ラズとリドの大冒険

大森かおり

文字の大きさ
305 / 387
14

しおりを挟む
 しばらくすると、海に浮かぶ、大きくて黄色い壁のある、が出現した。そのなにかは、黄色い壁のまわりに、ビリビリ、バチバチと、強力な電気が流れていた。それは、触れたら一瞬で、感電死してしまうほどに、強いものに思えた。
「うう、また変なのが出てきたよ」
 ネルーピーが、うめくように言った。
 よく見るとそれらは、上空に浮かぶ雷雲から、雷が落ちてきて、できているもののようだった。つまりどういうことかというと、どうやら雷が集合して、壁のように、錯覚して見えているようなのだ。
 この雷の壁のせいで、とてもではないけれど、簡単には、死海の奥へと行けないようになっていた。
「どうやらこの、とてつもなく危険な雷の壁、もしくは、カーテンと言ってもいいかもしれないものの向こうに、俺たちの探している、夢、スフェラナイトが、あるのかもしれないな。それから何かまた、おそろしい怪物が待ち受けているのかもしれないぞ」
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

くらげ のんびりだいぼうけん

山碕田鶴
絵本
波にゆられる くらげ が大冒険してしまうお話です。

リョコちゃんと海の守り神。  【トランザニヤ物語SS】

楓 隆寿
絵本
   異世界冒険譚【トランザニヤ物語】のSS   ノビの大活躍――いくら丼の奇跡【トランザニヤ物語SS】から派生した物語。  *あらすじ*  リリゴパノアの料理人ノビ。彼の従魔である小鳥・リョコは、氷の王国からの新たな依頼に同行する。    それは「リュウグウノートの故郷へ行き、海の神に感謝を伝える」というものだった。  リョコの祖父はかつて、海に落ちたときに巨大なアンモナイトに助けられ、魚の神と出会ったことがある。  祖父の物語を胸に、リョコは勇気を出して荒波の海へ飛び込み、再びアンモナイトに導かれて神のもとへたどり着く。  神の前でノビは極北の魚介と氷稲を使った料理をふるまい、その味は神の魂を温めた。  魚の神はノビに「海の恵みの象徴」である輝く宝玉を授け、彼の料理人としての道を祝福する。  勇気を出したリョコと、感謝を料理で示したノビ。  二人の絆はより深まり、夜の海には魚たちの舞と満月の光が広がっていった。  #リョコちゃんの恩返し  Xにて動画配信中 *AIイラスト

氷鬼司のあやかし退治

桜桃-サクランボ-
児童書・童話
 日々、あやかしに追いかけられてしまう女子中学生、神崎詩織(かんざきしおり)。  氷鬼家の跡取りであり、天才と周りが認めているほどの実力がある男子中学生の氷鬼司(ひょうきつかさ)は、まだ、詩織が小さかった頃、あやかしに追いかけられていた時、顔に狐の面をつけ助けた。  これからは僕が君を守るよと、その時に約束する。  二人は一年くらいで別れることになってしまったが、二人が中学生になり再開。だが、詩織は自身を助けてくれた男の子が司とは知らない。  それでも、司はあやかしに追いかけられ続けている詩織を守る。  そんな時、カラス天狗が現れ、二人は命の危険にさらされてしまった。  狐面を付けた司を見た詩織は、過去の男の子の面影と重なる。  過去の約束は、二人をつなぎ止める素敵な約束。この約束が果たされた時、二人の想いはきっとつながる。  一人ぼっちだった詩織と、他人に興味なく冷たいと言われている司が繰り広げる、和風現代ファンタジーここに開幕!!

君との恋はシークレット

碧月あめり
児童書・童話
山田美音は、マンガとイラストを描くのが好きな中学二年生。学校では黒縁メガネをかけて地味に過ごしているが、その裏で人気ファッションモデル・星崎ミオンとして芸能活動をしている。 母の勧めでモデルをしている美音だが、本当は目立つことが好きではない。プライベートでは平穏に過ごしたい思っている美音は、学校ではモデルであることを隠していた。 ある日の放課後、美音は生徒会長も務めるクラスのクールイケメン・黒沢天馬とぶつかってメガネをはずした顔を見られてしまう。さらには、教室で好きなマンガの推しキャラに仕事の愚痴を言っているところを動画に撮られてしまう。 そのうえ、「星崎ミオンの本性をバラされたくなかったら、オレの雑用係やれ」と黒沢に脅されてしまい…。

少年イシュタと夜空の少女 ~死なずの村 エリュシラーナ~

朔雲みう (さくもみう)
児童書・童話
イシュタは病の妹のため、誰も死なない村・エリュシラーナへと旅立つ。そして、夜空のような美しい少女・フェルルと出会い…… 「昔話をしてあげるわ――」 フェルルの口から語られる、村に隠された秘密とは……?  ☆…☆…☆  ※ 大人でも楽しめる児童文学として書きました。明確な記述は避けておりますので、大人になって読み返してみると、また違った風に感じられる……そんな物語かもしれません……♪  ※ イラストは、親友の朝美智晴さまに描いていただきました。

その怪談、お姉ちゃんにまかせて

藤香いつき
児童書・童話
小学5年生の月森イチカは、怖がりな妹・ニコのために、学校でウワサされる怪談を解いてきた。 「その怪談、お姉ちゃんにまかせて」 そのせいで、いつのまにか『霊感少女』なんて呼ばれている。 そんな彼女の前に現れたのは、学校一の人気者——会長・氷室冬也。 「霊感少女イチカくん。学校の七不思議を、きみの力で解いてほしい」 怪談を信じないイチカは断るけれど……? イチカと冬也の小学生バディが挑む、謎とホラーに満ちた七不思議ミステリー!

テツガクねこはテツガクする

関谷俊博
絵本
ぼくは ねこである。なまえは テツガクねこ。テツガクすることに めざめた ねこである。

トゲトゲ(α版)

山碕田鶴
絵本
トゲトゲ したものを挙げてみました。  ※絵本レイアウトにした改稿版が「絵本ひろば」にあります。

処理中です...