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変則ドッチボール開始

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10分後白雪とルリ以外みんなモジモジしている。

食い込んで動きずらくてしょうがない。

「これでやるのかよ。」
「もうお嫁さんになれないです。です。」
「なんか食い込んでイタイ。」
「朕にこんな格好をさせるとは。屈辱なのじゃ。」


ドリル会長はもう隠れてない。羞恥プレイだ。

一方蛮秀は普通に海パンやら学校指定の水着だろうか。普通にしている。

「なんか不公平じゃないかな。かな!?」

ルカが言うのもよくわかる。

でもこれもホームアドバンテージというものらしい。

そして薫が心配になった。もうばれちゃうんじゃないの?
そしたら物井から薫は棄権したとのアナウンスがはいった。

横でジャージに着替えている。

取り敢えず大丈夫だが薫がいなくなったのは痛い。

ルリだけで大丈夫だろうか…

「でわ始めましょうか。」神崎が微笑みながらこちらに言う。

「おっしゃおっしゃ行こうぜ!」
ルリは気にすることはなかった。本当にいい性格をしてる。

「がんばろうか白雪君。」

「ヒキガエルに言われなくてもがんばるわ~ん!」

でわ開始します。というアナウンスでドッチボールが始まった。!


まだ蛮秀の人たちはしかけてこない。
内野にいるのは神崎のみ。

早く終わりそうだ。

「取り敢えずオレはうごけねぇ!みんなでもう1つの勃起を探してきてくれ!」

ルリがいなくなったら神崎を牽制できなくなる。
女性陣はわかった!と3方向に向かって走り出す。

蛮秀も外野に2人ボールは1つ。牽制で残っている。

2人で残っているのはどちらでもこちらを狙う為だろう。

しかし予想していたがさっそく蛮秀が動きだした。

ルリの方に1人ボールを奪いに走り出した。

外野同士の戦いだ。
こっちはボールを持っている敵に意識を向ける。

これでルリの方、持っているところをみながらだがアウトになるリスクは減らせそうだ。

「白雪君ありがとう。これで蛮秀は大きくなれる。嬉しいね。南北をつなげられたら東西間の連絡は頻繁に行われない。私の計画も進むということだ。」
神崎がそう言ってきた。

「?どういうことだ?白雪。」

「こういうことよヒキガエル!」

いきまり後ろから羽交い締めにされる。
!?やばい。実質自分1人しか内野にいないんだ。裏切られたというか最初からグルだったのだと確信した。

ルリは外野同士格闘中。自分は内野2人とボールを持っている外野1人の生徒を相手をしなきゃいけないのか。

分析完了。やるしかないか。

外野でボールを振りかぶっている敵をみながら覚悟を決めるのであった。
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