32 / 104
第2次欧州大戦
メルセルケビール海戦
しおりを挟む
合流した日英艦隊の戦力は以下の通りとなっていた。
日英地中海艦隊
司令長官:ジェームズ・サマヴィル大将
副司令:塩沢幸一中将
旗艦:フッド
戦艦:フッド、レゾリューション、バリアント、レナウン、レパルス、ネルソン、天城、赤城
空母:アーク・ロイヤル、グローリアス、慧翔、彗翔、三笠、初瀬
大型巡洋艦:青葉、衣笠
以下補助艦23隻
指揮系統はイギリス地中海艦隊に日本第3艦隊が編入される形となった。
「回答はまだか?」
塩沢は大西に問う。
回答とは無論フランス艦隊への交戦確認だった。
「…残念ながらフランス艦隊からの連絡はないようです。サマヴィル提督はこれを受けて攻撃を行うことを決意したようです」
「そうか…」
塩沢は暗い顔になるがもはやどうしようもなかった。
「南西方向から侵入し敵戦艦群を叩く!」
江草は艦橋に備え付けてある黒板で最後の作戦確認を行った。
搭乗員たちも一様に頷く。
「では以上だ。健闘を祈る!」
江草が敬礼すると搭乗員たちも敬礼で返した。
発艦した日本軍攻撃隊はイギリス攻撃隊を置き去りにしてメルセルケビーク港に迫った。
日本軍攻撃隊の巡航速度が時速250㎞だったのに対し、イギリス攻撃隊の巡航速度が時速170㎞だっかたらだ。
さすがにこのことはイギリス側も理解しており先行した日本軍攻撃隊を第1波攻撃隊としイギリス軍攻撃隊を第2波とした。
「少尉!ト連送だ!」
江草は戦艦群を前に叫ぶ。
ト連送を受信した各機は次々に攻撃態勢に入っていく。
完全な奇襲でありフランス艦隊は何ら反撃を行えなかった。
「空母は…いないようだな」
江草はそう言って愛機を急降下させていく。
対空砲火は無くしっかりと照準を付けることが出来た。
江草機とそれに付き従っていた2機の96式艦爆は戦艦ベアルンに250㎏爆弾3発を突き刺した。
ベアルンはノルマンディー級戦艦4番艦であり横からの攻撃は想定されていても上からの攻撃は想定されていなかった。
3発の内1発が1番砲塔の弾薬庫に貫通。
誘爆を起こしノルマンディー級戦艦は大爆発を起こした。
これには江草も驚きを隠せなかった。
その後、戦艦ベアルンは世界で初めて航空機に撃沈された戦艦となった。
また他にも雷撃や爆撃を行っておりなんら損害が無い艦艇は無かった。
そこにイギリス軍攻撃隊も到着し港湾事破壊した。
だがこの攻撃による艦艇への損害は判然としない。
なぜならすぐに日英の戦艦による砲撃が始まったからだ。
結局メルセルケビール港にあったフランス艦隊は須らく撃破された。
日英地中海艦隊
司令長官:ジェームズ・サマヴィル大将
副司令:塩沢幸一中将
旗艦:フッド
戦艦:フッド、レゾリューション、バリアント、レナウン、レパルス、ネルソン、天城、赤城
空母:アーク・ロイヤル、グローリアス、慧翔、彗翔、三笠、初瀬
大型巡洋艦:青葉、衣笠
以下補助艦23隻
指揮系統はイギリス地中海艦隊に日本第3艦隊が編入される形となった。
「回答はまだか?」
塩沢は大西に問う。
回答とは無論フランス艦隊への交戦確認だった。
「…残念ながらフランス艦隊からの連絡はないようです。サマヴィル提督はこれを受けて攻撃を行うことを決意したようです」
「そうか…」
塩沢は暗い顔になるがもはやどうしようもなかった。
「南西方向から侵入し敵戦艦群を叩く!」
江草は艦橋に備え付けてある黒板で最後の作戦確認を行った。
搭乗員たちも一様に頷く。
「では以上だ。健闘を祈る!」
江草が敬礼すると搭乗員たちも敬礼で返した。
発艦した日本軍攻撃隊はイギリス攻撃隊を置き去りにしてメルセルケビーク港に迫った。
日本軍攻撃隊の巡航速度が時速250㎞だったのに対し、イギリス攻撃隊の巡航速度が時速170㎞だっかたらだ。
さすがにこのことはイギリス側も理解しており先行した日本軍攻撃隊を第1波攻撃隊としイギリス軍攻撃隊を第2波とした。
「少尉!ト連送だ!」
江草は戦艦群を前に叫ぶ。
ト連送を受信した各機は次々に攻撃態勢に入っていく。
完全な奇襲でありフランス艦隊は何ら反撃を行えなかった。
「空母は…いないようだな」
江草はそう言って愛機を急降下させていく。
対空砲火は無くしっかりと照準を付けることが出来た。
江草機とそれに付き従っていた2機の96式艦爆は戦艦ベアルンに250㎏爆弾3発を突き刺した。
ベアルンはノルマンディー級戦艦4番艦であり横からの攻撃は想定されていても上からの攻撃は想定されていなかった。
3発の内1発が1番砲塔の弾薬庫に貫通。
誘爆を起こしノルマンディー級戦艦は大爆発を起こした。
これには江草も驚きを隠せなかった。
その後、戦艦ベアルンは世界で初めて航空機に撃沈された戦艦となった。
また他にも雷撃や爆撃を行っておりなんら損害が無い艦艇は無かった。
そこにイギリス軍攻撃隊も到着し港湾事破壊した。
だがこの攻撃による艦艇への損害は判然としない。
なぜならすぐに日英の戦艦による砲撃が始まったからだ。
結局メルセルケビール港にあったフランス艦隊は須らく撃破された。
34
あなたにおすすめの小説
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
徳川慶勝、黒船を討つ
克全
歴史・時代
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
尾張徳川家(尾張藩)の第14代・第17代当主の徳川慶勝が、美濃高須藩主・松平義建の次男・秀之助ではなく、夭折した長男・源之助が継いでおり、彼が攘夷派の名君となっていた場合の仮想戦記を書いてみました。夭折した兄弟が活躍します。尾張徳川家15代藩主・徳川茂徳、会津藩主・松平容保、桑名藩主・松平定敬、特に会津藩主・松平容保と会津藩士にリベンジしてもらいます。
もしかしたら、消去するかもしれません。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
天竜川で逢いましょう 〜日本史教師が石田三成とか無理なので平和な世界を目指します〜
岩 大志
歴史・時代
ごくありふれた高校教師津久見裕太は、ひょんなことから頭を打ち、気を失う。
けたたましい轟音に気付き目を覚ますと多数の軍旗。
髭もじゃの男に「いよいよですな。」と、言われ混乱する津久見。
戦国時代の大きな分かれ道のド真ん中に転生した津久見はどうするのか!!???
そもそも現代人が生首とか無理なので、平和な世の中を目指そうと思います。
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる