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24話:「最終話」探偵後、小説創作と理想の老後
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約1年間、忙しい世の中との接触を避けて、隠居生活していたが、そんな生活にも飽きて、伊東吾郎は、奥さんの伊東徹子の今迄の人生や彼女の持ってる特殊能力のための苦悩、それを生かして難事件の解決を見ていたので、それを小説にまとめようと考えた。そこで、彼女と対話しながら,サスペンス仕立の小説を書き始めると昔の仲間の探偵の池野泰三、山岸弁護士、久松賢人部長に書いた小説をメールで送ると、好評であった。
そこで日本語ワープロソフト,一太郎で縦書きの文章に変換して簡単な製本をして配ると喜ばれた。推敲のアドバイスをもらったり校正の指摘を受けて、それらを完了させた。そして第1作として大型バイクでなくなった若者の青春と突然の事故死を予測して、その若者に生前に死亡保険を掛けてやる彼女と言う話などを盛り込んだ。
すると山岸弁護士の知り合いの元・出版社で編集の仕事をしていた手島颯太を紹介してもらい、この作品を試しに500冊製本して試験販売してみることになった。その後、手島颯太が知り合いの10ヶ所の書店に50冊、1冊200円で販売してもらった。すると、東京のビジネス街で40~60歳の中高年を中心に売れ出し、発売1週間で3軒の書店で50冊が完売し、追加注文を出しても良いと言われ、1ケ月でほぼ完売した。
すると、執筆途中の小説10作品を手島颯太に送るように言われて、メールで送ると、2週間後に、これらの作品なら、うまく、内容に変化を持たせて、10倍、つまり100冊の作品に出来ると言われ、主人公の性別、年齢、立場、生い立ち、育った場所、予測した内容、その結果、最後のオチまで考えてくれた。
そして、もし良かったら、販売を手島に、全部任せてくれ、純利益の半分をもらえれば、全て、請け負うと言ってくれた。伊東徹子が手島颯太から粗い構想をもらい、書き換え、書いた粗原稿でメールで送った。伊東徹子がパソコンで書き始めて、その推敲と追加のアイディア、校正を伊東吾郎と、手島颯太がやって、最後に3人で話合った。そこで、いけると判断した作品を世に出すシステムで、
1作目「バイクと死神」2作目「交通事故とその原因」3作目「災難に老い人少ない人」4作目「不幸と笑顔」5作目「災害予測できた女」6作目「経済市場の予想と現実」7作目「大暴落の予想の確立」8作目「選挙の予想と現実」9作目「予想の精度向上法」10作目「亭主は自分にあっているか」など毎月、次々と矢継ぎ早に発売するした。1作目「バイクと死神」がインターネットのサイトで評判となり売れ出し2006年は、多忙な1年となってしまった。
すると、手島颯太が、今迄、多くの売れっ子作家が、超多忙な生活で折角の才能を短期間で枯渇させたり、身体を壊してしまったりという姿を見ていたので、仕事のする時期と、その後のオフの時間を設定して、長続きさせようと考えた。そこで10作品を売り終えたところで5ヶ月、完全にオフしましょうと言い、2007年4月から8月の5ヶ月は、全く、仕事せずに、国内旅行をしたり、海外旅行をして、リフレッシュに専念した。
9月に、再度、今度は、「女探偵、清水智子シリーズ」という,いろんなタイプの事件と、その解決までの物語を構想について伊東徹子と手島颯太が,マンツーマンで話合いベースの10個の物語を作った。その後、事件の背景、時代背景、時間の起こった場所、事件関係者の年齢、性別、性格、事件発生の場所、日本各地の観光地で名前を変えた。それらを全てエクセルを使い箇条書きしていった。
そして右のフィールドに文章80文字分をとりアイディアを書き込み膨らましていく方法で膨大な量の小説のネタを作成した。それを4ケ月で次々と小説を書き上げ2ヶ月完全休業と言うペースで継続し始めた。2008年、2009年、2010年と進んで行く頃には文学部の学生食えない同人誌の若者、編集者崩れなど40人のアルバイトを雇いった。そして手島颯太が東京都内で家賃の安い古いマンションの大きな部屋を借り、編集、製本の依頼した。
その後、書店まわりネット小説化などを手がけた。伊東夫妻は、得た利益を手島颯太の会社に投資して配当金を10%もらう様にした。2010年には目標の100作品を市場に出し終わった。手島颯太は、仕事のオンとオフを完全にコントロールして優雅な生活を始めた。2012年には、124冊の小説を文庫本、またはネット有料小説として販売して大きな利益をあげた。
日本では、伊豆のヨットハーバーに、手島颯太の会社・手島商会所有の1億円以上もする12人乗りのカラマラン・クルーザーヨットを買って、お世話になった人達へのリクリエーションに使った。そして、伊豆から橫浜、房総半島、紀伊半島へのクルージングを企画して一生懸命働き、一生懸命に人生を楽しむという、伊東夫妻の理想の生活が2018年に完成した。
2018年4月18日の春の日、伊豆を出発して、三浦半島の逗子に向かい、茅ヶ崎沖の烏帽子岩の近くを手島颯太が運転するクルーザーヨットで航行しているときに、突然、背後の富士山に朝日が上がり、眩しいばかりの太陽が、伊東徹子と伊東吾郎が寝そべっているヨットのデッキチェアーに差し込み、伊東夫妻の今迄の人生の苦労をねぎらうかの様の微笑んでいた。
(終了)読破ありがとう、今後のために感想を書いて下さい宜しくお願いします。
そこで日本語ワープロソフト,一太郎で縦書きの文章に変換して簡単な製本をして配ると喜ばれた。推敲のアドバイスをもらったり校正の指摘を受けて、それらを完了させた。そして第1作として大型バイクでなくなった若者の青春と突然の事故死を予測して、その若者に生前に死亡保険を掛けてやる彼女と言う話などを盛り込んだ。
すると山岸弁護士の知り合いの元・出版社で編集の仕事をしていた手島颯太を紹介してもらい、この作品を試しに500冊製本して試験販売してみることになった。その後、手島颯太が知り合いの10ヶ所の書店に50冊、1冊200円で販売してもらった。すると、東京のビジネス街で40~60歳の中高年を中心に売れ出し、発売1週間で3軒の書店で50冊が完売し、追加注文を出しても良いと言われ、1ケ月でほぼ完売した。
すると、執筆途中の小説10作品を手島颯太に送るように言われて、メールで送ると、2週間後に、これらの作品なら、うまく、内容に変化を持たせて、10倍、つまり100冊の作品に出来ると言われ、主人公の性別、年齢、立場、生い立ち、育った場所、予測した内容、その結果、最後のオチまで考えてくれた。
そして、もし良かったら、販売を手島に、全部任せてくれ、純利益の半分をもらえれば、全て、請け負うと言ってくれた。伊東徹子が手島颯太から粗い構想をもらい、書き換え、書いた粗原稿でメールで送った。伊東徹子がパソコンで書き始めて、その推敲と追加のアイディア、校正を伊東吾郎と、手島颯太がやって、最後に3人で話合った。そこで、いけると判断した作品を世に出すシステムで、
1作目「バイクと死神」2作目「交通事故とその原因」3作目「災難に老い人少ない人」4作目「不幸と笑顔」5作目「災害予測できた女」6作目「経済市場の予想と現実」7作目「大暴落の予想の確立」8作目「選挙の予想と現実」9作目「予想の精度向上法」10作目「亭主は自分にあっているか」など毎月、次々と矢継ぎ早に発売するした。1作目「バイクと死神」がインターネットのサイトで評判となり売れ出し2006年は、多忙な1年となってしまった。
すると、手島颯太が、今迄、多くの売れっ子作家が、超多忙な生活で折角の才能を短期間で枯渇させたり、身体を壊してしまったりという姿を見ていたので、仕事のする時期と、その後のオフの時間を設定して、長続きさせようと考えた。そこで10作品を売り終えたところで5ヶ月、完全にオフしましょうと言い、2007年4月から8月の5ヶ月は、全く、仕事せずに、国内旅行をしたり、海外旅行をして、リフレッシュに専念した。
9月に、再度、今度は、「女探偵、清水智子シリーズ」という,いろんなタイプの事件と、その解決までの物語を構想について伊東徹子と手島颯太が,マンツーマンで話合いベースの10個の物語を作った。その後、事件の背景、時代背景、時間の起こった場所、事件関係者の年齢、性別、性格、事件発生の場所、日本各地の観光地で名前を変えた。それらを全てエクセルを使い箇条書きしていった。
そして右のフィールドに文章80文字分をとりアイディアを書き込み膨らましていく方法で膨大な量の小説のネタを作成した。それを4ケ月で次々と小説を書き上げ2ヶ月完全休業と言うペースで継続し始めた。2008年、2009年、2010年と進んで行く頃には文学部の学生食えない同人誌の若者、編集者崩れなど40人のアルバイトを雇いった。そして手島颯太が東京都内で家賃の安い古いマンションの大きな部屋を借り、編集、製本の依頼した。
その後、書店まわりネット小説化などを手がけた。伊東夫妻は、得た利益を手島颯太の会社に投資して配当金を10%もらう様にした。2010年には目標の100作品を市場に出し終わった。手島颯太は、仕事のオンとオフを完全にコントロールして優雅な生活を始めた。2012年には、124冊の小説を文庫本、またはネット有料小説として販売して大きな利益をあげた。
日本では、伊豆のヨットハーバーに、手島颯太の会社・手島商会所有の1億円以上もする12人乗りのカラマラン・クルーザーヨットを買って、お世話になった人達へのリクリエーションに使った。そして、伊豆から橫浜、房総半島、紀伊半島へのクルージングを企画して一生懸命働き、一生懸命に人生を楽しむという、伊東夫妻の理想の生活が2018年に完成した。
2018年4月18日の春の日、伊豆を出発して、三浦半島の逗子に向かい、茅ヶ崎沖の烏帽子岩の近くを手島颯太が運転するクルーザーヨットで航行しているときに、突然、背後の富士山に朝日が上がり、眩しいばかりの太陽が、伊東徹子と伊東吾郎が寝そべっているヨットのデッキチェアーに差し込み、伊東夫妻の今迄の人生の苦労をねぎらうかの様の微笑んでいた。
(終了)読破ありがとう、今後のために感想を書いて下さい宜しくお願いします。
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