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3話:東大合格、投資開始、オイルショック
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そして、ほたる、お前は、俺と違って、勘が鋭く、祖父の様に集中力があるから良い大学でしっかり勉強して、一流企業に就職して、出来たら、海外で、働いてみろと、言ってくれた。
その費用は、心配しないで良いと言ってくれた。それから、以前にも増して、集中して勉強を続けた。その結果、「ほたる」の成績は、1969年、高校2年生同学年で、首席となった。
大学では、商業の方を勉強したいと言い、商学部か経済学部に入りたいと語っていた。そうして、1969年が終わり、1970年を迎えた。この年
、上田の大学予備校に入り受験勉強を開始した。
目標は、慶応大学経済学部、東京大学、一橋大学の3つどこかに入りたいと話した。その後、1971年、慶応大学と東京大学に入学願書を申請し、受験して、合格し、東京大学経済学部に入学した。
そして、1971年、3月に、上田市の大屋駅から信越線に乗って上野へ向かった。そして、上野の学生アパートを探して入り、アパートから自転車で、東京大学経済学部に通い始めた。
この時、父、雨宮輝雄が、息子のほたるに、銀行口座を作らせて、大学4年間の学費として、アパート代も含めて600万円を送金した。雨宮ほたるは、経済学部で、特に、統計数学に興味を持った。
そして、株投資に興味を持ち、卓球部と投資研究会に入部した。しかし、卓球は、自分に合わないとわかると退部して皇居の周りをランニングする様になり体力をつけた。
大学に入り投資研究会には、新入生が6人入り、男女3人ずつであった。商店の子供が3人で、サラリーマンの子供が、雨宮を含め3人であった。その中でも一番、投資に詳しかったのが徳沢行雄と丹沢冴子であった。
2人とも父が、投資好きであったのだ。しかし、雨宮ほたる、自身は、あまり裕福ではない、山里智司、木村直美、栗山朋子の3人と話が合った。そこで、とにかく、株投資の本や雑誌をじっくりと読んでいった。
そして、山里智司、木村直美、栗山朋子の3人と共に、高校生の大学受験のための家庭教師を探して、やり始めた。この頃、やはり東大の学生は、勝ち教師の口が多かった。
その家庭教師の料金は、週1回で、月に5千円前後であり中には、週2回で1万円とか、子供3人で1万円と言う所など、さまざまであった。しかし、アルバイトの口は、かなりあり食べるのには困らなかった。
そして、1年が過ぎて、1972年7月、雨宮は、東大から近いと大手N証券に証券投資口座を開き、200万円を送金した。そして、時間ができると担当者に時間に会って、株の話を聞いた。
この頃、雨宮は、日曜を中心に5件の家庭教師を掛け持ちして、そのうち2件は、3人の中高生を一度に教えるので、月に2万円、残りの3人で3万円と合計5万円の家庭教師代をもらっていた。
その他、春休み、夏休み、冬休みは、特別に、その2倍を得て、年間100万円以上を稼いでいた。1972年8月、伊藤忠株を200円で1万株を200万円で購入し、証券口座残金が0円になった。
その後も大学と家庭教師を続け忙しい生活を続けていた。楽しみは、秋葉原の大型電気店に山里智司、木村直美、栗山朋子さんたちと行き、試聴室で、
ビートルズやヨーロッパ有名オーケストラの映画音楽を聴くことであった。
特に、ヘンリーマンシーニ、ポールモーリア、マントバーニー、パーシーフェイス、フランシスレイを聞いていると心の底から癒やされて、リフレッシュできた。その後、喫茶店に、おしゃべりするのが楽しみだった。
月に1回、いけるかどうかと言う感じであったが、オーバーに言えば、命の洗濯という気がして、最良の時であった。こんな音楽を聴いていると、やはり世界を見たくなるのは、どおりというものだ。
1973年2月25日、伊藤忠株が、620円で全株、売り税引き後利益が575万円となった。これにより、資産、575万円となった。
海外の情報に興味を持ち始めた。この頃、入社希望先への研修が始まり、雨宮は、商社に興味を持ち、1973年春休みにM商事、夏休みにI商事で研修アルバイトをした。1974年に春休みM物産で研修をした。
その費用は、心配しないで良いと言ってくれた。それから、以前にも増して、集中して勉強を続けた。その結果、「ほたる」の成績は、1969年、高校2年生同学年で、首席となった。
大学では、商業の方を勉強したいと言い、商学部か経済学部に入りたいと語っていた。そうして、1969年が終わり、1970年を迎えた。この年
、上田の大学予備校に入り受験勉強を開始した。
目標は、慶応大学経済学部、東京大学、一橋大学の3つどこかに入りたいと話した。その後、1971年、慶応大学と東京大学に入学願書を申請し、受験して、合格し、東京大学経済学部に入学した。
そして、1971年、3月に、上田市の大屋駅から信越線に乗って上野へ向かった。そして、上野の学生アパートを探して入り、アパートから自転車で、東京大学経済学部に通い始めた。
この時、父、雨宮輝雄が、息子のほたるに、銀行口座を作らせて、大学4年間の学費として、アパート代も含めて600万円を送金した。雨宮ほたるは、経済学部で、特に、統計数学に興味を持った。
そして、株投資に興味を持ち、卓球部と投資研究会に入部した。しかし、卓球は、自分に合わないとわかると退部して皇居の周りをランニングする様になり体力をつけた。
大学に入り投資研究会には、新入生が6人入り、男女3人ずつであった。商店の子供が3人で、サラリーマンの子供が、雨宮を含め3人であった。その中でも一番、投資に詳しかったのが徳沢行雄と丹沢冴子であった。
2人とも父が、投資好きであったのだ。しかし、雨宮ほたる、自身は、あまり裕福ではない、山里智司、木村直美、栗山朋子の3人と話が合った。そこで、とにかく、株投資の本や雑誌をじっくりと読んでいった。
そして、山里智司、木村直美、栗山朋子の3人と共に、高校生の大学受験のための家庭教師を探して、やり始めた。この頃、やはり東大の学生は、勝ち教師の口が多かった。
その家庭教師の料金は、週1回で、月に5千円前後であり中には、週2回で1万円とか、子供3人で1万円と言う所など、さまざまであった。しかし、アルバイトの口は、かなりあり食べるのには困らなかった。
そして、1年が過ぎて、1972年7月、雨宮は、東大から近いと大手N証券に証券投資口座を開き、200万円を送金した。そして、時間ができると担当者に時間に会って、株の話を聞いた。
この頃、雨宮は、日曜を中心に5件の家庭教師を掛け持ちして、そのうち2件は、3人の中高生を一度に教えるので、月に2万円、残りの3人で3万円と合計5万円の家庭教師代をもらっていた。
その他、春休み、夏休み、冬休みは、特別に、その2倍を得て、年間100万円以上を稼いでいた。1972年8月、伊藤忠株を200円で1万株を200万円で購入し、証券口座残金が0円になった。
その後も大学と家庭教師を続け忙しい生活を続けていた。楽しみは、秋葉原の大型電気店に山里智司、木村直美、栗山朋子さんたちと行き、試聴室で、
ビートルズやヨーロッパ有名オーケストラの映画音楽を聴くことであった。
特に、ヘンリーマンシーニ、ポールモーリア、マントバーニー、パーシーフェイス、フランシスレイを聞いていると心の底から癒やされて、リフレッシュできた。その後、喫茶店に、おしゃべりするのが楽しみだった。
月に1回、いけるかどうかと言う感じであったが、オーバーに言えば、命の洗濯という気がして、最良の時であった。こんな音楽を聴いていると、やはり世界を見たくなるのは、どおりというものだ。
1973年2月25日、伊藤忠株が、620円で全株、売り税引き後利益が575万円となった。これにより、資産、575万円となった。
海外の情報に興味を持ち始めた。この頃、入社希望先への研修が始まり、雨宮は、商社に興味を持ち、1973年春休みにM商事、夏休みにI商事で研修アルバイトをした。1974年に春休みM物産で研修をした。
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