45 / 63
第8話 兄妹の価値
(4)
しおりを挟む
タイピング音が、一瞬だけ空白を作った。
「言われてみれば、似てるところもあるか。変に手がかかるところが」
「ふふ、見てみたかったなあ。学生時代の息吹」
「家を探せば、写真くらいあるだろ」
「なかったんですよ。1枚も」
「そうなのか」
「はい。ありませんでした。写真だけじゃ、なくて……」
血の繋がりも、とは言えなかった。
言ったら最後、何かとてつもないことが起こりそうで。
性懲りもなくこみ上げるもに蒸しタオルを押し当てると、小笠原が黙って見やる。
「なるほど。消えそうな、か」
「え?」
「いや。お喋りは終いだ。今は、何も考えないで寝てろ」
「……はい」
時々薄く泣きながら、それでも芽吹は静かに寝付いた。悪夢に追われない睡眠は、久しぶりだった。
夢の奥で、ほのかに燻された煙草の香りがした。
保健室で仮眠を取ったあと、クラスに戻った芽吹を奈津美と華が出迎えた。
他のクラスメートの視線も自然と集まる。授業中に急に涙を流し始めたんだ。その反応が正常だろう。
当然のように芽吹の心配をしてくれる2人に、芽吹は少しすっきりした頭で大丈夫と返した。
「でもねえ、めっちゃ不謹慎だけど、写真撮りたいくらい綺麗な涙だったよ。さっきの芽吹ちゃん」
「奈津美、本当に不謹慎」
「そ、そんな素敵なもんじゃなかったでしょ。情けなくてもう」
「そんなことないよ!」
「え」
芽吹たちの会話に、ふと横から他のクラスメイトが参加してくる。
「正直、さっきの芽吹ちゃんの泣き顔、胸がキューンとしたもん。ねえ?」
「おい、こっちに話を振るなって。反応に困るべ」
「だってあんたもさっき言ってたことじゃん」
「おいそれ言うな!」
元気づけてくれる人の存在に感謝する。
その言葉すらはね除けようとする自分もたまに姿を見せるけれど、少し外に吐き出したからだろうか。今はその温かさを素直に受け取ることができた。
「それで、例の話をしようってことだったよね?」
そして、今日中に交わす予定だった話を奈津美に振る。
「ん。芽吹の体調が問題ないのが本当ならね、写真撮影で、ここに行こうと思ってるの」
「……ここ、は。もしかして、工場?」
奈津美のスマホに表示されていたのは、道東の端にある小規模な工場跡地だった。
勝手に豊かな自然が広がる光景を想像していたので、冷たいコンクリートが主の風景は少し意外だった。
夜の海に寄り添うように工場廃墟に包まれた世界。色鮮やかとは言いがたいが、日常から離れた不思議な魅力がじわりと届く。
「ちなみに芽吹の衣装も用意しています。日程は事前に話してた通り、来週末の土日で1泊2日。近郊のホテルも予約済み」
「うわあ……奈津美の行動力がいかんなく発揮されてるね」
「交通手段は、やっぱり車?」
「うん。息吹さんがレンタカー借りてくれるって」
すっかり親しみのこもった「息吹さん」の名に、一瞬胸が潰れそうになる。
この教室で、息吹は奈津美と週末のことを話し合ったのだ。夕日を浴びる2人の姿は、たいそう美しく見えるだろう。自分を映す写真なんかよりも、ずっと。
そんな思考を巡らせる自分に気づき、芽吹は我に返った。
「ホテルの部屋は、私と華で1部屋。芽吹と息吹さんで1部屋ね」
「……えっ」
「うん?」
あっけらかんと言う奈津美に、反応が遅れる。
でも、それが普通か。兄妹なんだから。
「わかった。楽しみ」
胸中の独り言のように返答が上滑りしなかったのは、芽吹にとって幸いだった。
「息吹。明日の準備はもう終わった?」
写真遠征前日。
一通りの荷造りを終えた芽吹が、リビングでくつろぐ息吹に声をかけた。
「へーき。男の準備なんて、そんな大それたもんじゃないし」
「運転手がもたついたら、予定が全部押すことになるでしょ。いいから早く支度する!」
「えー。だってパンツくらいでしょ」
「し・た・く・し・ろ」
引き下がらないと踏んだ息吹が、渋々ソファーから立ち上がる。
この数日で、芽吹の気持ちも大分落ち着いていた。それと同時にはっきりしたことがある。
芽吹は息吹とのこの関係を、大切に思ってる。初対面の時では考えられないくらいに、強く。
願わくばずっと、このまま、兄と妹として──。
「……っ、う」
「芽吹?」
突然すきりと頭が痛み、こめかみを強く押さえた。それを見て、リビングを去りかけていた息吹が素早く背中を支える。
最近落ち着いてきた気持ちに代わって、こんな具合に原因不明の頭痛があった。
生理前には以前からよくあったが、こうも頻発するのは初めてだ。
「また、頭痛? こっち来て、座ってなよ」
「ん、大丈夫。続くようなら、薬飲むから」
「いいから。こっち」
断じるように告げた言葉が、予想以上に近い距離で吹き込まれた。
体が浮遊する感覚に、自分が抱き上げられているのだと気づく。
「だ、大丈夫だってば、下ろしてっ」
「ばたばたしない。黙って運ばれなって」
「恥ずかしいんだってば」
「ねえ、このやりとり、デジャヴだと思わない? 先週薬箱取ろうとして倒れかけたの、誰だっけ」
「……」
記憶に新しい醜態を引き合いに出され、返す言葉がない。
芽吹を運ぶ息吹の手つきが、やけに恭しく感じられる。見上げると視線が合うとわかっていたので、芽吹はそっと視線を落として胸の動悸をやり過ごすしかなかった。
ここ数日、息吹のスキンシップがより激しくなってるのは気のせいだろうか。
顔が熱くなる。兄と妹でいたいなら、妙に意識をすること自体も止めにしたいのに。
「今、薬取ってくるから。頭動かさないで待ってなよ」
異論を認める空気もなく、大人しく言われた通りソファーに横たわる。
薬の種類も錠数もマスターしたらしい。水とともに自信満々に持って戻ってくる兄の姿に、何故だか胸が温かくなった。
今の痛みの程度を考えると、薬を喉に通せば10分もすれば効いてくる。それまでの辛抱だ。
息吹に礼を言うと、真っ直ぐな視線とぶつかった。あ、しまった。さっきまで、この瞳をうまく交わしていたつもりだったのに。
「芽吹さ」
ソファーの前に膝をついた息吹とは、距離も随分と近い。
「な、なに?」
「奈津美ちゃんも言ってたけど。芽吹、最近綺麗になったね」
きれい。
写真モデルを始めて以降、ほんの時折応援がてら投げかけられるようになった言葉だ。
「そう、かな。何やかんやモデルを引き受けてから、色々手入れを気をつけるようになったしね」
「いや、もともと芽吹は可愛かったし。そういうんじゃない」
「そういうんじゃない、って?」
聞き返すと、珍しく息吹は一瞬視線を横に浮かばせた。
「息吹?」
「もしかして、それってさ、あだ」
そのとき、来訪者を知らせるチャイムが鳴る。
振り返った先のモニターには、思いがけない人物の姿が映っていた。
安達先輩──思わず名を呼ぶ直前に、息吹が素早く腰を上げモニターの受話器を取り上げる。
「帰れストーカー」
ガシャン、と受話器を置いた息吹は、清々しい笑みを浮かべていた。いやいやいや。
「ちょっと息吹! そんな乱暴な」
「こんな時間に来るとか非常識なストーカーだねえ。通報しよっか」
ストーカーに常識とか非常識とかあるのか。というか、非常識の塊みたいな人間が何を言ってるんだ。
本気で通報しそうな息吹から、慌てて家電の子機を奪い取る。
「すみません、今出ますっ」
背後のうるさい非難の声とまだ微かに残る頭痛を無視して、芽吹は玄関へと急いだ。
「言われてみれば、似てるところもあるか。変に手がかかるところが」
「ふふ、見てみたかったなあ。学生時代の息吹」
「家を探せば、写真くらいあるだろ」
「なかったんですよ。1枚も」
「そうなのか」
「はい。ありませんでした。写真だけじゃ、なくて……」
血の繋がりも、とは言えなかった。
言ったら最後、何かとてつもないことが起こりそうで。
性懲りもなくこみ上げるもに蒸しタオルを押し当てると、小笠原が黙って見やる。
「なるほど。消えそうな、か」
「え?」
「いや。お喋りは終いだ。今は、何も考えないで寝てろ」
「……はい」
時々薄く泣きながら、それでも芽吹は静かに寝付いた。悪夢に追われない睡眠は、久しぶりだった。
夢の奥で、ほのかに燻された煙草の香りがした。
保健室で仮眠を取ったあと、クラスに戻った芽吹を奈津美と華が出迎えた。
他のクラスメートの視線も自然と集まる。授業中に急に涙を流し始めたんだ。その反応が正常だろう。
当然のように芽吹の心配をしてくれる2人に、芽吹は少しすっきりした頭で大丈夫と返した。
「でもねえ、めっちゃ不謹慎だけど、写真撮りたいくらい綺麗な涙だったよ。さっきの芽吹ちゃん」
「奈津美、本当に不謹慎」
「そ、そんな素敵なもんじゃなかったでしょ。情けなくてもう」
「そんなことないよ!」
「え」
芽吹たちの会話に、ふと横から他のクラスメイトが参加してくる。
「正直、さっきの芽吹ちゃんの泣き顔、胸がキューンとしたもん。ねえ?」
「おい、こっちに話を振るなって。反応に困るべ」
「だってあんたもさっき言ってたことじゃん」
「おいそれ言うな!」
元気づけてくれる人の存在に感謝する。
その言葉すらはね除けようとする自分もたまに姿を見せるけれど、少し外に吐き出したからだろうか。今はその温かさを素直に受け取ることができた。
「それで、例の話をしようってことだったよね?」
そして、今日中に交わす予定だった話を奈津美に振る。
「ん。芽吹の体調が問題ないのが本当ならね、写真撮影で、ここに行こうと思ってるの」
「……ここ、は。もしかして、工場?」
奈津美のスマホに表示されていたのは、道東の端にある小規模な工場跡地だった。
勝手に豊かな自然が広がる光景を想像していたので、冷たいコンクリートが主の風景は少し意外だった。
夜の海に寄り添うように工場廃墟に包まれた世界。色鮮やかとは言いがたいが、日常から離れた不思議な魅力がじわりと届く。
「ちなみに芽吹の衣装も用意しています。日程は事前に話してた通り、来週末の土日で1泊2日。近郊のホテルも予約済み」
「うわあ……奈津美の行動力がいかんなく発揮されてるね」
「交通手段は、やっぱり車?」
「うん。息吹さんがレンタカー借りてくれるって」
すっかり親しみのこもった「息吹さん」の名に、一瞬胸が潰れそうになる。
この教室で、息吹は奈津美と週末のことを話し合ったのだ。夕日を浴びる2人の姿は、たいそう美しく見えるだろう。自分を映す写真なんかよりも、ずっと。
そんな思考を巡らせる自分に気づき、芽吹は我に返った。
「ホテルの部屋は、私と華で1部屋。芽吹と息吹さんで1部屋ね」
「……えっ」
「うん?」
あっけらかんと言う奈津美に、反応が遅れる。
でも、それが普通か。兄妹なんだから。
「わかった。楽しみ」
胸中の独り言のように返答が上滑りしなかったのは、芽吹にとって幸いだった。
「息吹。明日の準備はもう終わった?」
写真遠征前日。
一通りの荷造りを終えた芽吹が、リビングでくつろぐ息吹に声をかけた。
「へーき。男の準備なんて、そんな大それたもんじゃないし」
「運転手がもたついたら、予定が全部押すことになるでしょ。いいから早く支度する!」
「えー。だってパンツくらいでしょ」
「し・た・く・し・ろ」
引き下がらないと踏んだ息吹が、渋々ソファーから立ち上がる。
この数日で、芽吹の気持ちも大分落ち着いていた。それと同時にはっきりしたことがある。
芽吹は息吹とのこの関係を、大切に思ってる。初対面の時では考えられないくらいに、強く。
願わくばずっと、このまま、兄と妹として──。
「……っ、う」
「芽吹?」
突然すきりと頭が痛み、こめかみを強く押さえた。それを見て、リビングを去りかけていた息吹が素早く背中を支える。
最近落ち着いてきた気持ちに代わって、こんな具合に原因不明の頭痛があった。
生理前には以前からよくあったが、こうも頻発するのは初めてだ。
「また、頭痛? こっち来て、座ってなよ」
「ん、大丈夫。続くようなら、薬飲むから」
「いいから。こっち」
断じるように告げた言葉が、予想以上に近い距離で吹き込まれた。
体が浮遊する感覚に、自分が抱き上げられているのだと気づく。
「だ、大丈夫だってば、下ろしてっ」
「ばたばたしない。黙って運ばれなって」
「恥ずかしいんだってば」
「ねえ、このやりとり、デジャヴだと思わない? 先週薬箱取ろうとして倒れかけたの、誰だっけ」
「……」
記憶に新しい醜態を引き合いに出され、返す言葉がない。
芽吹を運ぶ息吹の手つきが、やけに恭しく感じられる。見上げると視線が合うとわかっていたので、芽吹はそっと視線を落として胸の動悸をやり過ごすしかなかった。
ここ数日、息吹のスキンシップがより激しくなってるのは気のせいだろうか。
顔が熱くなる。兄と妹でいたいなら、妙に意識をすること自体も止めにしたいのに。
「今、薬取ってくるから。頭動かさないで待ってなよ」
異論を認める空気もなく、大人しく言われた通りソファーに横たわる。
薬の種類も錠数もマスターしたらしい。水とともに自信満々に持って戻ってくる兄の姿に、何故だか胸が温かくなった。
今の痛みの程度を考えると、薬を喉に通せば10分もすれば効いてくる。それまでの辛抱だ。
息吹に礼を言うと、真っ直ぐな視線とぶつかった。あ、しまった。さっきまで、この瞳をうまく交わしていたつもりだったのに。
「芽吹さ」
ソファーの前に膝をついた息吹とは、距離も随分と近い。
「な、なに?」
「奈津美ちゃんも言ってたけど。芽吹、最近綺麗になったね」
きれい。
写真モデルを始めて以降、ほんの時折応援がてら投げかけられるようになった言葉だ。
「そう、かな。何やかんやモデルを引き受けてから、色々手入れを気をつけるようになったしね」
「いや、もともと芽吹は可愛かったし。そういうんじゃない」
「そういうんじゃない、って?」
聞き返すと、珍しく息吹は一瞬視線を横に浮かばせた。
「息吹?」
「もしかして、それってさ、あだ」
そのとき、来訪者を知らせるチャイムが鳴る。
振り返った先のモニターには、思いがけない人物の姿が映っていた。
安達先輩──思わず名を呼ぶ直前に、息吹が素早く腰を上げモニターの受話器を取り上げる。
「帰れストーカー」
ガシャン、と受話器を置いた息吹は、清々しい笑みを浮かべていた。いやいやいや。
「ちょっと息吹! そんな乱暴な」
「こんな時間に来るとか非常識なストーカーだねえ。通報しよっか」
ストーカーに常識とか非常識とかあるのか。というか、非常識の塊みたいな人間が何を言ってるんだ。
本気で通報しそうな息吹から、慌てて家電の子機を奪い取る。
「すみません、今出ますっ」
背後のうるさい非難の声とまだ微かに残る頭痛を無視して、芽吹は玄関へと急いだ。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説



セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
お茶をしましょう、若菜さん。〜強面自衛官、スイーツと君の笑顔を守ります〜
ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
陸上自衛隊衛生科所属の安達四季陸曹長は、見た目がどうもヤのつく人ににていて怖い。
「だって顔に大きな傷があるんだもん!」
体力徽章もレンジャー徽章も持った看護官は、鬼神のように荒野を走る。
実は怖いのは顔だけで、本当はとても優しくて怒鳴ったりイライラしたりしない自衛官。
寺の住職になった方が良いのでは?そう思うくらいに懐が大きく、上官からも部下からも慕われ頼りにされている。
スイーツ大好き、奥さん大好きな安達陸曹長の若かりし日々を振り返るお話です。
※フィクションです。
※カクヨム、小説家になろうにも公開しています。
Husband's secret (夫の秘密)
設樂理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
イケメン男子とドキドキ同居!? ~ぽっちゃりさんの学園リデビュー計画~
友野紅子
児童書・童話
ぽっちゃりヒロインがイケメン男子と同居しながらダイエットして綺麗になって、学園リデビューと恋、さらには将来の夢までゲットする成長の物語。
全編通し、基本的にドタバタのラブコメディ。時々、シリアス。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる