43 / 50
第43話:木下先輩の急死
しおりを挟む
その警察官に、お礼を言って、常本は家に帰った。そして、奥さんに、木下先輩の死を告げ、自分もインフルエンザにかかっているかも知れないから、一番奥の部屋に寝ている。あとで、体温計と暖かい湯たんぽとペットボトルに水を、部屋の前に置いてくれと言った。それ以降、夕食時には、温かいおかゆを部屋の前に置いてくれと言った。
この話を聞き、奥さんのソフィアは泣きそうな悲しそうな顔になっていて、あなた頑張ってとだけ優しく言ってくれた。その後、昼過ぎに3度近くまで体温が上がり心配したが、数時間眠れた後、計測すると37.5度、その晩、一晩寝て、翌朝7時過ぎに起きると、だるさもなく、熱も36度前後まで落ち、食欲も戻った。
一応、マスクをもらい装着して話すと、奥さんも安心した様に笑顔を取り戻した。その日、近くの内科に行き、診察を受けると直ったようですが念のためインフルエンザ薬を5日分処方しておきますと言われ帰ってきた。その日の午後、警察から鑑識の結果、吐いたものが喉にる待り窒息死と結論が出た。
そこで、できるだけ早く、遺体を引き取りに来て下しと言われた。明日中には、引き取りに行きますと答えた。遺体をどこに置くか考えたが、やはり常本の家で預かるしかないと考え奥さんのソフィアにも話し了解を得て、葬儀社の人に遺体を棺「ひつぎ」に入れてもらった。そして菅田の常本の家に運んでもらい安置した。
直ぐに死亡届を港北区役所に提出しに行くと年金、健康保険の手続きを必要と言われ手続きを取った。その晩、富士川先生から電話が入り、今晩、言っても良いかと言われ到着時間を聞くと今日は早めに仕事を切り上げ19時半には小机駅に着くと連絡が入った。それを聞いて迎えに行き、常本家に20時前に到着し線香を上げてくれた。
彼の遺言とか、何かはと聞くと、まだ探していないと言うと、探した方が良いのではと言われ、木下先輩のマンションへ向かった。部屋に入る前に、一礼して、中に入った。2LDKで、きれいに掃除してあり、整理タンスと机と椅子、ステレオ、パソコン、ベッド、リビングにはソファーとテレビがあった。
どこから探しましょうねと聞くと富士川先生が整理タンスの引出を見ようというので、小さい3つの引出を出して床に広げると白い封筒が1通あり、それが目にとまった。早速、それを空けてみようと言うことになり常本が封筒の中の数枚の便せんを引出し広げた。日付が、2005年、元旦となっていた。
私は、友人が少なく、現在、1人の友人と言うか、後輩の常本肇と親交を持っている。彼とは、投資も長い間一緒にしてきし新事業に投資も始めた。そこで、もし、私に何かあった場合、常本肇に資産を託すと書いてあった。その代わり葬儀、このマンションと車の処分も全て、お願いします。以上の様に書いてあり証明捺印が押してあった。
追伸、常本君、長い間、こんな、変わり者とつき合ってくれて本当に感謝していますと締めくくられていた。その文章を読み終えると、常本は、こらえきれず声を上げて泣いた。数分して落ち着いて我に返り富士川先生に、どうしましょうかと聞いた。ます、その遺言書のコピーをとろうと言った。
ちょうど、ここにパソコンとプリンターがあるからプリンターでコピーがとれると言った。念のためにと、富士川先生のもっと入た、デジカメで写真も撮った。その他、日本電気のマークの入った大きい封筒があり、開いて中身を出すと貯金通帳と投資口座の通帳が入っていた。2人で手分けしてその金額を計算すると5.5億円もあり驚かされた。
それを見て5億となると相続税が巨額になるなと富士川先生が言い、いっその事、5億円を我が社に出資して毎年、配当とか株の売却で受け取った方が良いのではないかと言った。5千万円も、あなた1人でなく、あなたの家族は何人と聞かれ4人と答えると4等分で1250万円なら相続税が控除されると教えてくれた。
それ以外に、名案は浮かばないと富士川先生が言った。笑いながら、5億円も投資して、本当に大丈夫と聞くので、年間100万円以内の移動は問題ないから、4人に10年間で4千万円弱、分割して移動できると言った。
この話を聞き、奥さんのソフィアは泣きそうな悲しそうな顔になっていて、あなた頑張ってとだけ優しく言ってくれた。その後、昼過ぎに3度近くまで体温が上がり心配したが、数時間眠れた後、計測すると37.5度、その晩、一晩寝て、翌朝7時過ぎに起きると、だるさもなく、熱も36度前後まで落ち、食欲も戻った。
一応、マスクをもらい装着して話すと、奥さんも安心した様に笑顔を取り戻した。その日、近くの内科に行き、診察を受けると直ったようですが念のためインフルエンザ薬を5日分処方しておきますと言われ帰ってきた。その日の午後、警察から鑑識の結果、吐いたものが喉にる待り窒息死と結論が出た。
そこで、できるだけ早く、遺体を引き取りに来て下しと言われた。明日中には、引き取りに行きますと答えた。遺体をどこに置くか考えたが、やはり常本の家で預かるしかないと考え奥さんのソフィアにも話し了解を得て、葬儀社の人に遺体を棺「ひつぎ」に入れてもらった。そして菅田の常本の家に運んでもらい安置した。
直ぐに死亡届を港北区役所に提出しに行くと年金、健康保険の手続きを必要と言われ手続きを取った。その晩、富士川先生から電話が入り、今晩、言っても良いかと言われ到着時間を聞くと今日は早めに仕事を切り上げ19時半には小机駅に着くと連絡が入った。それを聞いて迎えに行き、常本家に20時前に到着し線香を上げてくれた。
彼の遺言とか、何かはと聞くと、まだ探していないと言うと、探した方が良いのではと言われ、木下先輩のマンションへ向かった。部屋に入る前に、一礼して、中に入った。2LDKで、きれいに掃除してあり、整理タンスと机と椅子、ステレオ、パソコン、ベッド、リビングにはソファーとテレビがあった。
どこから探しましょうねと聞くと富士川先生が整理タンスの引出を見ようというので、小さい3つの引出を出して床に広げると白い封筒が1通あり、それが目にとまった。早速、それを空けてみようと言うことになり常本が封筒の中の数枚の便せんを引出し広げた。日付が、2005年、元旦となっていた。
私は、友人が少なく、現在、1人の友人と言うか、後輩の常本肇と親交を持っている。彼とは、投資も長い間一緒にしてきし新事業に投資も始めた。そこで、もし、私に何かあった場合、常本肇に資産を託すと書いてあった。その代わり葬儀、このマンションと車の処分も全て、お願いします。以上の様に書いてあり証明捺印が押してあった。
追伸、常本君、長い間、こんな、変わり者とつき合ってくれて本当に感謝していますと締めくくられていた。その文章を読み終えると、常本は、こらえきれず声を上げて泣いた。数分して落ち着いて我に返り富士川先生に、どうしましょうかと聞いた。ます、その遺言書のコピーをとろうと言った。
ちょうど、ここにパソコンとプリンターがあるからプリンターでコピーがとれると言った。念のためにと、富士川先生のもっと入た、デジカメで写真も撮った。その他、日本電気のマークの入った大きい封筒があり、開いて中身を出すと貯金通帳と投資口座の通帳が入っていた。2人で手分けしてその金額を計算すると5.5億円もあり驚かされた。
それを見て5億となると相続税が巨額になるなと富士川先生が言い、いっその事、5億円を我が社に出資して毎年、配当とか株の売却で受け取った方が良いのではないかと言った。5千万円も、あなた1人でなく、あなたの家族は何人と聞かれ4人と答えると4等分で1250万円なら相続税が控除されると教えてくれた。
それ以外に、名案は浮かばないと富士川先生が言った。笑いながら、5億円も投資して、本当に大丈夫と聞くので、年間100万円以内の移動は問題ないから、4人に10年間で4千万円弱、分割して移動できると言った。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ねこの戸籍
沼津平成
現代文学
路地裏にある野良猫の群れ。そのなかでカニカンは数少ないのご主人様がいる猫。カニカンとその仲間たちの愉快な冒険は、語らないと損をしてしまうようで、くすぐったいのです。新時代の現代ネコ文学、待望の作品化。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる