12 / 81
季節話
龍神様と年明け
しおりを挟む
龍神様と暮らし始めて初めての年明け、でしたが不思議と特に変わったことも無く、新年の挨拶をしてから一週間が過ぎた頃のことでした。
「龍平、姫始めをしようぞぉ!」
「ブッ!!!!!」
龍神様の言葉に龍平は飲んでいた味噌汁を盛大に吹き出しました。
「ひ、ひめ!?…フーッ…………しません。」
「一瞬で動揺を抑えるとは、龍平、お主成長したなぁ。」
「成長したなぁ、じゃありません。急に何なんですか。」
龍平は吹き出した味噌汁を拭きながら話します。
「いやのぉ、さすがに年を明けてすぐに姫はじめしようと言うのも龍平も心の準備が出来ないかなぁと思おて、今日で年明けて1週間だから今日言ってみたぁ。」
「年明けて何日経とうが、嫌です。ご馳走様でした。」
「龍平お主つれないのぉ。ご馳走様でした。」
龍神様と龍平は食べ終わった食器を片付け、寝室の準備をしながら話を続けます。
「そもそも俺たち一緒の布団どころか一緒の部屋でも寝てないんですからね。」
「お主が嫌がるからだろぉ。私は好いた者の嫌がることはしない主義だからな、我慢しておるぅ。」
「そうですね。じゃあずっと嫌なので、ずっと我慢しててください。」
「お主本当につれないのぉ!いいさ、私は心が広いからなぁ、いつか龍平が可愛く『龍神様…一緒に寝てくだされ…』と言ってくるまで我慢しようぞぉ。」
「想像の俺、すごい乙女!!!!!!」
年も明けて一週間、今日も二人は別々の寝室で静かに眠りにつくのでした。
「龍平、姫始めをしようぞぉ!」
「ブッ!!!!!」
龍神様の言葉に龍平は飲んでいた味噌汁を盛大に吹き出しました。
「ひ、ひめ!?…フーッ…………しません。」
「一瞬で動揺を抑えるとは、龍平、お主成長したなぁ。」
「成長したなぁ、じゃありません。急に何なんですか。」
龍平は吹き出した味噌汁を拭きながら話します。
「いやのぉ、さすがに年を明けてすぐに姫はじめしようと言うのも龍平も心の準備が出来ないかなぁと思おて、今日で年明けて1週間だから今日言ってみたぁ。」
「年明けて何日経とうが、嫌です。ご馳走様でした。」
「龍平お主つれないのぉ。ご馳走様でした。」
龍神様と龍平は食べ終わった食器を片付け、寝室の準備をしながら話を続けます。
「そもそも俺たち一緒の布団どころか一緒の部屋でも寝てないんですからね。」
「お主が嫌がるからだろぉ。私は好いた者の嫌がることはしない主義だからな、我慢しておるぅ。」
「そうですね。じゃあずっと嫌なので、ずっと我慢しててください。」
「お主本当につれないのぉ!いいさ、私は心が広いからなぁ、いつか龍平が可愛く『龍神様…一緒に寝てくだされ…』と言ってくるまで我慢しようぞぉ。」
「想像の俺、すごい乙女!!!!!!」
年も明けて一週間、今日も二人は別々の寝室で静かに眠りにつくのでした。
3
あなたにおすすめの小説
幼馴染がいじめるのは俺だ!
むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに...
「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」
「はっ...ぁ??」
好きな奴って俺じゃないの___!?
ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子
ーーーーーー
主人公 いじめられっ子
小鳥遊洸人
タカナシ ヒロト
小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。
姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。
高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、
脳破壊。
千透星への恋心を自覚する。
幼馴染 いじめっ子
神宮寺 千透星
ジングウジ チトセ
小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。
美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている)
転校生の須藤千尋が初恋である
執着
紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。
ふつつかものですが鬼上司に溺愛されてます
松本尚生
BL
「お早うございます!」
「何だ、その斬新な髪型は!」
翔太の席の向こうから鋭い声が飛んできた。係長の西川行人だ。
慌てん坊でうっかりミスの多い「俺」は、今日も時間ギリギリに職場に滑り込むと、寝グセが跳ねているのを鬼上司に厳しく叱責されてーー。新人営業をビシビシしごき倒す係長は、ひと足先に事務所を出ると、俺の部屋で飯を作って俺の帰りを待っている。鬼上司に甘々に溺愛される日々。「俺」は幸せになれるのか!?
俺―翔太と、鬼上司―ユキさんと、彼らを取り巻くクセの強い面々。斜陽企業の生き残りを賭けて駆け回る、「俺」たちの働きぶりにも注目してください。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
普通のβだった俺は
りん
BL
普通の大学生として過ごす白瀬凪が、αの先輩に絡まれる話
凪は普通の大学生だ。βで、容姿も中身も平均値ぐらいだと認識している。ある日、大学でもよく噂されている先輩に声をかけられる。先輩の独特の雰囲気と空気に、次第に巻き込まれていく凪。
書き殴り状態なので少しずつ修正するつもりですです…。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる