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水かけ祭
30、七年ぶりの逢瀬(水かけ祭 完)
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「あ、あのね、ムハンマド」
短くなった髪に指を入れられ、リリアスは引き寄せられて、唇を重ねる。
探るようなキスだった。
ふわっと大きく鮮やかな加護紋様が重なり浮かび上がる。
「樹海にどうしても確認したいことがあって、、」
リリアスはどんどん脱がされていく。
「樹海はあなたの生まれ故郷だな」
ムハンマドはリリアスを脱がしきると、己の纏うものも取り払う。
二人の間に余分なものはいらなかった。
「僕のこの体は完全体といって、どちらの性別にもならないんだ」
言いながら、男になるか、女になるか悩んでいた数年間を複雑に思う。
「この千年ぐらいの間、プロトタイプで生まれついた僕の古い種族は、成長するとどちらかになる傾向なんだ。そうならない両性を持ち続ける者は完全体と言われて、さらにその中でも強くて美しいものが、古き森の民の王になっていたようなんだ。
最後の森の王がリヒターで、彼も完全体だった」
ムハンマドはリリアスの声に懐かしさを読み取った。
「あなたの祖先か?」
「僕の夫、、」
ムハンマドは固まり、血が下がるのを感じた。
ほんの少し目を離したことが、一生の後悔となることもある。
リリアスは手を離してはいけない小鳥である。
飛び立った小鳥はもう戻ってこない。
「あなたは里がえりの間に結婚したのか?」
問い詰めたくなるのを堪える。
リリアスは何かを話そうとしていた。
リリアスは目を閉じた。
「信じられないことだと思うけど、樹海の呪術にとらわれて、僕の意識は三百年前に飛ばされたんだ。
そこでパリスの建国に立ち会った。七年過ごした。僕は森の最後の王のリヒターの妻になった、、」
その後はルージュに似たルシルに奪われた。
それは言えない。
「彼が死んだ直後に戻ってきて、ここにいる。僕は連れ添った夫を亡くした未亡人の気分なんだ。わかってくれる?」
「何をいっている?」
ムハンマドには理解できない。
過去を読む能力者の話は聞いたことがあったが、意識が過去に飛ばされるなんて聞いたことがなかった。
「樹海の呪術に囚われてしまったんだ。だから、僕は気分は24才、、」
はははっとムハンマドは笑った。
「あなたと離れたのはたったの五日間だ」
リリアスはむきになる。
「ほんとだってば!!僕は気分は未亡人なの!それをわかってもらわないと、、」
「わからないとどうなる?」
ムハンマドの挑戦的な口調に、リリアスはムッとしながらも、笑みを浮かべた。
もう一度、今度はリリアスから口づける。
それはムハンマドが味わったことのない、頭の芯から痺れるようなキスだった。
「これでわかった?」
「、、、わからない」
リリアスは羽のような指先でムハンマドの体に触れていく。腰を撫で下ろされて、ムハンマドはびくっとなる。
「ここ、気持ちいい?」
リリアスは手を回してムハンマドの感じるところを攻めながら、彼のを口に咥えた。唾液が一杯のとろとろの口の中で、舌をムハンマドの雄に巧みに絡ませる。
思わず、ムハンマドから喘ぎがもれる。
「まだだよ」
リリアスはまたがった。
己のそこに押し当てる。
リリアスは痛みに少し顔を歪ませるが、徐々に深く飲み込んでいく。
ムハンマドは体位を入れ替えようとして、リリアスにトンと軽く押し戻された。
「じっとして、、」
リリアスは欲望にそそりたったムハンマドを、咥えこみ、締め付けながら腰を使う。
それは確かにムハンマドの知るリリアスではなかった。
ムハンマドが堪えきれず吐き出しそうになると、リリアスは女王さまのように叱責する。
「まだ駄目!僕を先に!」
リリアスはそう言いながらも、すぐに絶頂を迎える。
それでも、喘ぎながらも自分で腰をつかって絶頂を長引かせ、ムハンマドは波のように押し寄せる感じたことのない気持ちよさに顔を歪ませ歯をくいしばり、リリアスが与える快楽を十分に味わう。
それは、確かに別れていたたった五日間の内で身に付けられる性技ではなかった。
「三百年前に意識が飛ばされたとして、あなたの夫はどうなったのだ?」
「彼は森に人を惑わす呪術をかけて死んだんだ。樹海の森はそうしてできた」
「、、、あなたはリヒターを愛していたのか?」
「僕ではなく、リシュアが愛していた。僕の意識はリシュアにぴったり重なっていただけ」
黒曜石の宝石のような瞳は何処までも深い虹色の輝きをたたえている。
ムハンマドはリリアスを下にする。
「今度は私だな」
腰を鞭のように使って打ち付ける。
リリアスは強い刺激に上に逃れようとするが、ムハンマドは頭を押さえて逃さない。
「ああ、駄目、おかしくなる!」
リリアスは脚をムハンマドの腰に絡め強く引き寄せた。
二人は同時にかけ上がる。
ムハンマドはリリアスの中に精を放つ。
しばし、ひくつく感覚を楽しむが、今度はリリアスをうつ伏せにして、腰を高くあげさせた。次をさっして、リリアスは腰を引くが、ムハンマドは許さない。
「もう駄目、、」
ムハンマドはリリアスの後ろの口に指を差し入れる。
「あなたの三百年前の夫はこちらも愛したか?」
ふるふるとリリアスは頭をふった。
リヒターはリシュアを女としてしか扱わなかった。
「そうか、ではこちらはわたしと開拓していこう」
ムハンマドはリリアスの首筋に歯を立てる。
再び固さと質量を取り戻したムハンマドのそれが、リリアスを三度、絶頂に導いたのだった。
二人は疲れてベットの上。
「ムハンマド、髪をきってごめん。あなたも見たのでしょう?変質した水の精霊の成れの果て。ぼくは見ていられなかったんだ。
あれは、古き民を焦がれていたので、彼らの象徴の黒髪を捧げたんだ。
僕の体は力をもつ。プロトタイプとのまぐわいは、病さえも癒されるとされ、狩られて、凌辱され、売られて、殺されたんだ」
リリアスは、ぎゅっと腕を回して抱き締めた。
「僕を離さないで!僕は最後のプロトタイプかもしれない」
「あなたは、いつもわたしの想像を超えていく。
何度でも言っているが、あなたを離すつもりはない」
リリアスは涙目だ。
「でもあなたはパリスに来てはいけないと言った」
ふうっ、とムハンマドはため息をつく。
「あなたは見ていなかったのだな、あなたがあの黒い怪しい生き物がいる水に飛び込んだ後、水中でわたしとパリスの王子は殺しあったのだぞ!
引き上げてからは、皆の前であなたの所有権を主張しあった。最後はカルサイトの一言でその場は収まったが」
リリアスは目を丸くする。
ムハンマドとルージュの対決!
「そんなことが、、?」
ムハンマドはキスをする。
「カルサイトのあれは、バードの矢をあなたが反らして命を助けたお礼だ。ありがたく受け取っておく」
ムハンマドはひどく、言いにくそうにいった。
「そういう訳なので、あなたはこれからは表向き女で通して欲しい。
男のリリアスはエディンバラで病死したのだ。それができないと、パリスにはいられない。本当にすまない」
リリアスは察した。
ムハンマドはリリアスの自由に生きたい性質を大変理解していたからこそ、表向きだけでもこれから女性として生きよ!とは言えなかったのだ、と。
だから、リリアスのパリス行きを渋ったのだろう。
「うん。わかった。本当はあの時、決まったのだと思う」
ムハンマドにはもうひとつ、リリアスに言いたいことがあったのだが、喉につかえたので、ぐっと飲み込んだ。
飲み込んだ言葉は本当は、帰国したときに伝えたい言葉だった。
それを言うには非常に決意と勇気がいることだった。
ムハンマドがその言葉を伝えるのはもう少し先である。
王宮に入れなかったリリアスの連れはリリアスが借りた高級旅館に宿泊していた。
アルフとレッドは黒髪のビビアンをリリアスだとずっと思いこんでいた。
ビビアンは、体調不良を訴えて部屋にこもって二人の前に顔を見せることはなかった。
心配したズインは、アルフとレッドがいぶかしむほど彼女に付きっきり。
水かけ祭りの間中、二人で部屋に籠っていたのだった!
水かけ祭 (完)
短くなった髪に指を入れられ、リリアスは引き寄せられて、唇を重ねる。
探るようなキスだった。
ふわっと大きく鮮やかな加護紋様が重なり浮かび上がる。
「樹海にどうしても確認したいことがあって、、」
リリアスはどんどん脱がされていく。
「樹海はあなたの生まれ故郷だな」
ムハンマドはリリアスを脱がしきると、己の纏うものも取り払う。
二人の間に余分なものはいらなかった。
「僕のこの体は完全体といって、どちらの性別にもならないんだ」
言いながら、男になるか、女になるか悩んでいた数年間を複雑に思う。
「この千年ぐらいの間、プロトタイプで生まれついた僕の古い種族は、成長するとどちらかになる傾向なんだ。そうならない両性を持ち続ける者は完全体と言われて、さらにその中でも強くて美しいものが、古き森の民の王になっていたようなんだ。
最後の森の王がリヒターで、彼も完全体だった」
ムハンマドはリリアスの声に懐かしさを読み取った。
「あなたの祖先か?」
「僕の夫、、」
ムハンマドは固まり、血が下がるのを感じた。
ほんの少し目を離したことが、一生の後悔となることもある。
リリアスは手を離してはいけない小鳥である。
飛び立った小鳥はもう戻ってこない。
「あなたは里がえりの間に結婚したのか?」
問い詰めたくなるのを堪える。
リリアスは何かを話そうとしていた。
リリアスは目を閉じた。
「信じられないことだと思うけど、樹海の呪術にとらわれて、僕の意識は三百年前に飛ばされたんだ。
そこでパリスの建国に立ち会った。七年過ごした。僕は森の最後の王のリヒターの妻になった、、」
その後はルージュに似たルシルに奪われた。
それは言えない。
「彼が死んだ直後に戻ってきて、ここにいる。僕は連れ添った夫を亡くした未亡人の気分なんだ。わかってくれる?」
「何をいっている?」
ムハンマドには理解できない。
過去を読む能力者の話は聞いたことがあったが、意識が過去に飛ばされるなんて聞いたことがなかった。
「樹海の呪術に囚われてしまったんだ。だから、僕は気分は24才、、」
はははっとムハンマドは笑った。
「あなたと離れたのはたったの五日間だ」
リリアスはむきになる。
「ほんとだってば!!僕は気分は未亡人なの!それをわかってもらわないと、、」
「わからないとどうなる?」
ムハンマドの挑戦的な口調に、リリアスはムッとしながらも、笑みを浮かべた。
もう一度、今度はリリアスから口づける。
それはムハンマドが味わったことのない、頭の芯から痺れるようなキスだった。
「これでわかった?」
「、、、わからない」
リリアスは羽のような指先でムハンマドの体に触れていく。腰を撫で下ろされて、ムハンマドはびくっとなる。
「ここ、気持ちいい?」
リリアスは手を回してムハンマドの感じるところを攻めながら、彼のを口に咥えた。唾液が一杯のとろとろの口の中で、舌をムハンマドの雄に巧みに絡ませる。
思わず、ムハンマドから喘ぎがもれる。
「まだだよ」
リリアスはまたがった。
己のそこに押し当てる。
リリアスは痛みに少し顔を歪ませるが、徐々に深く飲み込んでいく。
ムハンマドは体位を入れ替えようとして、リリアスにトンと軽く押し戻された。
「じっとして、、」
リリアスは欲望にそそりたったムハンマドを、咥えこみ、締め付けながら腰を使う。
それは確かにムハンマドの知るリリアスではなかった。
ムハンマドが堪えきれず吐き出しそうになると、リリアスは女王さまのように叱責する。
「まだ駄目!僕を先に!」
リリアスはそう言いながらも、すぐに絶頂を迎える。
それでも、喘ぎながらも自分で腰をつかって絶頂を長引かせ、ムハンマドは波のように押し寄せる感じたことのない気持ちよさに顔を歪ませ歯をくいしばり、リリアスが与える快楽を十分に味わう。
それは、確かに別れていたたった五日間の内で身に付けられる性技ではなかった。
「三百年前に意識が飛ばされたとして、あなたの夫はどうなったのだ?」
「彼は森に人を惑わす呪術をかけて死んだんだ。樹海の森はそうしてできた」
「、、、あなたはリヒターを愛していたのか?」
「僕ではなく、リシュアが愛していた。僕の意識はリシュアにぴったり重なっていただけ」
黒曜石の宝石のような瞳は何処までも深い虹色の輝きをたたえている。
ムハンマドはリリアスを下にする。
「今度は私だな」
腰を鞭のように使って打ち付ける。
リリアスは強い刺激に上に逃れようとするが、ムハンマドは頭を押さえて逃さない。
「ああ、駄目、おかしくなる!」
リリアスは脚をムハンマドの腰に絡め強く引き寄せた。
二人は同時にかけ上がる。
ムハンマドはリリアスの中に精を放つ。
しばし、ひくつく感覚を楽しむが、今度はリリアスをうつ伏せにして、腰を高くあげさせた。次をさっして、リリアスは腰を引くが、ムハンマドは許さない。
「もう駄目、、」
ムハンマドはリリアスの後ろの口に指を差し入れる。
「あなたの三百年前の夫はこちらも愛したか?」
ふるふるとリリアスは頭をふった。
リヒターはリシュアを女としてしか扱わなかった。
「そうか、ではこちらはわたしと開拓していこう」
ムハンマドはリリアスの首筋に歯を立てる。
再び固さと質量を取り戻したムハンマドのそれが、リリアスを三度、絶頂に導いたのだった。
二人は疲れてベットの上。
「ムハンマド、髪をきってごめん。あなたも見たのでしょう?変質した水の精霊の成れの果て。ぼくは見ていられなかったんだ。
あれは、古き民を焦がれていたので、彼らの象徴の黒髪を捧げたんだ。
僕の体は力をもつ。プロトタイプとのまぐわいは、病さえも癒されるとされ、狩られて、凌辱され、売られて、殺されたんだ」
リリアスは、ぎゅっと腕を回して抱き締めた。
「僕を離さないで!僕は最後のプロトタイプかもしれない」
「あなたは、いつもわたしの想像を超えていく。
何度でも言っているが、あなたを離すつもりはない」
リリアスは涙目だ。
「でもあなたはパリスに来てはいけないと言った」
ふうっ、とムハンマドはため息をつく。
「あなたは見ていなかったのだな、あなたがあの黒い怪しい生き物がいる水に飛び込んだ後、水中でわたしとパリスの王子は殺しあったのだぞ!
引き上げてからは、皆の前であなたの所有権を主張しあった。最後はカルサイトの一言でその場は収まったが」
リリアスは目を丸くする。
ムハンマドとルージュの対決!
「そんなことが、、?」
ムハンマドはキスをする。
「カルサイトのあれは、バードの矢をあなたが反らして命を助けたお礼だ。ありがたく受け取っておく」
ムハンマドはひどく、言いにくそうにいった。
「そういう訳なので、あなたはこれからは表向き女で通して欲しい。
男のリリアスはエディンバラで病死したのだ。それができないと、パリスにはいられない。本当にすまない」
リリアスは察した。
ムハンマドはリリアスの自由に生きたい性質を大変理解していたからこそ、表向きだけでもこれから女性として生きよ!とは言えなかったのだ、と。
だから、リリアスのパリス行きを渋ったのだろう。
「うん。わかった。本当はあの時、決まったのだと思う」
ムハンマドにはもうひとつ、リリアスに言いたいことがあったのだが、喉につかえたので、ぐっと飲み込んだ。
飲み込んだ言葉は本当は、帰国したときに伝えたい言葉だった。
それを言うには非常に決意と勇気がいることだった。
ムハンマドがその言葉を伝えるのはもう少し先である。
王宮に入れなかったリリアスの連れはリリアスが借りた高級旅館に宿泊していた。
アルフとレッドは黒髪のビビアンをリリアスだとずっと思いこんでいた。
ビビアンは、体調不良を訴えて部屋にこもって二人の前に顔を見せることはなかった。
心配したズインは、アルフとレッドがいぶかしむほど彼女に付きっきり。
水かけ祭りの間中、二人で部屋に籠っていたのだった!
水かけ祭 (完)
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