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23話:伊那の気功の聖地・分杭峠
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こりゃまずい、まだ、憑依が抜けてないぞと途方に暮れた。その後、この気持ちの悪さをなくす方法を探し続けた。すると図書館で気功の聖地である中国「蓮花山」の発見者である中国の有名な気功師が、日本に中国「蓮花山」をしのぐ様な気功の聖地を発見したと書いてあった。
場所は、長野県伊那市の南端、標高1424メートルの地点にある分杭峠である。ここは、世界最大級の大断層、中央構造線の上にある。大地と大地がぶつかり合うエネルギーが拮抗する事でゼロ磁場なる特異空間が発生。気を発生させているのではないかと言われていた。。
分杭峠は付近全域がパワースポットで、無数に存在する気場は常に動いていますから枯れることないと言われていた。その情報を得て、伊賀俊二は、奥さんと一緒に自宅から車で環状7号線を北上し、永福料金所から中央高速道路に入った。
諏訪インターで降りて国道152号線を走った。すると進行方向、左側の山梨県側には、南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳「日本で2番目に高い山」、間ノ岳「あいのたけ」の美しい峰々が現れ、美しい景色。途中の眺望の良い所で、しばし、車を止め景色を眺め写真を撮った。
また右側には、長野県側の中央アルプスの木曽駒ロープウェイで有名な木曽駒ケ岳。その南には、空木岳「うつぎだけ」、南駒ケ岳と、こちらも素晴らしい景色を眺めることができた。という事で、途中で休みながら2時間20分かけ駒ヶ根市の郊外の分杭峠に到着。
そこで、近くの売店で、軽食を取っていると、店のお手伝いさんが、水くみ場の近くで、ゆっくりしておいでと笑顔で言い送り出してくれた。ここからは車で行くことができない。そのため全員がシャトルバス乗って、さらに山頂に進み、分杭峠へ向かった。
分杭峠は南アルプス西側を山脈の峠の1つで標高1424mの地点にある。日本最大最古で、九州・四国・諏訪湖付近を結ぶ最長の巨大な断層地帯の真上にあるため特殊なエネルギーが発生して、それがゼロ磁場という特異な空間をつくり、そこに気を発生すると言われている。
試しに、持参した方位磁石をみると針がくるくる回った。しかし、伊賀俊二の頭は、爽快で、今までの鬱積した重苦しい気分が吹き飛ぶような爽やかな感じが、とても気持ちよい。まるで、頭の中の雲が、晴れ渡るような良い気分になった。
すると急に草原で座禅をしたくなり座った。そして目を閉じて、しばらくの間、瞑想にふけった。すると、すっきりとした感じとなった。これで邪念が晴れたと自覚できた。そして時計を見ると分杭峠へ到着し2時間が過ぎていた。
そこで、立ち上がり、深呼吸をし体をほぐす様に軽く体操をし近くにわき出していた湧水を飲んだ。バス停に行くと、最終のシャトルバスを残すだけとなっていて10分後、シャトルバスに乗って、山を越えて終点の無料駐車場に到着した。
この近くに、天然温泉を併設している高遠SKホテルがあると聞き、車で15分で到着し、宿泊を希望すると、空き室があるとのことで宿泊することに決めた。ホテルの人に聞くと、春の若葉の季節も良いが一番は紅葉の季節だと話した。
すぐに夕食の時間になると言われ、部屋に荷物を置き、夕食会場に行くと、数組の宿泊客がいて、それほど混んでる様子はなかった。夕食は、地元の山菜、川魚、漬け物、豚生姜焼きが出された。伊賀俊二が地酒も飲みたいと言うと「信濃鶴」の4合瓶を持ってきた。
ホテルの人が、これは、信濃鶴 純米吟醸55頑卓無濾過生原酒、4月搾りと説明した。早速、飲んでみると、持ってきた男が言うように、地元産の美山錦を精米歩合55%で造る純米酒。濾過をせず、加水する事無く、加熱殺菌もしない生原酒。
その味は、フルーティな香りと、フレッシュで滑らかな口あたり、コクのあるあじわいで、一口飲むと思わず旨いとうなった。奥さんも飲んでみると、何て、飲みやすい日本なんでしょと、驚いた。そして、ゆっくりと食事をして部屋に戻った。
今日は、東京から運転してきて、体は疲れているはずなのにもかかわらず、頭がすっきりと冴え渡り、生まれ変わったような実に爽快な気分になった。食後、一休みして、温泉に、ゆっくりつかると21時を過ぎていた。
場所は、長野県伊那市の南端、標高1424メートルの地点にある分杭峠である。ここは、世界最大級の大断層、中央構造線の上にある。大地と大地がぶつかり合うエネルギーが拮抗する事でゼロ磁場なる特異空間が発生。気を発生させているのではないかと言われていた。。
分杭峠は付近全域がパワースポットで、無数に存在する気場は常に動いていますから枯れることないと言われていた。その情報を得て、伊賀俊二は、奥さんと一緒に自宅から車で環状7号線を北上し、永福料金所から中央高速道路に入った。
諏訪インターで降りて国道152号線を走った。すると進行方向、左側の山梨県側には、南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳「日本で2番目に高い山」、間ノ岳「あいのたけ」の美しい峰々が現れ、美しい景色。途中の眺望の良い所で、しばし、車を止め景色を眺め写真を撮った。
また右側には、長野県側の中央アルプスの木曽駒ロープウェイで有名な木曽駒ケ岳。その南には、空木岳「うつぎだけ」、南駒ケ岳と、こちらも素晴らしい景色を眺めることができた。という事で、途中で休みながら2時間20分かけ駒ヶ根市の郊外の分杭峠に到着。
そこで、近くの売店で、軽食を取っていると、店のお手伝いさんが、水くみ場の近くで、ゆっくりしておいでと笑顔で言い送り出してくれた。ここからは車で行くことができない。そのため全員がシャトルバス乗って、さらに山頂に進み、分杭峠へ向かった。
分杭峠は南アルプス西側を山脈の峠の1つで標高1424mの地点にある。日本最大最古で、九州・四国・諏訪湖付近を結ぶ最長の巨大な断層地帯の真上にあるため特殊なエネルギーが発生して、それがゼロ磁場という特異な空間をつくり、そこに気を発生すると言われている。
試しに、持参した方位磁石をみると針がくるくる回った。しかし、伊賀俊二の頭は、爽快で、今までの鬱積した重苦しい気分が吹き飛ぶような爽やかな感じが、とても気持ちよい。まるで、頭の中の雲が、晴れ渡るような良い気分になった。
すると急に草原で座禅をしたくなり座った。そして目を閉じて、しばらくの間、瞑想にふけった。すると、すっきりとした感じとなった。これで邪念が晴れたと自覚できた。そして時計を見ると分杭峠へ到着し2時間が過ぎていた。
そこで、立ち上がり、深呼吸をし体をほぐす様に軽く体操をし近くにわき出していた湧水を飲んだ。バス停に行くと、最終のシャトルバスを残すだけとなっていて10分後、シャトルバスに乗って、山を越えて終点の無料駐車場に到着した。
この近くに、天然温泉を併設している高遠SKホテルがあると聞き、車で15分で到着し、宿泊を希望すると、空き室があるとのことで宿泊することに決めた。ホテルの人に聞くと、春の若葉の季節も良いが一番は紅葉の季節だと話した。
すぐに夕食の時間になると言われ、部屋に荷物を置き、夕食会場に行くと、数組の宿泊客がいて、それほど混んでる様子はなかった。夕食は、地元の山菜、川魚、漬け物、豚生姜焼きが出された。伊賀俊二が地酒も飲みたいと言うと「信濃鶴」の4合瓶を持ってきた。
ホテルの人が、これは、信濃鶴 純米吟醸55頑卓無濾過生原酒、4月搾りと説明した。早速、飲んでみると、持ってきた男が言うように、地元産の美山錦を精米歩合55%で造る純米酒。濾過をせず、加水する事無く、加熱殺菌もしない生原酒。
その味は、フルーティな香りと、フレッシュで滑らかな口あたり、コクのあるあじわいで、一口飲むと思わず旨いとうなった。奥さんも飲んでみると、何て、飲みやすい日本なんでしょと、驚いた。そして、ゆっくりと食事をして部屋に戻った。
今日は、東京から運転してきて、体は疲れているはずなのにもかかわらず、頭がすっきりと冴え渡り、生まれ変わったような実に爽快な気分になった。食後、一休みして、温泉に、ゆっくりつかると21時を過ぎていた。
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