Vtuberにガチ恋してから付き合うまで

日本兵ヤマダ

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友達

ちょっと進展?

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朝、気持ちよく起きていつも通りの準備を始めて学校に行った。学校に着き机に顔を伏せた。そしたらギャルが、いつもの事のように話しかけてきた。
「おはよう、山田くん。今日声かけるんでしょ?」
「まあ」
「頑張ってね」
いい応援だ。休み時間に絵描いているとこに突撃だよな…僕は色々な喋り方を考えながら授業を受けた。そして彼女からパワーをもらった気になって気合を入れた。気づいたら授業が終わり、僕は一旦トイレに逃げた。難しい話しかけるなんて、この僕からしたら難しすぎる。友達というものを僕は知らなさ過ぎるんだ。過去の自分を恨むよ…そんなクヨクヨしたことを言っている場合では無いのだ。昨日の彼女の配信を見た時にパワーをもらったんだ僕は。よし次の授業が終わったら彼の所に行こう…僕はトイレを済まして教室に戻った。
「どう?話しかけられそう?」
教室の戻るとギャルが声をかけてきた。
「あぁ、トイレで少し頭の中を整理してきたよ。」
「何それ」
彼女は少し微笑んだ。
少しして鐘が鳴り授業が始まった。適当に先生の話を聞き流して授業の終わりまで待った。今日の授業は悩んでいるからか終わるのが速く感じた。 鐘がなると同時に僕は席を立った。
「山田くん」
彼女は親指を天に突き上げて、僕に笑いかけた。
僕は手で頑張るよとサインを出して歩き出した。一歩一歩が重い汗が出てくる手が震える。久しぶりだ緊張するのは。小学生の頃にみんなの前でスピーチを読むときぐらい緊張している。なんか緊張しすぎてクラクラしてきた。何故か分からないが彼女との存在しない記憶が流れてきた。

自分が仕事から帰ると
「あなた!もうご飯できているわよ!」
と優しく微笑みながら玄関まできてくれる彼女。僕が疲れたと口から言葉を出すと
「お疲れ様」
と優しく癒してくれる。そして僕はカバンを近くにそっとおきリビングに向かう。

そんな幸せな記憶を思い出してきた。これが走馬灯か…

僕は緊張のあまり倒れた。
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