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同窓会に嫌われ者がいた話
同窓会に嫌われ者がいた話
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同窓会といえば、小学校、中学校、高校なんかで仲の良かった友達としばらくぶりに対面し、懐かしい思い出話や今の生活ぶりの話なんかに花を咲かせる。中には出会いを求める人なんかもいるかもしれない。そんな非日常を楽しむ場だと、私は思う。だから友達がおらず独りぼっちだった子やクラスに馴染んでいなかった子なんかは出席しにくいだろうなと、何となく思ってたんだ。
綺麗なホテルの大広間、そこに集まる三十人ばかりの大人。誰も綺麗にかしこまったりおめかししたり、この非日常を楽しむ空気に溢れていた。その空気の中の一人が私。ちょっと前に高校時代の同級生から同窓会のお知らせが来た時から楽しみにしてた。高校時代の友人に会えることはもちろん、彼氏がいない私にとって出会いを求めるチャンスでもあったから、お気に入りのドレスなんか着ちゃって浮かれてるんだ。
「わ~優里?久しぶり~!めっちゃ綺麗になったね!」
「わっ理沙!?昔と雰囲気変わったね~!ちなみに綺麗に見えるのはバッチバチにメイクしてるからだよ、綺麗になったわけじゃないの。あはは!懐かしいな~!」
高校時代の親友、理沙だ。気楽な性格で話しやすくて、男子とはあまり話さないタイプだったから男関係でのゴタゴタモなくて、行動するときはいつも二人で一緒だった。
「そういえばさ、聞いた?今日出席率百パーなんだって!三十人くらいの少人数だからって欠席一人もいないのすごくない!?」
「ほんと!?じゃありっちゃんとか藤井君とか、あんま参加しなさそうだった人も来てるんだ。」
「そうそう、だからさ、ほら、真央ちゃんも来てるらしいよ。」
「あ~...。」
三田真央。彼女は高校時代、クラスでは特別な位置にいた。それは決していい意味ではなく、悪い意味で。
「ほら、あそこ座ってる。高校の時アレだったからさ、同窓会なんて来てもこうなるって分かってるはずなのに、なんで来たんだろう。私だったら来ないよ、強制参加じゃないんだから。」
「分からなかったんじゃないかな、高校の時からそうだったから。あ、そうだ、今日先生も来てるんだよね?私挨拶してくるね。」
「ああー、行ってらっしゃい。テキトーに席座ってるから、戻ってきたらおいで~。」
「分かったありがと!」
私は理沙にそう言うと、ゆっくり深呼吸し、歩き出した。
三田真央は、一言でいえばクラスの嫌われ者だった。でもいじめとかそんなものはなく、むしろ彼女以外の、彼女に関わった人間がストレスで体調を崩したり、学校を休んだりしていた。
私の通っていた高校のクラスはいわゆる特進クラスで、難関大学号額を目指して勉強するクラスだった。クラス全員が自分なりに目標をもって、具体的に大学が決まってない人もひたすら自分の学力を上げるために勉強をしていた。授業を真面目に聞き、分からないところがあったら休み時間の間に先生に質問する、放課後も残って勉強し、学校行事には協調性をもって積極的に臨む、そんなのが当たり前のクラスだった。別にそれが悪いことなんて無いし、全員大変なことはあっても無理をしているわけじゃない、最悪勉強に苦しくなっても特進クラスをやめて普通科のクラスに編入することも認められていたから自分たちなりに折り合いつけて楽しい学校生活を送っていた。
でも彼女は違った。彼女は勉強することを苦痛としか感じず、成績はいつもクラス最下位、授業妨害はしないもののうたた寝をしたり落書きをしたり意欲態度も悪く、放課後は勉強している人もいる教室でひたすら愚痴をこぼしていた。彼女は人間関係の面でも衝突が多くて、普通科クラスの友達の悪口を言ったり、部活仲間への皮肉、彼氏も当時いたらしいけど彼氏の愚痴も教室内で言っているのをよく聞いた。一般的な女子高生としてみれば彼女のような人も多くいると思う、実際普通科クラスで仲の良い子はいたらしい。でも特進クラスでは異物でしかなかった。一言でいえば勉強の邪魔、それがクラス皆が彼女に思う印象だったと思う。
彼女もこれだけならまだ嫌われなかったかもしれない。勉強の邪魔だと思っても、仲の良い友達という関係性があれば彼女と仲良くすることも出来た。でも、彼女はクラスメイトとの関係性も良くなかった。学校行事では前に出て進行したり、決め事をする話し合いには参加しないのに決まったことに文句はつける、たまに前に出ると思ったら誰の意見も聞かず一人で勝手にくらす意見を決める。普段の生活でもちょっと気に入らないことがあると拗ねてふてくされる、ペアワークも失敗すると相手のせいにする、鬱憤がたまると迷惑も考えず大声で愚痴る、相手のことも考えず自分勝手に動く、そんな人間と仲良くなれる人はクラスにはおらず、当然の様にクラス全員に嫌われていた。当然私も、クラスメイトとして最低限しか関わりを持たず、仲良いと呼べる関係ではなかった。
その彼女が、大人になって今、目の前にいる。目の前にいる彼女はこの雰囲気に心底つまらなさそうな顔をしてスマホをいじっていた。今の彼女の様子を見て普通の人なら、一人でいるならと声をかけたり、同窓会に来てスマホをいじるなんて、と注意するんだろう。でもここには彼女と心底関わりたくない人間が集まってるから、誰も彼女に話しかけないし、みんな心の中ではこのまま一人でじっとしててくれと、話しかけてこないでくれと、と思ってる。私はそんな雰囲気の中、出来るだけ存在感を出さず、出来るだけ刺激しないように、彼女の隣の席にゆっくり座った。
「真央ちゃん、久しぶり。優里、です...。」
彼女は一瞬私の方を見た後、ふいとまたスマホに目線を戻した。彼女は自分の置かれた状況を、嫌われているという事実を分かってるんだろう。だから話しかけられても出来るだけこの空気の中に入らないようにしてる。それは彼女のプライドなのか、この空気を壊さないための優しさなのか、それともシンプルに私と話したくないのかは、分からないけど。
「そのまま、スマホいじったままでいいから聞いてほしい。どうしても伝えたいことがあるんだ。」
私はそう言って彼女に話しかけた。私は彼女にどうしても伝えたいことがあった。それは今じゃないといけない、これから先に伝えるチャンスがあるかは分からない、だからこんな空気でもこんな態度取られても返事は返ってこなくても、彼女に話しかけた。
「あのね、私もみんなと同じ、正直、真央ちゃんのこと苦手だった。嫌いというか、苦手だったんだ。今も...正直苦手化も。でもね、私は真央ちゃんの良いところ知ってる。」
彼女のスマホをいじる手が止まった気がする。顔はこちらを向こうとはしなかったけど、私は続けた。
「二年生の時かな?マラソン大会あったじゃん、あの体育の授業の度に無駄に走らされるやつ。あれでさ、終わった後は授業終了まで自由にしてていいんだけど、私、集合かかっても動かなかったことあったんだ。多分寝てたんだよね、外で体育座りで。その時さ、集合かかってるよって起こしてくれたの、覚えてる?先生に言われたからかは分かんないけど、あの時起こしてくれたのは誰でもない、真央ちゃんだった。他にもさ、私昼休みの時間、重すぎる生理痛で動けなくて丸まってて、同然ご飯も食べられなくなった時があったんだよ。さすがに様子がおかしいことに気づいて周りにいた友達は『大丈夫?』って声かけてくれたり、ストール貸してくれたりしてる中、真央ちゃんだけが先生をわざわざ呼びに行ってくれた。私がいた席からは結構遠くにいたのに。もちろん声かけてくれるのも嬉しいんだけど、私のために走って教室から出て行ったあの姿は今でも忘れられないよ。」
彼女は相変わらずこっちを見ようとはしなかった。でも私は構わず続ける。彼女の返事が欲しいわけじゃないから。
「真央ちゃん、確かに嫌だなー苦手だなーって思うこともたくさんあったけど、同時に嬉しいな、ありがとうって思えることもあったよ。私は人の、そういう一面をよく見て大事にしようと思ってる。あの時も言ったかもしれないけど、いま改めて言うね。あの時はありがとう。...それだけ。じゃあね。」
私はそこまで言うと席を立って歩き出した。彼女の方は振り向かなかった。私の言葉に彼女がどう思ったかを知りたいとは思わなかったから。でも小さく「ありがとう」って声は聞こえた気がする。気がするだけかもしれないけど、私は少し笑顔になって、理沙の席に向かった。
皆にとっては嫌われ者でも、私はその人のいいところを見つけたい。それは私の自己満足だ。
綺麗なホテルの大広間、そこに集まる三十人ばかりの大人。誰も綺麗にかしこまったりおめかししたり、この非日常を楽しむ空気に溢れていた。その空気の中の一人が私。ちょっと前に高校時代の同級生から同窓会のお知らせが来た時から楽しみにしてた。高校時代の友人に会えることはもちろん、彼氏がいない私にとって出会いを求めるチャンスでもあったから、お気に入りのドレスなんか着ちゃって浮かれてるんだ。
「わ~優里?久しぶり~!めっちゃ綺麗になったね!」
「わっ理沙!?昔と雰囲気変わったね~!ちなみに綺麗に見えるのはバッチバチにメイクしてるからだよ、綺麗になったわけじゃないの。あはは!懐かしいな~!」
高校時代の親友、理沙だ。気楽な性格で話しやすくて、男子とはあまり話さないタイプだったから男関係でのゴタゴタモなくて、行動するときはいつも二人で一緒だった。
「そういえばさ、聞いた?今日出席率百パーなんだって!三十人くらいの少人数だからって欠席一人もいないのすごくない!?」
「ほんと!?じゃありっちゃんとか藤井君とか、あんま参加しなさそうだった人も来てるんだ。」
「そうそう、だからさ、ほら、真央ちゃんも来てるらしいよ。」
「あ~...。」
三田真央。彼女は高校時代、クラスでは特別な位置にいた。それは決していい意味ではなく、悪い意味で。
「ほら、あそこ座ってる。高校の時アレだったからさ、同窓会なんて来てもこうなるって分かってるはずなのに、なんで来たんだろう。私だったら来ないよ、強制参加じゃないんだから。」
「分からなかったんじゃないかな、高校の時からそうだったから。あ、そうだ、今日先生も来てるんだよね?私挨拶してくるね。」
「ああー、行ってらっしゃい。テキトーに席座ってるから、戻ってきたらおいで~。」
「分かったありがと!」
私は理沙にそう言うと、ゆっくり深呼吸し、歩き出した。
三田真央は、一言でいえばクラスの嫌われ者だった。でもいじめとかそんなものはなく、むしろ彼女以外の、彼女に関わった人間がストレスで体調を崩したり、学校を休んだりしていた。
私の通っていた高校のクラスはいわゆる特進クラスで、難関大学号額を目指して勉強するクラスだった。クラス全員が自分なりに目標をもって、具体的に大学が決まってない人もひたすら自分の学力を上げるために勉強をしていた。授業を真面目に聞き、分からないところがあったら休み時間の間に先生に質問する、放課後も残って勉強し、学校行事には協調性をもって積極的に臨む、そんなのが当たり前のクラスだった。別にそれが悪いことなんて無いし、全員大変なことはあっても無理をしているわけじゃない、最悪勉強に苦しくなっても特進クラスをやめて普通科のクラスに編入することも認められていたから自分たちなりに折り合いつけて楽しい学校生活を送っていた。
でも彼女は違った。彼女は勉強することを苦痛としか感じず、成績はいつもクラス最下位、授業妨害はしないもののうたた寝をしたり落書きをしたり意欲態度も悪く、放課後は勉強している人もいる教室でひたすら愚痴をこぼしていた。彼女は人間関係の面でも衝突が多くて、普通科クラスの友達の悪口を言ったり、部活仲間への皮肉、彼氏も当時いたらしいけど彼氏の愚痴も教室内で言っているのをよく聞いた。一般的な女子高生としてみれば彼女のような人も多くいると思う、実際普通科クラスで仲の良い子はいたらしい。でも特進クラスでは異物でしかなかった。一言でいえば勉強の邪魔、それがクラス皆が彼女に思う印象だったと思う。
彼女もこれだけならまだ嫌われなかったかもしれない。勉強の邪魔だと思っても、仲の良い友達という関係性があれば彼女と仲良くすることも出来た。でも、彼女はクラスメイトとの関係性も良くなかった。学校行事では前に出て進行したり、決め事をする話し合いには参加しないのに決まったことに文句はつける、たまに前に出ると思ったら誰の意見も聞かず一人で勝手にくらす意見を決める。普段の生活でもちょっと気に入らないことがあると拗ねてふてくされる、ペアワークも失敗すると相手のせいにする、鬱憤がたまると迷惑も考えず大声で愚痴る、相手のことも考えず自分勝手に動く、そんな人間と仲良くなれる人はクラスにはおらず、当然の様にクラス全員に嫌われていた。当然私も、クラスメイトとして最低限しか関わりを持たず、仲良いと呼べる関係ではなかった。
その彼女が、大人になって今、目の前にいる。目の前にいる彼女はこの雰囲気に心底つまらなさそうな顔をしてスマホをいじっていた。今の彼女の様子を見て普通の人なら、一人でいるならと声をかけたり、同窓会に来てスマホをいじるなんて、と注意するんだろう。でもここには彼女と心底関わりたくない人間が集まってるから、誰も彼女に話しかけないし、みんな心の中ではこのまま一人でじっとしててくれと、話しかけてこないでくれと、と思ってる。私はそんな雰囲気の中、出来るだけ存在感を出さず、出来るだけ刺激しないように、彼女の隣の席にゆっくり座った。
「真央ちゃん、久しぶり。優里、です...。」
彼女は一瞬私の方を見た後、ふいとまたスマホに目線を戻した。彼女は自分の置かれた状況を、嫌われているという事実を分かってるんだろう。だから話しかけられても出来るだけこの空気の中に入らないようにしてる。それは彼女のプライドなのか、この空気を壊さないための優しさなのか、それともシンプルに私と話したくないのかは、分からないけど。
「そのまま、スマホいじったままでいいから聞いてほしい。どうしても伝えたいことがあるんだ。」
私はそう言って彼女に話しかけた。私は彼女にどうしても伝えたいことがあった。それは今じゃないといけない、これから先に伝えるチャンスがあるかは分からない、だからこんな空気でもこんな態度取られても返事は返ってこなくても、彼女に話しかけた。
「あのね、私もみんなと同じ、正直、真央ちゃんのこと苦手だった。嫌いというか、苦手だったんだ。今も...正直苦手化も。でもね、私は真央ちゃんの良いところ知ってる。」
彼女のスマホをいじる手が止まった気がする。顔はこちらを向こうとはしなかったけど、私は続けた。
「二年生の時かな?マラソン大会あったじゃん、あの体育の授業の度に無駄に走らされるやつ。あれでさ、終わった後は授業終了まで自由にしてていいんだけど、私、集合かかっても動かなかったことあったんだ。多分寝てたんだよね、外で体育座りで。その時さ、集合かかってるよって起こしてくれたの、覚えてる?先生に言われたからかは分かんないけど、あの時起こしてくれたのは誰でもない、真央ちゃんだった。他にもさ、私昼休みの時間、重すぎる生理痛で動けなくて丸まってて、同然ご飯も食べられなくなった時があったんだよ。さすがに様子がおかしいことに気づいて周りにいた友達は『大丈夫?』って声かけてくれたり、ストール貸してくれたりしてる中、真央ちゃんだけが先生をわざわざ呼びに行ってくれた。私がいた席からは結構遠くにいたのに。もちろん声かけてくれるのも嬉しいんだけど、私のために走って教室から出て行ったあの姿は今でも忘れられないよ。」
彼女は相変わらずこっちを見ようとはしなかった。でも私は構わず続ける。彼女の返事が欲しいわけじゃないから。
「真央ちゃん、確かに嫌だなー苦手だなーって思うこともたくさんあったけど、同時に嬉しいな、ありがとうって思えることもあったよ。私は人の、そういう一面をよく見て大事にしようと思ってる。あの時も言ったかもしれないけど、いま改めて言うね。あの時はありがとう。...それだけ。じゃあね。」
私はそこまで言うと席を立って歩き出した。彼女の方は振り向かなかった。私の言葉に彼女がどう思ったかを知りたいとは思わなかったから。でも小さく「ありがとう」って声は聞こえた気がする。気がするだけかもしれないけど、私は少し笑顔になって、理沙の席に向かった。
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