超能力女の人生物語

ハリマオ65

文字の大きさ
上 下
18 / 24

18話:ニュージーランド旅行

しおりを挟む
 2003年1月の正月休みが終わる1月6日頃から橫浜に来る、お客さんが減り手持ち無沙汰の日々が続いたので夫の伊東吾郎に暖かい所へ行きたいねと言うと調べてニュージーランドへ行ってみないかと言われた。奥さんが長い間でもホテル大丈夫と聞くとアパートを借りれば安く済みそうだと言った。奥さんの徹子さんがニュージランドの旅行計画をじっくりたてた。

 1月15日に日本を発ちニュージーランドのオークランドへ行きスカイタワー観光を奨められたが高所恐怖症でやめた。最上階の展望台はホバート市街やダーウエント川の河口一帯その周辺の山や海などを一望できる絶景ポイントで雲が下に見える。イーデン山はバスで出かけた。山頂からは360度のパノラマ風景が広がり、感動の一言。スカイタワー、ハーバーブリッジ、ランギトト島、ワン・トゥリー・ヒルといったオークランドのランドマークをすべて望めた。

 イーデン山・山頂中央には深さ50mほどの噴火口もありマウント・イーデンが火山であることを実感する。結構、急なので足元には注意が必要。東側の斜面にはイーデンガーデンと呼ばれる面積5.5エーカーの美しい庭園があり入園料が8ドル必要だが四季折々の花が咲き誇る様は見事だった。散策後はガーデン内のカフェでひと休みした。オークランド中心部から海を挟んだ対岸部にはデボンポートの街が広がっていますが、その街には、小高くそびえる丘がある。

 マウント・ビクトリアと呼ばれる標高87m。その丘はオークランドの景色を一望できる絶景の場所として知られている。可愛らしい建物が建ち並ぶデボンポートのメインストリートを抜けると右手にマウント・ビクトリアの入口が見える。少々急な斜面ですが舗装路に沿って森林浴を楽しみながら15分も登れば疲れも吹き飛ぶ素晴らしい景色が視界いっぱいに広がる。向こうにはヨットやフェリーが行き交うエメラルドグリーンがまぶしいワイテマタ湾がある。

 スカイタワーを中心としたオークランド・シティのコンパクトな街並みが広い空の中に浮かんでいる。全方向の景色を振り返れば円錐形の美しいランギトト島もすぐ目の前。マウント・ビクトリアへのアクセスはぜひフェリーを利用。デボンポートを含む、対岸地域とオークランド中心部を結ぶ橋はたった1本しかないため、なんと今でもフェリーは人々の普段の通勤。

 そのため本数も多く30分に1本は必ず出航している。値段も往復で千円前後。そして、観光を終え、翌日は、ハーバー・ブリッジを見学してから、オークランド動物園へ入った。ニュージーランドの国鳥であるキウイを見ることができる動物園。恐竜の生き残りといわれるトゥアタラなど珍しい動物もいるので、大人も十分楽しめる。

 そしてホテルに戻り、3日目,2003年1月18日にオークランドからニュージーランド南島の有名なクイーンズタウンへ飛んだ。ここでは、何と言ってもジェットボートが楽しい。ニュージーランドの中で最もエキサイティングといわれたので、ショットオーバージェットに参加した。クイーンズタウンの街からこの川まで20分間隔ぐらいでバスが無料送迎してる。この爽快さというのは日本ではとても味わえるものではなかった。

 1から2月、一番の観光シーズンで混んでいた。やがて夕方になりワカティブ湖の湖畔までタクシーで行き予約していたホテルに一泊した。翌朝、1月19日、9時に宿を出てクイーンズタウンの空港10時半発の飛行機でクライストチャーチへに12時前に到着し空港で昼食を取った。その後、ゆっくりとして町を散歩した。翌朝、1月20日、9時発のインターシティというバスで、3時間半で星の町デカポへ到着して、昼食をとって、ホテルにチェックインした。

 その晩、星を見るショート・ツアーに参加した。夜10時にホテルに迎えに来てくれ、テカポの町から車で約7分。人工の明かりが届かない、標高760mの小高い丘の上にある天文台です。マウント・ジョン天文台と比較される方が多いですが、星空ツアーで使用する機材はマウントジョン天文台と同等のもの。テカポからの移動距離は短いですが同じように星空ツアーを楽しめるが。ツアー所要時間が75分と短い。

 展望台内部に入場し、天体望遠鏡見学 70分、口径9.25インチの望遠鏡をはじめ、ドーム内に設置された口径14インチの大型望遠鏡を使用することができる。望遠鏡を通し、遠い宇宙の神秘に心をはせる、そんな時間を楽しめる。 翌日は、朝食をとり、ゆっくりして、昼食後、バスで3時間半かけて、再び、クライストチャーチへ戻った。そして宿泊して翌日は1月21日、クライストチャーチ中心部から車で約15分。

 キャベンディッシュ山の麓から頂上に向かうクライストチャーチのゴンドラに乗った。頂上付近には展望台やハイキングコースが整備されておりクライストチャーチの街並みを一望できるのはもちろん全方向の絶景を楽しむことができる。その後、昼過ぎの便で、オークランドに飛び、一旦ホテルに,荷物を置いて、おすすめのシーフードマーケットの魚料理屋を聞いたところ、「デポ・イータリー」を教えられて予約を取ってもらい、地図も書いてもらった。

 その地図を頼りに、夕方は、シーフードマーケットへ行った。新鮮な生牡蠣・1個4.5、300円ニュージューランド・ドル、キングフィッシュ・ヒラマサの刺身が、19ニュージーランドドル、1300円も絶品。刺身に醤油ではなくオイスタークリームを合わせるなど、ニュージーランドのテイストを盛り込んだ創作和食が斬新です。メニューは小皿から大きめのポーションまで多彩に揃うシェアプレートスタイル。

 魚介類ではハプカ・クエのスライダー19ニュージーランドドル、1300円、南島クラウディベイ産クラムのイカ墨リングイネ26ニュージーランドドル、1800円、スナッパーのロースト19ニュージーランドドル、1300円がおすすめ。 焼き物はほとんど炭火焼きされるため、豊かな風味が自慢です。ワインも充実していた。

 ただし、予約不可であった。そして、この日のディナーは、豪華な魚料理にありついて、最高だった。その後、タクシーで、ホテルに帰り、一泊して成田へのニュージーランド航空の直行便で1月23日に日本に帰った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

注意欠陥多動性障害(ADHD)の日常

春秋花壇
現代文学
注意欠陥多動性障害(ADHD)の日常

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

大人への門

相良武有
現代文学
 思春期から大人へと向かう青春の一時期、それは驟雨の如くに激しく、強く、そして、短い。 が、男であれ女であれ、人はその時期に大人への確たる何かを、成熟した人生を送るのに無くてはならないものを掴む為に、喪失をも含めて、獲ち得るのである。人は人生の新しい局面を切り拓いて行くチャレンジャブルな大人への階段を、時には激しく、時には沈静して、昇降する。それは、驟雨の如く、強烈で、然も短く、将に人生の時の瞬なのである。  

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

“K”

七部(ななべ)
現代文学
これはとある黒猫と絵描きの話。 黒猫はその見た目から迫害されていました。 ※これは主がBUMP OF CHICKENさん『K』という曲にハマったのでそれを小説風にアレンジしてやろうという思いで制作しました。

処理中です...