思ってた。
口付けられるままお米を受け取って食べる。
「何か恋人ってより、鳥の雛みたいな気分。」
「そんな感じもするな…じゃあこれでどうだ?」
二切れ目を口移しすると、ご飯ごと舌で口内が掻き混ぜられる。
「んっ…ふぅ……流動食になっちゃうね。」
「…飯は普通に食べるか…。」
残念そうに手錠を外す涼一さん。
「あ、でも涼一さんの味がして美味しかったよ。」
思った事を取り敢えず照れ笑いで言っておいた。
起き上がろうとしたら覆い被さられて、股間をぐいぐい押し付けられた…。
「ご、ご飯食べよう!先は長くなりそうだし、ね?お腹空いちゃう!」
嫌なわけは無いんだけど、途中でお腹空いたら中断しちゃうのも何だしね。
意を汲み取ってくれて抱き起こしてくれた。
食事とトイレを済ませると再びベッドに手錠で縫い付けられてしまう。
「囚われた柚希ってのも艶っぽいな。」
「は、恥ずかしいよ…。」
暫く見学タイムらしい。
あちこち眺められて羞恥が耐えきれなくなって、目を閉じて顔を横向ける。
「あんっ!」
いきなり腋をなめられる。
両手が上で纏められているから隠せない。
「んぁんっ!擽ったぁいっ。」
「エロい反応だな。舐め甲斐がある。」
執拗に舐められる。
「いやぁ、もう…赦してぇっ…。」
身体を捩って逃げようと動いてしまう。
幸いすぐにやめてくれた。
笑い過ぎて腹筋が痛い。
「あの、たまには僕も何かするよ?いつもやってもらうばかりだし…。」
「柚希は可愛いからそのまま居るだけで……いや、そうだな。柚希は敬語でとかどうだ?」
「ゲームのあれでいいの?」
「あれで頼む。」
僕達三人は涼一さんの家にあるフルダイブ型ゲームで週一回ぐらいで遊んでる。
身バレしないようにとの意味も込めて、僕は敬語で話すようにしていた。
ロールプレイって言うんだって。
「涼一さんに敬語で話すの久し振り過ぎて結構恥ずかしい…です。」
「初めて会った時の柚希は敬語だったから、また違う柚希みたいで可愛く見えるな。」
「いつもの僕よりも?」
「両方に決まってる!」
「あんっ!」
首を噛まれた。
「柚希は何処を弄っても甘く鳴いてくれるから、ずっと弄っていたくなる。」
「…恥ずかしい…です。」
至近距離で見つめられてそんな事言われたら…顔が凄く熱い。
顔を隠そうと動こうとして戒められていた事を思い出した。
何処を見たらいいのかわからなくなって、目を伏せてしまう。
少ししたら視線を感じて目を向けると、涼一さんに顔を見られていた。
目が合うと恥ずかしさを誤魔化すために赤面したまま笑顔を向けてしまう。
「本当にずっと24時間閉じ込めて俺だけしか見れなくしたら、そう出来たら幸せだろうな。」
「……涼一さんが……。」
望むならと思ったけど、続きはキスで封じられた。
「アクティブな柚希も好きだからな。」
それはいつか、と言われながら笑みを向けられた。
「それはそうと、さっきからもうだいぶお預け喰らいっぱなしだから、激しく行くぞ?」
「や、優しく…して下さい…。」
「そうは言っても、柚希は激しい方が好きだろ?」
「そんな事は……。」
いっつも夢中になるからわからない。
「じゃあ……身体に聞くとするか。」
「んっ!」
さっき噛まれた箇所に跡が付いているらしく、そこをネットリと舐められてビクッとしてしまう。
「柚希は美味いな…。」
「ふ…ぁぅっ!」
そのまま首筋を降りて鎖骨が舐められて噛まれる。
鎖骨の窪みが舌で抉られると同時に、乳首が両手で弄られる。
「あぁんっ!そこ…ぉ…っ!」
刺激が強過ぎて横に首を振ってしまう。
「オッパイでイっていいんだぞ?」
「いやぁ…りょういちさんで、イきたいっ…!」
「誘い上手だな。」
涼一さんの息が更に荒くなる。
「可愛くおねだりしたら、すぐにしてやれるぞ。」
可愛く……ねだる……ハードル高い。
「えと……こっちでして…下さいっ。」
涼一さんのペニスに僕の後孔を擦り付けて、言ってから正しかったかどうかを窺うように眼差しを覗き込ませた。
「エッチだな…予想の斜め上で来たか……。」
何か嬉しそうなので合ってはいたみたい。
すぐに望んだ通りに入ってくれた。
「んっ…んんっ!」
そういえばプレイに夢中で解されてなかった。
圧迫感がが酷くて涙が流れる。
キツさで涼一さんも気付いたようで抜こうとしてくれたけど、締め付けて留める。
「だい…じょぅぶ…です…。」
呼吸を繰り返して少しずつ緊張を緩めていると、涼一さんが僕のモノを掴んで扱いてくれる。
「ふっ…っ…ぅ…!」
自身が擦られて少しずつ硬くなりだすと、合わせるように後ろの圧迫感が少しずつ解けてきた気がする。
涼一さんも出した液体を塗り付けるように動いてくれる。
「あっ…ふっ……!滑って…きてる…ぅ!」
摩擦が徐々に滑らかになると壁が段々快感を感じ始めて、僕も苦しい声が上擦り始める。
僕の声色で感じ取った涼一さんが、僕の戒めを解いてから、腰を抱え直した。
直後宣言通り激しい突き上げが開始された。
「あっああっ!すぐっ…イっちゃうっ!!」
「……っ…!」
お預けを喰らわしてしまったせいか、随分早く涼一さんが一度中に放つ。
「んんっ!!出て…るぅ…!!」
中に熱さを感じてきゅっと締め付けてしまうと、すぐに中で硬さを回復した涼一さんが奥を激しく突き上げる。
「ふあああっ!!そっち…だめぇ…っ!」
数回前立腺を突かれた後、奥を抉るように突き上げ始める。
力づくで奥のもっと奥がこじ開けられてしまい、そこを擦られるだけで強烈な快感を感じてしまい、すぐに射精してしまう。
「あっ…あああっ!変…なるぅ…っ!!あああ――っっ!!」
もうわけがわからなくなってしまい、イき続けになって突き上げられるたびに声を上げていた。
「…柚希…っ!」
僕の唾液を舐めながら低く唸ると、僕のお腹の中に直接涼一さんの精液が注がれる。
「おなかぁ……あつい…よぉ!!」
身体のびくびくが止められない。
引き抜かれただけで快感を感じてしまって、何回目かの絶頂を迎えた後、意識が無くなった気がする。
「ん…ぅ…。」
気が付くと朝だった。
ぼんやりと視線を彷徨わせると涼一さんが僕の顔を覗き込んでいた。
僕は涼一さんに抱っこされていた。
僕の頬を撫でる涼一さん。
「おはよう…?」
「おはよう。休んでていいぞ。」
途中から記憶が無い……。
「結腸でイかせたら意識飛ばさせた…。体調は平気か?」
「……ん、平気…。」
思い出すと顔が赤くなるのが止められない。
すぐに僕に口移しで水を流してくれた。
「あ、喉が…。」
声を出したら声が枯れてた。
どれだけ叫んだんだろう…。
続けて口移しでドロリとした液体が注がれる。
スムージーだ、蜂蜜が入ってるっぽい。
喉を気遣ってくれたんだ。
「あ…りがと……。」
嬉しくなって笑顔でお礼を言う。
「今日は一日休んでような。」
ぎゅっと強く抱き締められる。
「結局……監禁ならなかったね……。」
「柚希が気持ち良くなれば何でもいいんだ。」
「うん、怖かったけど……気持ち良かった…よ。…痛くても…苦しくても、涼一さんがしてくれる事が…全部好きだからね…。」
穏やかな気持ちで笑みを向けて感想を告げると、より強く抱き締められた。
「今日はこの部屋に24時間監禁するからな。」
「お世話…宜しくね。」
言うと互いに顔を近づけてキスした。
鏡を見ながら髪の分け目を変えてみたり、表情を変化させてみながら呟いていると、背後で何かが落ちた音がした。
振り返ると涼一さんが佇んでいた。
落ちたのは涼一さんのカバンだった。
「涼一さ…ん?」
聞かれた?恥ずかしい!
不意に強く抱き締められる。
「俺は何か柚希への愛を疑われるような事をしていたのか?」
凄く心配そうに言われてしまう。
「違うよっ。信じてるから、僕ももっと愛されるように努力しなきゃって。」
顔を赤くして誤解を解こうと、目を合わせて素直に言う。
「…もっとか…それは無理だな。」
「えっ?」
僕に出来ないような努力が必要?
「既に俺はこの上無く柚希を愛してるから、目指すべき上が無い。」
「そう?なら嬉しい…。」
「ああ…萌え死ぬかと思った…。」
僕をしっかり抱き直す。
僕もしっかり身を寄せた。
「あれ、そう言えば帰って来るの早いね?」
予定より全然早い時間。
だから僕も一人だと思って恥ずかしい事をしていたわけだけど。
「必要な物を取りに来たんだが、もうやめた。」
「やめた!?いいのそれ…?」
「ちょっとだけ待っててくれ。」
涼一さんは僕から離れると、凄い勢いでメールを送りまくった。
「よし、仕事は振ったから終わりだ。」
再び僕を抱き締める。
「じゃあ、お疲れ様。」
僕から涼一さんにキスをする。
労る方がするべきだと思うから、こういう時は僕からする。
「柚希は疲れて無いか?」
「今日は体育無かったから平気だよ。」
「それじゃあ……。」
涼一さんは以前使ったファーの手錠を用意した。
「ま、また前の?」
「いや、以前約束した監禁ごっこをしよう。」
そう言えば前に言ってた…。
涼一さんは僕を裸にすると、ベッドに運んで仰向けに寝かせ、僕の両手をベッドの頭上に手錠で留め付けてしまった。
手が動かせないだけで凄く不安になる。
不安気に涼一さんに視線をやると、キスしながら頭を撫でて落ち着かせてくれた。
「ご飯取ってくるから待っててくれ。」
言うと出て行ってしまった。
暇だけどこれから何をされるのかと考えると不安と緊張、期待が入り混じる。
一人で不安だと思ってくれたのか、食事を持って来た涼一さんは、すぐに僕に近付いて、トレイをサイドテーブルに置くと、僕を抱き締める。
大丈夫、と笑顔を向けると唇を吸われた。
「んっ…。」
目を閉じてキスに浸っていると、わりとすぐに唇が離れる。
「このままだとまた雪崩るからな。お腹空いてるか?」
「うん、ちょっと。」
答えると涼一さんはおにぎりを齧り、僕に口移しして来た。
ご飯は手を解いてくれると思ってた。
口付けられるままお米を受け取って食べる。
「何か恋人ってより、鳥の雛みたいな気分。」
「そんな感じもするな…じゃあこれでどうだ?」
二切れ目を口移しすると、ご飯ごと舌で口内が掻き混ぜられる。
「んっ…ふぅ……流動食になっちゃうね。」
「…飯は普通に食べるか…。」
残念そうに手錠を外す涼一さん。
「あ、でも涼一さんの味がして美味しかったよ。」
思った事を取り敢えず照れ笑いで言っておいた。
起き上がろうとしたら覆い被さられて、股間をぐいぐい押し付けられた…。
「ご、ご飯食べよう!先は長くなりそうだし、ね?お腹空いちゃう!」
嫌なわけは無いんだけど、途中でお腹空いたら中断しちゃうのも何だしね。
意を汲み取ってくれて抱き起こしてくれた。
食事とトイレを済ませると再びベッドに手錠で縫い付けられてしまう。
「囚われた柚希ってのも艶っぽいな。」
「は、恥ずかしいよ…。」
暫く見学タイムらしい。
あちこち眺められて羞恥が耐えきれなくなって、目を閉じて顔を横向ける。
「あんっ!」
いきなり腋をなめられる。
両手が上で纏められているから隠せない。
「んぁんっ!擽ったぁいっ。」
「エロい反応だな。舐め甲斐がある。」
執拗に舐められる。
「いやぁ、もう…赦してぇっ…。」
身体を捩って逃げようと動いてしまう。
幸いすぐにやめてくれた。
笑い過ぎて腹筋が痛い。
「あの、たまには僕も何かするよ?いつもやってもらうばかりだし…。」
「柚希は可愛いからそのまま居るだけで……いや、そうだな。柚希は敬語でとかどうだ?」
「ゲームのあれでいいの?」
「あれで頼む。」
僕達三人は涼一さんの家にあるフルダイブ型ゲームで週一回ぐらいで遊んでる。
身バレしないようにとの意味も込めて、僕は敬語で話すようにしていた。
ロールプレイって言うんだって。
「涼一さんに敬語で話すの久し振り過ぎて結構恥ずかしい…です。」
「初めて会った時の柚希は敬語だったから、また違う柚希みたいで可愛く見えるな。」
「いつもの僕よりも?」
「両方に決まってる!」
「あんっ!」
首を噛まれた。
「柚希は何処を弄っても甘く鳴いてくれるから、ずっと弄っていたくなる。」
「…恥ずかしい…です。」
至近距離で見つめられてそんな事言われたら…顔が凄く熱い。
顔を隠そうと動こうとして戒められていた事を思い出した。
何処を見たらいいのかわからなくなって、目を伏せてしまう。
少ししたら視線を感じて目を向けると、涼一さんに顔を見られていた。
目が合うと恥ずかしさを誤魔化すために赤面したまま笑顔を向けてしまう。
「本当にずっと24時間閉じ込めて俺だけしか見れなくしたら、そう出来たら幸せだろうな。」
「……涼一さんが……。」
望むならと思ったけど、続きはキスで封じられた。
「アクティブな柚希も好きだからな。」
それはいつか、と言われながら笑みを向けられた。
「それはそうと、さっきからもうだいぶお預け喰らいっぱなしだから、激しく行くぞ?」
「や、優しく…して下さい…。」
「そうは言っても、柚希は激しい方が好きだろ?」
「そんな事は……。」
いっつも夢中になるからわからない。
「じゃあ……身体に聞くとするか。」
「んっ!」
さっき噛まれた箇所に跡が付いているらしく、そこをネットリと舐められてビクッとしてしまう。
「柚希は美味いな…。」
「ふ…ぁぅっ!」
そのまま首筋を降りて鎖骨が舐められて噛まれる。
鎖骨の窪みが舌で抉られると同時に、乳首が両手で弄られる。
「あぁんっ!そこ…ぉ…っ!」
刺激が強過ぎて横に首を振ってしまう。
「オッパイでイっていいんだぞ?」
「いやぁ…りょういちさんで、イきたいっ…!」
「誘い上手だな。」
涼一さんの息が更に荒くなる。
「可愛くおねだりしたら、すぐにしてやれるぞ。」
可愛く……ねだる……ハードル高い。
「えと……こっちでして…下さいっ。」
涼一さんのペニスに僕の後孔を擦り付けて、言ってから正しかったかどうかを窺うように眼差しを覗き込ませた。
「エッチだな…予想の斜め上で来たか……。」
何か嬉しそうなので合ってはいたみたい。
すぐに望んだ通りに入ってくれた。
「んっ…んんっ!」
そういえばプレイに夢中で解されてなかった。
圧迫感がが酷くて涙が流れる。
キツさで涼一さんも気付いたようで抜こうとしてくれたけど、締め付けて留める。
「だい…じょぅぶ…です…。」
呼吸を繰り返して少しずつ緊張を緩めていると、涼一さんが僕のモノを掴んで扱いてくれる。
「ふっ…っ…ぅ…!」
自身が擦られて少しずつ硬くなりだすと、合わせるように後ろの圧迫感が少しずつ解けてきた気がする。
涼一さんも出した液体を塗り付けるように動いてくれる。
「あっ…ふっ……!滑って…きてる…ぅ!」
摩擦が徐々に滑らかになると壁が段々快感を感じ始めて、僕も苦しい声が上擦り始める。
僕の声色で感じ取った涼一さんが、僕の戒めを解いてから、腰を抱え直した。
直後宣言通り激しい突き上げが開始された。
「あっああっ!すぐっ…イっちゃうっ!!」
「……っ…!」
お預けを喰らわしてしまったせいか、随分早く涼一さんが一度中に放つ。
「んんっ!!出て…るぅ…!!」
中に熱さを感じてきゅっと締め付けてしまうと、すぐに中で硬さを回復した涼一さんが奥を激しく突き上げる。
「ふあああっ!!そっち…だめぇ…っ!」
数回前立腺を突かれた後、奥を抉るように突き上げ始める。
力づくで奥のもっと奥がこじ開けられてしまい、そこを擦られるだけで強烈な快感を感じてしまい、すぐに射精してしまう。
「あっ…あああっ!変…なるぅ…っ!!あああ――っっ!!」
もうわけがわからなくなってしまい、イき続けになって突き上げられるたびに声を上げていた。
「…柚希…っ!」
僕の唾液を舐めながら低く唸ると、僕のお腹の中に直接涼一さんの精液が注がれる。
「おなかぁ……あつい…よぉ!!」
身体のびくびくが止められない。
引き抜かれただけで快感を感じてしまって、何回目かの絶頂を迎えた後、意識が無くなった気がする。
「ん…ぅ…。」
気が付くと朝だった。
ぼんやりと視線を彷徨わせると涼一さんが僕の顔を覗き込んでいた。
僕は涼一さんに抱っこされていた。
僕の頬を撫でる涼一さん。
「おはよう…?」
「おはよう。休んでていいぞ。」
途中から記憶が無い……。
「結腸でイかせたら意識飛ばさせた…。体調は平気か?」
「……ん、平気…。」
思い出すと顔が赤くなるのが止められない。
すぐに僕に口移しで水を流してくれた。
「あ、喉が…。」
声を出したら声が枯れてた。
どれだけ叫んだんだろう…。
続けて口移しでドロリとした液体が注がれる。
スムージーだ、蜂蜜が入ってるっぽい。
喉を気遣ってくれたんだ。
「あ…りがと……。」
嬉しくなって笑顔でお礼を言う。
「今日は一日休んでような。」
ぎゅっと強く抱き締められる。
「結局……監禁ならなかったね……。」
「柚希が気持ち良くなれば何でもいいんだ。」
「うん、怖かったけど……気持ち良かった…よ。…痛くても…苦しくても、涼一さんがしてくれる事が…全部好きだからね…。」
穏やかな気持ちで笑みを向けて感想を告げると、より強く抱き締められた。
「今日はこの部屋に24時間監禁するからな。」
「お世話…宜しくね。」
言うと互いに顔を近づけてキスした。
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