連合艦隊司令長官、井上成美

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FS作戦

第24任務部隊

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連山が空襲した4日後、軽爆12機、陸攻23機の35機をポートモレスビー爆撃に向かわせた。
戦闘機の護衛は無く白昼堂々だったが飛行場が破壊され敵機が発進できないと踏んでの出撃だった。
爆撃隊は順調にポートモレスビーに向かっていたがまだ飛行場から300㎞も離れた地点で事は起きた。
F4F戦闘機40機が攻撃隊に襲い掛かったのだ。
攻撃隊の防護機銃で応戦し12機を撃墜したが軽爆5機、陸攻13機が撃墜され攻撃隊は撤退した。


「どうやら空母がいるようだな。」
角田はポートモレスビー攻撃隊からの報告でそう判断した。
ポートモレスビーから300㎞離れており、その付近に新たな航空基地が建設されたという報告が無かったからだ。
「ということは大西洋艦隊から引き抜いたのでしょうか?」
草鹿の問いに角田は考え込む。
「…それは分からない。だが南洋に敵艦隊が居るという事実が重要だ。」
この情報はすぐにトラック島の連合艦隊司令部に通達され連合艦隊司令部はポートモレスビー攻略を一時保留とし南洋に展開する連合国艦隊を撃破することに決定した。


「飛行場の修理はあとどれくらいで完了するのか?」
第24任務部隊司令官のウィルソン・ブラウン中将はアーレイ・バーク参謀に尋ねる。
「すでに戦闘機は発進可能であり、完全復旧までは1週間かかるとのことです。」
「1週間か。すばらしい。我が艦隊はかなり非力であり、ポートモレスビーが復活することでそれを補える。」
ブラウンの指揮下にはボーグ級護衛空母のボーグ、カード、コパヒー、コア、ナッソー、オルタマハと駆逐艦12隻の艦隊でありこの6隻の空母は航空機のフェリー輸送に従事していたが、南洋での日本軍の活動が活発化しているという情報から急遽艦隊を結成したのだった。
「ポートモレスビーの航空基地が復活すれば日本軍も迂闊には攻撃は仕掛けられないでしょう。ですが、この1週間の間に日本軍が攻勢にでる可能性もあります。」
バークの推測にブラウンも同意する。
「日本の空母がこちらに来る可能性が高いな。だが戦闘機はすでにポートモレスビーでも運用できる。ならば彼らに我々の援護を依頼できるだろう。」
「我々の目標はポートモレスビーの防衛です。その防衛戦力をこちらに回すのは本末転倒では?」
「攻撃は最大の防御とも言う。ポートモレスビーが攻撃される前に我々が敵艦隊に攻撃すれば自ずとポートモレスビーは守られる。」
バークはブラウンのこの考えに納得した。
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