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23話:セリカでドライブとネットバブル崩壊
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そして途中の休憩所で深呼吸しながら、あまり無茶しないで吐きそうになるわよと智惠さんが笑いながら言った。11月、信州、松本と諏訪の温泉巡りで2泊で出かけると高速道路で、セリカGTのトルクのすごさを感じた。特に中央高速の小淵沢から諏訪への急な登利道にさしかかった時の力強さは感動的だった。そして1998年12月、久しぶりに4人で横浜中華街で忘年会を開いた。
子供達が、将来の自分達の進路について夢を語ってくれた。長男の一郎はソニー、NEC、富士通の3社の中の1社に的を絞るつもりだと言った。現段階ではソニーが面白そうだと考えていると話した。続いて長女の和子は、海外での仕事を夢見て、商社、MB商事、M物産、ITC商事に、いずれかに入社したいと考えているようだ。やがて1998年が終わり1999年となった。
一郎が1999年の夏期のアルバイト研修をNECと富士通の両方と考えた。しかし、ライバル企業とわかり、どちらか一方に決めざるを得ないと考えた。そしてNEC9800シリーズで実績のある武蔵小杉の近くのNEC中央研究所で8月1日から9月1日までの1ケ月間、研修することを決め、応募して許可された。和子はM物産に8月1日から31日までの研修を希望し、会社に連絡して許可された。
その後、夏を迎え、長女の和子は東京駅近くのM物産へ長男の一郎は、武蔵小杉近くのNECへ研修にでかけた。そして体調を崩すことなく、お盆休み以外、無欠勤で研修を続けた。和子が日本の商社についての知識と日本の商社ビック4の規模の大きさに驚いた。その商社ごとの強みについても勉強してきた。10月になり海藤努が家族4人で箱根の温泉旅行に出かけ、子供達の話を聞いた。
すると、一郎は、ソニーを就職希望先に決めたと言った。ソニーは、とにかく優れた研究開発企業で、オープンな雰囲気、研究テーマが豊富だった。その点、NECのような老舗電気メーカーとは雲泥の差があり、そう言う意味でも世界企業だと、ほめちぎった。来年は、卒論のために時間を費やすと言った。和子の方はM商事は、柔軟性があり、成長性も期待でき、就職試験を受けて入社したいと本音を漏らした。
それに対し、智惠さんが、自分の進路をしっかり決めて、上をめざして欲しいと総括して、箱根の温泉旅行から戻り、1999年を終え、21世紀の2000年を迎えた。2000年2月28日の夜9時に、内藤から、ソニーが、こんなに上がると思わなかったと電話が入り、31500円以上なら売りと言われ、海藤努が、お礼を言った。そして2月29日、気配値で31500円を超えていたのでソニー株3千株を成行売りすると、直ぐ31600円で売れた。税引き後利益が7800万円となり、株投資口座残高が1.7億円となった。
そして、海藤一郎がソニー、和子がM物産にへの就職が決まった。そして、2人とも会社の寮に入ると言い、目黒のマンションを出て行き、狭かったマンションが、海藤夫妻2人きりになり、広くなったが、母の智惠さんは、寂しさを感じた。しかし、日本のネット関連株が爆発的な急上昇から、一転して、急降下し始めた。株を売りたいと人が多すぎて光通信株の20日間、ストップ安、値つかず。ソフトバンク、ヤフー株も急降下。
バブル崩壊の恐ろしさを知り、海藤努は肝を冷やし株の売買から足を洗うと内藤哲人に電話を入れた。すると1.7億円あれば株よりも外貨とか債券とか、リスクの小さい投資に切り替えるべきだと言われた。その後、アメリカの銀行のシティバンクを興味を持って訪問。窓口の担当者から、とりあえず、私どもの銀行にお預け下さればプライベートバンキングサービスで多くの利点が投資が選べると言われた。
子供達が、将来の自分達の進路について夢を語ってくれた。長男の一郎はソニー、NEC、富士通の3社の中の1社に的を絞るつもりだと言った。現段階ではソニーが面白そうだと考えていると話した。続いて長女の和子は、海外での仕事を夢見て、商社、MB商事、M物産、ITC商事に、いずれかに入社したいと考えているようだ。やがて1998年が終わり1999年となった。
一郎が1999年の夏期のアルバイト研修をNECと富士通の両方と考えた。しかし、ライバル企業とわかり、どちらか一方に決めざるを得ないと考えた。そしてNEC9800シリーズで実績のある武蔵小杉の近くのNEC中央研究所で8月1日から9月1日までの1ケ月間、研修することを決め、応募して許可された。和子はM物産に8月1日から31日までの研修を希望し、会社に連絡して許可された。
その後、夏を迎え、長女の和子は東京駅近くのM物産へ長男の一郎は、武蔵小杉近くのNECへ研修にでかけた。そして体調を崩すことなく、お盆休み以外、無欠勤で研修を続けた。和子が日本の商社についての知識と日本の商社ビック4の規模の大きさに驚いた。その商社ごとの強みについても勉強してきた。10月になり海藤努が家族4人で箱根の温泉旅行に出かけ、子供達の話を聞いた。
すると、一郎は、ソニーを就職希望先に決めたと言った。ソニーは、とにかく優れた研究開発企業で、オープンな雰囲気、研究テーマが豊富だった。その点、NECのような老舗電気メーカーとは雲泥の差があり、そう言う意味でも世界企業だと、ほめちぎった。来年は、卒論のために時間を費やすと言った。和子の方はM商事は、柔軟性があり、成長性も期待でき、就職試験を受けて入社したいと本音を漏らした。
それに対し、智惠さんが、自分の進路をしっかり決めて、上をめざして欲しいと総括して、箱根の温泉旅行から戻り、1999年を終え、21世紀の2000年を迎えた。2000年2月28日の夜9時に、内藤から、ソニーが、こんなに上がると思わなかったと電話が入り、31500円以上なら売りと言われ、海藤努が、お礼を言った。そして2月29日、気配値で31500円を超えていたのでソニー株3千株を成行売りすると、直ぐ31600円で売れた。税引き後利益が7800万円となり、株投資口座残高が1.7億円となった。
そして、海藤一郎がソニー、和子がM物産にへの就職が決まった。そして、2人とも会社の寮に入ると言い、目黒のマンションを出て行き、狭かったマンションが、海藤夫妻2人きりになり、広くなったが、母の智惠さんは、寂しさを感じた。しかし、日本のネット関連株が爆発的な急上昇から、一転して、急降下し始めた。株を売りたいと人が多すぎて光通信株の20日間、ストップ安、値つかず。ソフトバンク、ヤフー株も急降下。
バブル崩壊の恐ろしさを知り、海藤努は肝を冷やし株の売買から足を洗うと内藤哲人に電話を入れた。すると1.7億円あれば株よりも外貨とか債券とか、リスクの小さい投資に切り替えるべきだと言われた。その後、アメリカの銀行のシティバンクを興味を持って訪問。窓口の担当者から、とりあえず、私どもの銀行にお預け下さればプライベートバンキングサービスで多くの利点が投資が選べると言われた。
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