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3話:京都議定書と姫路城見学
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それを聞いて。櫛田が、どうせ1回の人生だから、挑戦していきたいんだと熱く語った。それに対して、里村が、いつも冷静な、里村が、そんなことを言い出す何て、思ってもみなかったと語った。これを聞いて、里村もが、うちの両親は、神様に仕える身だから、神様ももうけさせてくれるかなと笑いながら言い、実は、俺も興味があるのだと本音をはいた。まー、良い、みんな自己判断で、頑張れと、櫛田が、言った。
俺は、「ゴーイング・マイウェイ」で行くと語った。そして、新年会が終わった。もし、正月、夏休みなど、集まりたい時は、2週間くらい前に連絡しようと言い合って、お開きとなった。その後、1997年4月、各自就職先に移動していった。その後、櫛田は、柿生と里村を誘って、3人で、1997年12月に京都で開催された気候変動枠組条約、第3回締約国会議「COP3、京都会議」を見るため傍聴券を手に入れて出かけて行った。
ちなみに、京都議定書の骨子は、以下のようであった。さらに、
1.数量目的
1:対象ガスの種類及び基準年:温暖化物質と考えられる二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素「1990年を基準年」
・オゾン層破壊物質の有力な代替品の代替フロン等3ガスのHFC、PFC、SF6「1995年を基準年とすることができる」
2:吸収源の扱い:土地利用の変化及び林業セクターにおける1990年以降の植林、再植林及び森林減少に限定。農業土壌、土地利用変化及び林業の詳細な扱いについては、議定書の第1回締約国会合あるいはそれ以降のできるかぎり早い時期に決定。
3:約束期間、第1期は、2008年~2012年の5年間
4:先進国及び市場経済移行国全体の目標、少なくとも5%削減
5:主要各国の削減率「全体を足し合わせると5.2%の削減」
・日本:-6% 米国:-7% EU:-8% カナダ:-6% ロシア:0% 豪州:+8% NZ:0% ノルウェー:+1%
6:次期約束期間への繰り越し「バンキング」認める
7:次期約束期間からの借り入れ「ボローイング」認めない
8:共同達成、欧州共同体などのように複数の国が共同して数量目的を達成することを認める
9:排出量取引、認める。締約国会合において、ガイドライン等を決定する。
10;共同実施、先進国間の実施。
2.途上国の義務の実施の促進
1:途上国を含む全締約国の義務として、吸収源による吸収の強化、エネルギー効率の向上等詳細に例示。
3.クリーン開発メカニズム
1:先進国とのプロジェクトにより、途上国の持続可能な成長に資すると共に、右プロジェクトにより生じた温室効果ガス排出の削減を活用することにより、先進国の数量目的達成にも使えることとするもの。
4.資金メカニズム
1:条約で規定された資金メカニズム「GEF」が、引き続き、この議定書の資金メカニズムであることを確認。
5.発効要件
1:議定書を締結した国数が、55カ国以上であり、且つ締結した附属書Ⅰ国の1990年におけるCO2の排出量が同年における附属書Ⅰ国によるCO2の総排出量の55%を越えることを発効要件として規定。
*「採択されなかったもの」
1:途上国の自発的な参加についての条文は、途上国の反対により最後の段階で削除され、又、米国が主張していたエボルーション「段階的変化」についても見送られた。
この京都での会議を見た後、京都を見学して、今日の宿、神戸に向かった。神戸の港に近いホテルに泊まって、近くで、夕食を食べた。翌日は、神戸から姫路へ行き、姫路城の白くて美しい姿を見て、写真に撮った。
その後、姫路城見学して、城の回りを散策した。次、姫路駅のレストランで、昼食を食べて、新幹線で、新横浜へ向かった。横浜線に乗り換え、八王子を経由して高尾に帰った。今回、休日だったので、混雑が、激しかった。
その後、12月29日18時から八王子で、忘年会をしないかと里村から電話が、入り出席すると答えた。18時前に行くと、既に、柿生と里村が、来ていて、久しぶりと挨拶し、すぐ、奥の小部屋に案内された。そして、里村が、ビールで乾杯をすると、料理が運ばれて、食べながら歓談した。里村が、櫛田に松田は、寒くないかと聞くと、そうでもないと答えた、松田駅は、小田急ロマンスカーや急行も止まるし不便ではないと言った。
俺は、「ゴーイング・マイウェイ」で行くと語った。そして、新年会が終わった。もし、正月、夏休みなど、集まりたい時は、2週間くらい前に連絡しようと言い合って、お開きとなった。その後、1997年4月、各自就職先に移動していった。その後、櫛田は、柿生と里村を誘って、3人で、1997年12月に京都で開催された気候変動枠組条約、第3回締約国会議「COP3、京都会議」を見るため傍聴券を手に入れて出かけて行った。
ちなみに、京都議定書の骨子は、以下のようであった。さらに、
1.数量目的
1:対象ガスの種類及び基準年:温暖化物質と考えられる二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素「1990年を基準年」
・オゾン層破壊物質の有力な代替品の代替フロン等3ガスのHFC、PFC、SF6「1995年を基準年とすることができる」
2:吸収源の扱い:土地利用の変化及び林業セクターにおける1990年以降の植林、再植林及び森林減少に限定。農業土壌、土地利用変化及び林業の詳細な扱いについては、議定書の第1回締約国会合あるいはそれ以降のできるかぎり早い時期に決定。
3:約束期間、第1期は、2008年~2012年の5年間
4:先進国及び市場経済移行国全体の目標、少なくとも5%削減
5:主要各国の削減率「全体を足し合わせると5.2%の削減」
・日本:-6% 米国:-7% EU:-8% カナダ:-6% ロシア:0% 豪州:+8% NZ:0% ノルウェー:+1%
6:次期約束期間への繰り越し「バンキング」認める
7:次期約束期間からの借り入れ「ボローイング」認めない
8:共同達成、欧州共同体などのように複数の国が共同して数量目的を達成することを認める
9:排出量取引、認める。締約国会合において、ガイドライン等を決定する。
10;共同実施、先進国間の実施。
2.途上国の義務の実施の促進
1:途上国を含む全締約国の義務として、吸収源による吸収の強化、エネルギー効率の向上等詳細に例示。
3.クリーン開発メカニズム
1:先進国とのプロジェクトにより、途上国の持続可能な成長に資すると共に、右プロジェクトにより生じた温室効果ガス排出の削減を活用することにより、先進国の数量目的達成にも使えることとするもの。
4.資金メカニズム
1:条約で規定された資金メカニズム「GEF」が、引き続き、この議定書の資金メカニズムであることを確認。
5.発効要件
1:議定書を締結した国数が、55カ国以上であり、且つ締結した附属書Ⅰ国の1990年におけるCO2の排出量が同年における附属書Ⅰ国によるCO2の総排出量の55%を越えることを発効要件として規定。
*「採択されなかったもの」
1:途上国の自発的な参加についての条文は、途上国の反対により最後の段階で削除され、又、米国が主張していたエボルーション「段階的変化」についても見送られた。
この京都での会議を見た後、京都を見学して、今日の宿、神戸に向かった。神戸の港に近いホテルに泊まって、近くで、夕食を食べた。翌日は、神戸から姫路へ行き、姫路城の白くて美しい姿を見て、写真に撮った。
その後、姫路城見学して、城の回りを散策した。次、姫路駅のレストランで、昼食を食べて、新幹線で、新横浜へ向かった。横浜線に乗り換え、八王子を経由して高尾に帰った。今回、休日だったので、混雑が、激しかった。
その後、12月29日18時から八王子で、忘年会をしないかと里村から電話が、入り出席すると答えた。18時前に行くと、既に、柿生と里村が、来ていて、久しぶりと挨拶し、すぐ、奥の小部屋に案内された。そして、里村が、ビールで乾杯をすると、料理が運ばれて、食べながら歓談した。里村が、櫛田に松田は、寒くないかと聞くと、そうでもないと答えた、松田駅は、小田急ロマンスカーや急行も止まるし不便ではないと言った。
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