徳川泰平の秘密

ハリマオ65

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56話:一美の妊娠と熊本大地震

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 2014年1月5日、一美が食べたものを吐いたというので、念のため産婦人科を受診すると妊娠がわかり、予定日が2014年6月12日だと言われた。6月10日に、以前お世話になった産婦人科病院に入り、6月12日の早朝、一美の2人目の子供が生まれ、その後、矢島次子と名付けた。

 2013年の終わりに、ギニアから広まったエボラ熱は、あっという間にリビリヤやシエラレオネなど隣国へ広がり、2014年1月には西アフリカへ拡大していった。このような大規模な発生は、人類の歴史上最悪と言える。世界保健機関の発表によると、11月までに1万6千件の発症が確認され、7千人の死者がでたと報告された。

 4月2日から5月12日にかけて、インドで10回に分けて実施された第16次連邦下院選挙は、8億1500万人が投票に行くというインド史上最大の総選挙となった。投票終了から4日後インド自民党の主導権を握るナレンドラ・モーディー氏が、インド自民党が議席の60%を獲得したとし圧勝を宣言した。

 泰平の投資では2014年5月14日にスクリーンを415円で10万株を4250万円で購入し、5月16日にTDKを4070円で1万株4700万円で購入た。その後2015年3月24日にスクリーンを全株、1000円で、合計1億円で売却し、税引き後利益5千万円のを得た。

 その後、6月24日にTDKを全株、10300円で1.03億円で売却し税引き後利益5千万円を得て、合計9600万円となり、東北大震災の被災者向けの援助金として送った。2016年3月1日に東京精密株を2080円で、2万株を4160万円で購入し、7月7日にSUMCO株を595円で8万株、4760万円で購入した。

 2016年4月14日21時26に分に、熊本県と大分県で最初のマグニチュード6.5、震度7の大きな地震が発生し、翌日、4月15日0時頃、マグニチュード6.4、震度6強、4月16日1時25分にマグニチュード7.3
、震度7「最大の地震」が起きた。

3日間、連続して、巨大地震に見舞われ、熊本はパニックになり、熊本城も地震の影響で屋根が崩れ、石垣も大きく壊れた。一連の地震で、倒壊した住宅の下敷きになったり土砂崩れに巻き込まれるなどして熊本県で合計50人の死亡・直接死が確認された。

 このうち、14日の前震から本震前の15日までには益城町と熊本市で計9人の死亡が確認されていた。熊本市によると、同市内の病院には14日23時時点で、地震で重軽傷を負った70人以上が運ばれた。死者50人のうち、37人は家屋の倒壊、10人は土砂災害、1人は火災、1人は塀の下敷きになった事による死者だった。家屋倒壊死37人のうち、7人は前震で、30人は本震で死亡した。
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