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69話:フィレンツェ観光とトスカーナ料理を堪能
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パニーノとバスケッタを注文。バスケッタとは「小さなお風呂」という意味で、ちょっと深めのプラ容器にランプレドットだけを入れてくれる。もちろんソースもかけてくれる。パンも別に付いているのでパニーノ「牛丼」、バスケッタ「牛皿」という事。バスケッタだとパンの味や食感に邪魔されずランプレドットの美味しさだけを味わうことができた。その後、「ウッフィツィ美術館」へ行き、昼休みで、なんとか入れたが混んでいた。
2階に上がり、近年修復されたダ・ヴィンチの「マギの礼拝」や「受胎告知」、ラファエロやカラヴァッジョの作品を見学後、3階に行き、ジョットの「聖母子像」、ボッティッチェリの「春」「ヴィーナスの誕生」、ミケランジェロの「聖家族」を見たが、混雑で、じっくり見るという訳にはいかなかった。少しカフェで休もうと考えたが、長い階段を上り疲れたので一度ホテルに帰って休むことにいた、部屋に入りベッドに入ると、すぐに夢の中へ気がつくと16時、疲れはとれたが夕暮れ時が近い。
フロントで「ヴェッキオ橋」へ行き、その次、ミケランジェロ広場の夜景が素晴らしいと教えられて、出かけた。川沿いを西方向に進むとヴェッキオ橋に到着。その名の通りフィレンツェで一番古い橋で、橋の上には宝飾店がズラリと並んでいた。ヴェッキオ橋を通り過ぎて川沿いを歩き、次のサンタ・トリニタ橋で右折すれば、フェラガモやグッチの本店が並ぶブランド通り「トルナブォー二通り」に出る。すると、奥さんが、フェラガモとグッチの本店が、フィレンツェにあったのねと驚いた。
買うつもりはないから、店の前へ行きましょうと言われた。少し行くとフェラガモとグッチの本店が見え、その美しいショーウィンドゥを奥さんがじっくり、物欲しそうに見ていた。そこで、たまらず金が無い訳ではないから店に入ろうと奥さんに言うと、私は、免税店とか格安店で買いますからと言い、また、荷物が増えるのは、嫌だから結構ですと言った。それを聞いて、わかったと言い、歩き出した。
夕飯時になったので、観光本に書いてあったフィレンツェの名物料理「ビステッカ・フィオレンティーナ」これは、フィレンツェ特産のキアーナ牛を使い、塩・コショウ・オリーブオイルで味をつけ炭火で焼いたステーキ。有名な店に入り、ウエイトレスさんに聞くと、英語で日本人かと聞くので、そうだと答えた。焼く前に「このお肉を焼くよ?」と確認されOKと答えた。しかし、大きいので、残ったら持ち帰ろうと考えた。
しかし、焼き上がって出て来たステーキをナイフで分けると、かなりの部分が骨の部分で、それを除くと、驚く程、小さい。しかし、味は、評判どおり美味しかった。唯一、残念だったのでは、付け合わせと、パンだけだった事。できたら、温かい、美味しいごはんと一緒に食べたかったなーと小山田夫妻は、内心思った。その後、夜景が素晴らしいと言われたミケランジェロ広場にバスに乗って向かった。広場のテラスから眺めは、最高だった。
階段を下ってテラスには、カフェテラスや有料トイレもある。そこでカフェに入って、ゆっくりして、十分、夜景を楽しんでバスに乗ってホテルに帰った。ホテルに帰って風呂に入ってワインを飲むと、眠気を感じ就寝。翌日、2015年5月22日、朝、ホテルで朝食をとり、フロントで、トスカーナ料理の上手い店と、料理名を聞いた。そして今日、フィレンツェの最終日は、観光よりも地元のトスカーナ料理を食べようと考えた。
考えて見れば、イタリアも日本と同じ様に、長細い地形で、その地方の名物料理が多い点もよく似ている。フィレンツェはトスカーナ州の州都であり、フィレンツェやピサなどの古都のまわりには雄大な自然が広がる、これぞイタリアと言う場所。そんなトスカーナの料理は、地元産の食材をシンプルな調理法で豪快に仕上げるのが特徴。元々、山間部の農村料理をベースとするトスカーナ料理。使われる調味料は、塩・胡椒とオリーブオイルというシンプルな組み合わせが基本。
つまり、トスカーナ料理は素材そのものの良さがとても重要。トスカーナを代表する食材と言えばやはりオリーブとオリーブオイル。実は、プロシュート「生ハム」や「サラミ」もトスカーナの特産品。代表的なトスカーナ料理を紹介すると、ます「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」フィレンツェ風ビーフステーキ。良質な赤身の牛肉を炭火で香ばしく焼いたもの。味付けは塩コショウのみ。素材の質が分かる。単位は1キロからの店が多く。焼き加減はやっぱりレアがオススメの様だ。
2階に上がり、近年修復されたダ・ヴィンチの「マギの礼拝」や「受胎告知」、ラファエロやカラヴァッジョの作品を見学後、3階に行き、ジョットの「聖母子像」、ボッティッチェリの「春」「ヴィーナスの誕生」、ミケランジェロの「聖家族」を見たが、混雑で、じっくり見るという訳にはいかなかった。少しカフェで休もうと考えたが、長い階段を上り疲れたので一度ホテルに帰って休むことにいた、部屋に入りベッドに入ると、すぐに夢の中へ気がつくと16時、疲れはとれたが夕暮れ時が近い。
フロントで「ヴェッキオ橋」へ行き、その次、ミケランジェロ広場の夜景が素晴らしいと教えられて、出かけた。川沿いを西方向に進むとヴェッキオ橋に到着。その名の通りフィレンツェで一番古い橋で、橋の上には宝飾店がズラリと並んでいた。ヴェッキオ橋を通り過ぎて川沿いを歩き、次のサンタ・トリニタ橋で右折すれば、フェラガモやグッチの本店が並ぶブランド通り「トルナブォー二通り」に出る。すると、奥さんが、フェラガモとグッチの本店が、フィレンツェにあったのねと驚いた。
買うつもりはないから、店の前へ行きましょうと言われた。少し行くとフェラガモとグッチの本店が見え、その美しいショーウィンドゥを奥さんがじっくり、物欲しそうに見ていた。そこで、たまらず金が無い訳ではないから店に入ろうと奥さんに言うと、私は、免税店とか格安店で買いますからと言い、また、荷物が増えるのは、嫌だから結構ですと言った。それを聞いて、わかったと言い、歩き出した。
夕飯時になったので、観光本に書いてあったフィレンツェの名物料理「ビステッカ・フィオレンティーナ」これは、フィレンツェ特産のキアーナ牛を使い、塩・コショウ・オリーブオイルで味をつけ炭火で焼いたステーキ。有名な店に入り、ウエイトレスさんに聞くと、英語で日本人かと聞くので、そうだと答えた。焼く前に「このお肉を焼くよ?」と確認されOKと答えた。しかし、大きいので、残ったら持ち帰ろうと考えた。
しかし、焼き上がって出て来たステーキをナイフで分けると、かなりの部分が骨の部分で、それを除くと、驚く程、小さい。しかし、味は、評判どおり美味しかった。唯一、残念だったのでは、付け合わせと、パンだけだった事。できたら、温かい、美味しいごはんと一緒に食べたかったなーと小山田夫妻は、内心思った。その後、夜景が素晴らしいと言われたミケランジェロ広場にバスに乗って向かった。広場のテラスから眺めは、最高だった。
階段を下ってテラスには、カフェテラスや有料トイレもある。そこでカフェに入って、ゆっくりして、十分、夜景を楽しんでバスに乗ってホテルに帰った。ホテルに帰って風呂に入ってワインを飲むと、眠気を感じ就寝。翌日、2015年5月22日、朝、ホテルで朝食をとり、フロントで、トスカーナ料理の上手い店と、料理名を聞いた。そして今日、フィレンツェの最終日は、観光よりも地元のトスカーナ料理を食べようと考えた。
考えて見れば、イタリアも日本と同じ様に、長細い地形で、その地方の名物料理が多い点もよく似ている。フィレンツェはトスカーナ州の州都であり、フィレンツェやピサなどの古都のまわりには雄大な自然が広がる、これぞイタリアと言う場所。そんなトスカーナの料理は、地元産の食材をシンプルな調理法で豪快に仕上げるのが特徴。元々、山間部の農村料理をベースとするトスカーナ料理。使われる調味料は、塩・胡椒とオリーブオイルというシンプルな組み合わせが基本。
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