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第一章
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トンネルの奥側には板が嵌めこまれているのか出口には漆黒の闇が広がっていた。
これ以上はトンネルの調査は止めておこう。
本来の目的はここではないし、 時間がない。
今、 こうしている間にもお姉ちゃんの身が危険にさらされているかもしれない。
私は帽子の上にヘッドライトを付け、手には懐中電灯を握り、リュックを背負い
ながらフェンスがあるというトンネル脇に歩み出した。
辺りは木々が生い茂り蜘蛛の巣が至るところに張り巡らされていた。
目的のフェンスは歩いてすぐのところに見られた。
フェンスの上には有刺鉄線が張り巡らされていて上から入るのは困難だった。
だが、フェンスに取り付けられた扉の南京錠は壊れていて簡単に開くことが
出来た。
厳重にしているつもりがかなり緩い警備体制にずさんさが垣間見えた。
これ以上はトンネルの調査は止めておこう。
本来の目的はここではないし、 時間がない。
今、 こうしている間にもお姉ちゃんの身が危険にさらされているかもしれない。
私は帽子の上にヘッドライトを付け、手には懐中電灯を握り、リュックを背負い
ながらフェンスがあるというトンネル脇に歩み出した。
辺りは木々が生い茂り蜘蛛の巣が至るところに張り巡らされていた。
目的のフェンスは歩いてすぐのところに見られた。
フェンスの上には有刺鉄線が張り巡らされていて上から入るのは困難だった。
だが、フェンスに取り付けられた扉の南京錠は壊れていて簡単に開くことが
出来た。
厳重にしているつもりがかなり緩い警備体制にずさんさが垣間見えた。
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