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21話:紛争、感染、巨大倒産と北海道旅行
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インド、パキスタン関係の悪化は、米国がアフガニスタンで進める「テロとの戦い」に影響を与えかねず、事件後、直ちにライス国務長官が両国を歴訪。インドに自制を促し、パキスタンには捜査への協力を求めた。こうして2008年が終わり2009年を迎えた。
2009年は、苦しい時の神頼みではないが、元旦、高尾山薬王院に初詣に出かけ、高科夫妻は、家内安全と投資の成功をお願いして、多めにお賽銭を置いてきた。その後、高尾山薬王院の周辺を散歩して心を落ち着けた。
この年、長男の高科博和と長女の高科若子が、実家に帰って来て、昨年末の仕事の疲れをいやす様にゆっくりしていた。おせちりょりを美味しそうに食べていた。その後、1月4日の朝、帰っていった
この年、最初の大きなニュースは、昨年12月27日、イスラエル軍はイスラム原理主義組織ハマスのロケット弾攻撃阻止を目的にパレスチナ自治区のガザ地区で空爆を開始した。
2009年1月3日から地上作戦を展開。1月18日に停戦するまでにパレスチナ側の死者は1300人以上を数え、イスラエル側も兵士ら10人以上が死亡した。
この事件は、イスラエルのガザ地区経済封鎖とそれに対抗するハマス側が、ロケット弾攻撃を繰り返してきたことで、拡大していった。ハマスが、ガザ支配を確立した2007年6月以降、イスラエルは、人の出入りや生活必需品搬入の制限を強化した。
2009年1月6日、ガザ北部の難民キャンプでイスラエル軍戦車が国連運営の学校を攻撃し、40人超が死亡するなど民間人の犠牲者が増大し、国際的な批判が高まる中、双方は一方的に停戦を表明。
4月には、メキシコや米国で、豚に由来する新型インフルエンザが発生。多くの死者を含む感染者が出ていることがに明らかになり、感染は瞬く間に世界中に拡大したいった。
世界保健機関「WHO」は、4月末、新型インフルエンザに対する6段階の警戒レベルを「フェーズ3」から「4」「5」に立て続けに引き上げ、さらに6月11日には世界的な大流行を意味する「フェーズ6」を宣言。
WHOの発表によれば、11月29日時点での世界全体の累計死者数は8768人。ただ、個別の感染件数算定作業を停止した国が多く、実際の死者数はもっと多いとみられる。
今回の新型は、比較的症状の軽い、弱毒型で、各国でのワクチン接種も10月ごろから本格化したが、北半球が、流行期の冬本番を迎え、感染者急増が懸念された。
20世紀の米産業界をリードしてきた米自動車大手3社のクライスラーが4月30日、GMが6月1日、それぞれ連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)に基づく会社更生手続きの適用を申請、経営破綻した。
環境対応車など新時代への取り組みの遅れや金融危機と景気後退が、原因で、米国経済の地位低下を示す出来事となった。クライスラーはイタリアの自動車大手フィアットと包括提携、6月10日、新会社クライスラーグループが誕生。
米製造業では資産規模で最大の倒産劇となったGMも7月10日、「シボレー」などの優良ブランドを引き継ぎ、政府が過半数株を握る「新生GM」として再出発を果たした。
その年の夏は、数年ぶりに、孝明が夫婦で北海道旅行を企画した。7月28日の朝7時に家を出て、羽田10時半発の函館空港行きの飛行機に乗り、13時に函館空港に着いた。
そして、函館に3泊、小樽に3泊、札幌に3泊して、レンタカーを借りて、ドライブを楽しもうと考えた。函館に着いて、タクシーで湯の川温泉のホテルにチェックインして、早速、温泉に入り、ゆっくりし、夕食も宿で食べた。
翌日は、10時に、レンタカーを借りて、トラピスチヌ修道院見学に出かけた。きれいな建物と整備された庭園が印象的だった。散策して多くの写真を撮った。その後、五稜郭タワーを見に、五稜郭に向かった。
もちろん五稜郭タワーにのぼり、遠くの景色を眺めた。この景色も素晴らしく、多くの写真を撮った。その後、その城の周りを散策したが、汗が書いたので、涼しい室内に入り、昼食をとった。その後、函館倉庫街に移動して、海辺の道を散策した。
2009年は、苦しい時の神頼みではないが、元旦、高尾山薬王院に初詣に出かけ、高科夫妻は、家内安全と投資の成功をお願いして、多めにお賽銭を置いてきた。その後、高尾山薬王院の周辺を散歩して心を落ち着けた。
この年、長男の高科博和と長女の高科若子が、実家に帰って来て、昨年末の仕事の疲れをいやす様にゆっくりしていた。おせちりょりを美味しそうに食べていた。その後、1月4日の朝、帰っていった
この年、最初の大きなニュースは、昨年12月27日、イスラエル軍はイスラム原理主義組織ハマスのロケット弾攻撃阻止を目的にパレスチナ自治区のガザ地区で空爆を開始した。
2009年1月3日から地上作戦を展開。1月18日に停戦するまでにパレスチナ側の死者は1300人以上を数え、イスラエル側も兵士ら10人以上が死亡した。
この事件は、イスラエルのガザ地区経済封鎖とそれに対抗するハマス側が、ロケット弾攻撃を繰り返してきたことで、拡大していった。ハマスが、ガザ支配を確立した2007年6月以降、イスラエルは、人の出入りや生活必需品搬入の制限を強化した。
2009年1月6日、ガザ北部の難民キャンプでイスラエル軍戦車が国連運営の学校を攻撃し、40人超が死亡するなど民間人の犠牲者が増大し、国際的な批判が高まる中、双方は一方的に停戦を表明。
4月には、メキシコや米国で、豚に由来する新型インフルエンザが発生。多くの死者を含む感染者が出ていることがに明らかになり、感染は瞬く間に世界中に拡大したいった。
世界保健機関「WHO」は、4月末、新型インフルエンザに対する6段階の警戒レベルを「フェーズ3」から「4」「5」に立て続けに引き上げ、さらに6月11日には世界的な大流行を意味する「フェーズ6」を宣言。
WHOの発表によれば、11月29日時点での世界全体の累計死者数は8768人。ただ、個別の感染件数算定作業を停止した国が多く、実際の死者数はもっと多いとみられる。
今回の新型は、比較的症状の軽い、弱毒型で、各国でのワクチン接種も10月ごろから本格化したが、北半球が、流行期の冬本番を迎え、感染者急増が懸念された。
20世紀の米産業界をリードしてきた米自動車大手3社のクライスラーが4月30日、GMが6月1日、それぞれ連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)に基づく会社更生手続きの適用を申請、経営破綻した。
環境対応車など新時代への取り組みの遅れや金融危機と景気後退が、原因で、米国経済の地位低下を示す出来事となった。クライスラーはイタリアの自動車大手フィアットと包括提携、6月10日、新会社クライスラーグループが誕生。
米製造業では資産規模で最大の倒産劇となったGMも7月10日、「シボレー」などの優良ブランドを引き継ぎ、政府が過半数株を握る「新生GM」として再出発を果たした。
その年の夏は、数年ぶりに、孝明が夫婦で北海道旅行を企画した。7月28日の朝7時に家を出て、羽田10時半発の函館空港行きの飛行機に乗り、13時に函館空港に着いた。
そして、函館に3泊、小樽に3泊、札幌に3泊して、レンタカーを借りて、ドライブを楽しもうと考えた。函館に着いて、タクシーで湯の川温泉のホテルにチェックインして、早速、温泉に入り、ゆっくりし、夕食も宿で食べた。
翌日は、10時に、レンタカーを借りて、トラピスチヌ修道院見学に出かけた。きれいな建物と整備された庭園が印象的だった。散策して多くの写真を撮った。その後、五稜郭タワーを見に、五稜郭に向かった。
もちろん五稜郭タワーにのぼり、遠くの景色を眺めた。この景色も素晴らしく、多くの写真を撮った。その後、その城の周りを散策したが、汗が書いたので、涼しい室内に入り、昼食をとった。その後、函館倉庫街に移動して、海辺の道を散策した。
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