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64話:ポルトガルの60日長期滞在

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 翌日は、バルセロナに移動し、ガウディのサクラダ・ファミリア、グエル公園を見て回ったが、その芸術的な外観に驚かされた。翌日は、カテドラル・旧市街の大聖堂を見て回った。

 その後、世界屈指のクラブチームFCバルセロナの本拠地のカンプノウ・スタジアムを見学したが、ヨーロッパ最大の観客席規模を誇る10万人収容のスタジアムで圧巻だった。そうして、4日間のスペイン見学を終えた。

 その後6月9日、再び、リスボンに戻り、サント・アントニオ教会、ジェロニモス修道院、ベレンの塔などを回ってみて、町並みがきれいであった。食事も日本に合う、海鮮料理が美味しくて、安かった。

まだ行っていないヨーロッパ最西端の岬、ロッカ岬に立ち寄ると、険しい岸壁と、きれいな海が素敵だった。今回は時間が無いので、景色だけ見て、リスボンにすぐ戻った。そうして、日本に帰る日が近づいてきたので、最後に、もう一度、ポルトへ行く事にした。

 6月25日、朝10時に、リスボンの駅から、高速列車で2時間半で到着。ポルトは世界遺産の町で、魔女の宅急便を思わせる雰囲気の町でオレンジ色屋根の景色が広がっていた。お腹が空いたので食堂に入ると、いわしの塩焼き、タコ、エビなどを注文すると、どれも絶品。

 特に、いわしは肉厚で絶品、日本人には、ぴったりで、どれも美味しい味で、価格も安い、食後に、ちょっと甘めの、飲みやすいポルトワイン飲み、お腹を満たした。

 翌日は、ポルトの川沿いの道を散歩して、その後、高台に上がり一面に広がる白い壁と赤い屋根のポルトガル独特と家を眺めていると、石津夫妻にとって住むとしたら、リスボンよりも、落ち着いた感じで、ポルトの方が、良いと感じた。

 ポルトの最後の晩餐は、川沿いのテラス席で、だんだんと夜景に変わっていく景色を眺めながら食事楽しめ、最高だった。2013年6月28日に、お世話になった今田夫妻と、お別れの食事会に、お誘いして、ゆっくり話す機会を持った。

 今田寛人さんが、石津健之助に、ゴールデン・ビザはとらないのですかと聞いたので、ポルトガルは好きですが、50万ユーロという大金を使って、永住権を取得するよりも、スペイン、イギリス、フランス、スイス、イタリーなども旅行したいという結論に達したと話した。

 そうして2ケ月間のポルトガル・スペインへの長旅も終わり、2013年7月8日に、日本に帰った。その後、佐藤和則君から電話が入りポルトガルのゴールデンビザの申請をして、不動産を買ったと話してくれた。それによると、佐藤君と伊東さんと富田君と清水さんが、結婚予定として、4人、2カップルで2つのゴールデン・ビザを申請したと語った。

 不動産はリスボンの町中の同じマンションの広めの2LDK2部屋を51万ユーロで、2つずつ購入し、ゴールデン・ビザは、申請後3ケ月以内で日本に届くそうだ。また、もし、石津夫妻がリスボンに行く時は、特別に2LDK1泊、1万円、1週間なら5万円、1ケ月なら10万円で貸すと言ってくれた。
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