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42話:釧路からのドライブ2
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日本庭園の滝水音に立ち止まると、清らかな滝が流れていた。地下約350mから自噴する水温14度の泉水が、庭中の池水を潤す。どのコースも、まず最初に通るのは、北海道内では珍しい日本庭園。自然と歩調はゆっくりになり、雅楽が響きそうな趣きがあります。 庭園内に厳かな様相で佇む「真正閣」・しんしょうかくは、先々代の真鍋正明の名前にちなんで命名された建造物。
元々は、1911年に当時の皇太子が北海道行啓を行うため帯広市中心部に建築された御在所でした。日本庭園の風物詩ともいえるニシキゴイが泳ぐ「鯉の池」。地下水が循環することによって、真冬でも氷が張ることはありません。 日本庭園のコイ、人懐っこいコイたちは、池のほとりに立つと集まってきてかわいい。
すぐ近くに餌の自動販売機があるので、餌やり体験も楽しめますよ1200mの「キタキツネコース45分目安」、1500mメートルの「ノウサギコース60分目安)」の3コース。受付時に手渡されるマップには、どのコースに何があるのかが記されています。時間や体力、好みに合わせて選べるのがうれしい。
帯広と言えば十勝豚丼その中でも、「十勝豚丼 いっぴん」北海道では有名なタレメーカー「ソラチ」が経営する豚丼専門店。帯広地方の豚丼は本州の豚丼と違い、主に厚めのロース・ばら肉を使った郷土料理。ここでは道産豚を主原料とした国産の厳選豚本ロースを使用している。ご飯、肉の量、お肉をカットする大きさやタレの濃さを選ぶことが出来ます。豚肉は注文してから炭火で焼き、たれを絡ませ、さらに焼くという事を繰り返します。
アツアツのご飯の上に乗っけられた、厚切りロース。炭火の香りに負けない謹製タレの旨みとお肉本来の旨み、そして柔らかさは食べないとわからない感動。確かに、旨い、内地では、味わえなというのは、本当だ。徳川真一が泰平に、他にどこへ行きたいと言うので、ばんえい十勝 帯広競馬場と言った。
ここは、日本で、世界で唯一残るばんえい競馬場。一般の競馬と違い、元は農耕用の体格の良い力持ちのばん馬によるレースはとても迫力があり、また重たいソリを引く為、見物客の私達も徒歩で平行移動しながら、追いかけて応援できるのも魅力的。競馬場自体は昭和の地方競馬の雰囲気を色濃く残しており、エレベーターなどは見当たりませんが、一階部分だけでも十分楽しめる。
今や農耕にも必要とされず、ばんえい競馬のみが生き残る道となった。ばん馬達のためにも、少しでもお金を落としたり周囲に宣伝して、この伝統文化を残して欲しいものだと泰平は、思い、心の中で、「ばん馬達」よ頑張れと、競馬ファンではないが、思わず、その馬たちのひたむきさに、心を打たれた。
そして15時過ぎ、帯広、十勝を後にして車をぶっ飛ばし18時過ぎに釧路のホテルに戻って来た。気のせいか、8月15日、お盆を過ぎて、朝晩、急に冷えてきた様な気がし、徳川泰平と志保さんが、8月21日、釧路空港を経ち、羽田空港に戻ってきて、いつもの生活に戻った。帰ってくると、今年は、関東でも涼しく、秋の訪れが早いのかも知れないと感じた。
元々は、1911年に当時の皇太子が北海道行啓を行うため帯広市中心部に建築された御在所でした。日本庭園の風物詩ともいえるニシキゴイが泳ぐ「鯉の池」。地下水が循環することによって、真冬でも氷が張ることはありません。 日本庭園のコイ、人懐っこいコイたちは、池のほとりに立つと集まってきてかわいい。
すぐ近くに餌の自動販売機があるので、餌やり体験も楽しめますよ1200mの「キタキツネコース45分目安」、1500mメートルの「ノウサギコース60分目安)」の3コース。受付時に手渡されるマップには、どのコースに何があるのかが記されています。時間や体力、好みに合わせて選べるのがうれしい。
帯広と言えば十勝豚丼その中でも、「十勝豚丼 いっぴん」北海道では有名なタレメーカー「ソラチ」が経営する豚丼専門店。帯広地方の豚丼は本州の豚丼と違い、主に厚めのロース・ばら肉を使った郷土料理。ここでは道産豚を主原料とした国産の厳選豚本ロースを使用している。ご飯、肉の量、お肉をカットする大きさやタレの濃さを選ぶことが出来ます。豚肉は注文してから炭火で焼き、たれを絡ませ、さらに焼くという事を繰り返します。
アツアツのご飯の上に乗っけられた、厚切りロース。炭火の香りに負けない謹製タレの旨みとお肉本来の旨み、そして柔らかさは食べないとわからない感動。確かに、旨い、内地では、味わえなというのは、本当だ。徳川真一が泰平に、他にどこへ行きたいと言うので、ばんえい十勝 帯広競馬場と言った。
ここは、日本で、世界で唯一残るばんえい競馬場。一般の競馬と違い、元は農耕用の体格の良い力持ちのばん馬によるレースはとても迫力があり、また重たいソリを引く為、見物客の私達も徒歩で平行移動しながら、追いかけて応援できるのも魅力的。競馬場自体は昭和の地方競馬の雰囲気を色濃く残しており、エレベーターなどは見当たりませんが、一階部分だけでも十分楽しめる。
今や農耕にも必要とされず、ばんえい競馬のみが生き残る道となった。ばん馬達のためにも、少しでもお金を落としたり周囲に宣伝して、この伝統文化を残して欲しいものだと泰平は、思い、心の中で、「ばん馬達」よ頑張れと、競馬ファンではないが、思わず、その馬たちのひたむきさに、心を打たれた。
そして15時過ぎ、帯広、十勝を後にして車をぶっ飛ばし18時過ぎに釧路のホテルに戻って来た。気のせいか、8月15日、お盆を過ぎて、朝晩、急に冷えてきた様な気がし、徳川泰平と志保さんが、8月21日、釧路空港を経ち、羽田空港に戻ってきて、いつもの生活に戻った。帰ってくると、今年は、関東でも涼しく、秋の訪れが早いのかも知れないと感じた。
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