2 / 72
第二話 影武者の言い分②『対峙』
しおりを挟む
このダークアッシュの瞳を持つ、とても綺麗な執事さんの名前はアレックというのだそうです。
サロンで今後の暮らしについて色々と説明してもらっている最中に、ノックの音がして
メイドがひとり入ってきました。
なにやらアレックに耳打ちして出ていきますと、アレックはその顔を少し曇らせました。
アレックは人を不快にさせない程度のポーカーフェイスを会得している人だと認識していたので少し、意外です。
傷ついているような、自分を責めているような、なんだろう、うまく形容できませんが、深い憂慮を伴ってダークアッシュの瞳が揺れています。
事情もよくわからないので、とりあえず曖昧な笑みを浮かべつつ、そんなアレックをぼんやりと眺めていたら、
「これは話の途中で失礼いたしました」
とアレックが生真面目に私に向き直ったので、ちょっとビクッてなりました。
「いえ、お急ぎになられることがあるのでしたら、どうかそちらを優先してください。」
そう水を向けてみたのですが、アレックは少し困ったような表情をしています。
「急ぐ……というか、この館では日常茶飯のことではあるのですが……」
アレックが言いにくそうに、言葉を切りました。
この時点でなにかあるな、という私の中の危機アラームが激しく点滅しています。
「どうしたのです?」
一応聞いてみることにしました。
日常茶飯の非常事態って、本当はあまり聞きたくないのですが、かなりの確率で避けては通れない事柄のように思いますので、この際仕方がないでしょう。
「この館の主、ミシェル様のご気分が優れないらしくて」
(はは~ん、そのパターンでしたか)
私の中で色々なことの符号が一致しました。
導き出した私の答えは、ずばり!これです。
『ミシェル様問題児説』
どうして二国間の人質にミシェル王太子と同年のゼノアが選ばれたのか、
しかも従来ならば迎賓の館の一室を宛がわれるであろうところを、わざわざ東宮殿に、
しかもミシェル王太子の部屋の隣に部屋を宛がわれたり、とか。
おそらくミシェル王太子はかなりの問題児で、館の使用人たちも手を焼いているのでしょう。
そしてそんな問題児の生贄にされるのが、この私、ミシェル王子と同い年の弱小国の王太子(影武者)というわけです。
(この執事め、最初から計算ずくだったんだ)
少し恨みがましい視線をアレックに向けてみました。
ああ、やだやだ。
しかし、嫌だといって避けられる問題ではないことは、私だってちゃんと理解しています。
私だって一応、王族の端くれ。
この国にだって、ただ遊びに来たわけではありません。
いくら人質といっても、子供だといっても、私は一国を背負って外交をしているのですから。
「ミシェル様はご病気なのですか?」
「いえ、病気という程ではないのですが、少し食が細いというか、食事を召し上がられるのが苦手なのです」
ふうむ。執事殿が言葉を濁しておられますな。
「ミシェル様はどちらにおられるのですか? ご挨拶に伺ってもいいですか?」
虎穴に入らずんばなんとやら、と言いますし、とりあえずその問題児に会ってみますか。
私は腹を括りました。
◇◇◇
「食さぬ! 食さぬといったら食さぬ! 早く皿を下げよ」
食堂前の扉越しになんだかヒステリックな声が聞こえてきましたよ。
ああ、面倒くさい。
少々げんなりとする自身の気力を振り絞り、扉をノックしてみました。
なんだか開けてはならない扉のような気はしますが。
先触れの侍女さんの後で食堂に入ると、おられました。
この館の主、噂のミシェル・ライネル王太子様が上座にちんまりと着座しておられます。
それはもう、本当にちんまりと。
兄ゼノアと同年という事はその双子の妹である私とも同じ年の12歳だと聞いていますが、
なんだか思っていたよりも、ずっと小柄です。
これは、ひょっとすると女である私よりも小さいかもしれません。
プラチナブロンドの髪にダークアッシュの瞳が、まあ死んだ魚のような感じで宙を漂っておられますね。
もとは端正な顔つきであろう少年なのに、なぜだかひどく痩せていて、血色も悪く、青白い感じがします。
(う~ん、君子危うきに近寄らず)
なんていって逃げ出したい気持ち満々ですが、立場上そうもいかないので、しっかりと外交することに決めました。
「お食事中失礼いたします。こちらが本日付けでミシェル様の学友として王宮に入られました、
ゼノア・サイファリア様でございます」
先触れの侍女さんが紹介してくれたので、
「よろしくお願い致します」と
取りあえずの笑顔を浮かべておきました。
弱小国家の人質(影武者)の、現在使えるスキルは無難な笑顔くらいしかありません。
「長旅、ご苦労であったな」
と一応の労いの後で
「貴殿はきれいだな」
とミシェル王太子が呟かれました。
この王太子、いきなりとんでもない爆弾を落としやがりました。
私は今、酷く動揺しています。
(こいつ、初対面でいきなり何をっ!)
無駄に心拍数が上昇し、頭に血が上っているのがわかります。
落ち着きなさいっったら! 私の血圧!
(それは不意打ちだろうがよ!
いきなり初対面で死んだ魚の目の王子が呟く台詞ではないだろうがよっ!
社交辞令だっつうの! 私もいちいち反応するんじゃない!)
少し取り乱してしまった私を、ミシェル王太子の横に立つアレックが生ぬるい目で見つめてきます。
(腹立つ! ほんと、腹立つ!!)
なぜだかやたらと腹がたつのですが、それはアレックの生ぬるい視線のせいなのか、自分自身の至らなさのためなのかは、よくわかりません。
「からかわないでください。恥ずかしいです」
そう言って一応、幼気な少年の恥ずかしい体を装っておいたので、
心ある大人を自覚している人は、これ以上は何も言えないと思います。
うっかり顔を上げると、ばっちりミシェル様と目があってしまいました。
しまったと思ったけど後の祭りで、私もミシェル様の虚ろな眼差しを暫くの間見つめてしまいました。
そのダークアッシュの瞳は、本来ならばもっときらきらと輝き、どんな宝石よりも空の星々よりも美しいだろうに。
今は悲しいほどに色を失ってしまっている。
この悲しい色を人はなんと呼ぶのだろうか。
ああ、そうか、絶望だ。
そんなことを考えていました。
「私は醜いであろう」
ミシェル王子がそう私に問いかけられたのですが、私はその言葉が一瞬理解できませんでした。
美しいとか、醜いとか、全くそういう次元で物事を考えていなかったので。
さて、どう返そうか。
思案を募らせながら言葉を紡ぎました。
「ミシェル様は美しく生きることもでき、醜く生きる事もできます。
それはミシェル様のお心がお決めになることでございましょう。」
この人は美しい人だと、私の直感が言っています。
だけど今この人はその本来の姿を失っている。
どうやら何事かにひどく傷つき、深く絶望しているようです。
言うべきか? 否か。
瞬時の躊躇いはあったものの、私は言わないことにしました。
誰でも答えはきっと自分で出さなければいけないのですから。
「では、問いを変えよう。貴殿の目に私はどう映る?」
ミシェル王太子は質問を変えました。
これは意地悪な質問ですね。
これでは言わなくてはならなくなってしまいます。
私はこう見えて心を隠すことは得意だったのです。
そのうえで外交とか人質とか、色々と理由をつけ取り繕おうってそう思っていたんです。
ですがそんなものはもう意味をなさないようです。
深い絶望の淵にいる死んだ目の王子は、どうやら私の心を御所望らしいので。
サロンで今後の暮らしについて色々と説明してもらっている最中に、ノックの音がして
メイドがひとり入ってきました。
なにやらアレックに耳打ちして出ていきますと、アレックはその顔を少し曇らせました。
アレックは人を不快にさせない程度のポーカーフェイスを会得している人だと認識していたので少し、意外です。
傷ついているような、自分を責めているような、なんだろう、うまく形容できませんが、深い憂慮を伴ってダークアッシュの瞳が揺れています。
事情もよくわからないので、とりあえず曖昧な笑みを浮かべつつ、そんなアレックをぼんやりと眺めていたら、
「これは話の途中で失礼いたしました」
とアレックが生真面目に私に向き直ったので、ちょっとビクッてなりました。
「いえ、お急ぎになられることがあるのでしたら、どうかそちらを優先してください。」
そう水を向けてみたのですが、アレックは少し困ったような表情をしています。
「急ぐ……というか、この館では日常茶飯のことではあるのですが……」
アレックが言いにくそうに、言葉を切りました。
この時点でなにかあるな、という私の中の危機アラームが激しく点滅しています。
「どうしたのです?」
一応聞いてみることにしました。
日常茶飯の非常事態って、本当はあまり聞きたくないのですが、かなりの確率で避けては通れない事柄のように思いますので、この際仕方がないでしょう。
「この館の主、ミシェル様のご気分が優れないらしくて」
(はは~ん、そのパターンでしたか)
私の中で色々なことの符号が一致しました。
導き出した私の答えは、ずばり!これです。
『ミシェル様問題児説』
どうして二国間の人質にミシェル王太子と同年のゼノアが選ばれたのか、
しかも従来ならば迎賓の館の一室を宛がわれるであろうところを、わざわざ東宮殿に、
しかもミシェル王太子の部屋の隣に部屋を宛がわれたり、とか。
おそらくミシェル王太子はかなりの問題児で、館の使用人たちも手を焼いているのでしょう。
そしてそんな問題児の生贄にされるのが、この私、ミシェル王子と同い年の弱小国の王太子(影武者)というわけです。
(この執事め、最初から計算ずくだったんだ)
少し恨みがましい視線をアレックに向けてみました。
ああ、やだやだ。
しかし、嫌だといって避けられる問題ではないことは、私だってちゃんと理解しています。
私だって一応、王族の端くれ。
この国にだって、ただ遊びに来たわけではありません。
いくら人質といっても、子供だといっても、私は一国を背負って外交をしているのですから。
「ミシェル様はご病気なのですか?」
「いえ、病気という程ではないのですが、少し食が細いというか、食事を召し上がられるのが苦手なのです」
ふうむ。執事殿が言葉を濁しておられますな。
「ミシェル様はどちらにおられるのですか? ご挨拶に伺ってもいいですか?」
虎穴に入らずんばなんとやら、と言いますし、とりあえずその問題児に会ってみますか。
私は腹を括りました。
◇◇◇
「食さぬ! 食さぬといったら食さぬ! 早く皿を下げよ」
食堂前の扉越しになんだかヒステリックな声が聞こえてきましたよ。
ああ、面倒くさい。
少々げんなりとする自身の気力を振り絞り、扉をノックしてみました。
なんだか開けてはならない扉のような気はしますが。
先触れの侍女さんの後で食堂に入ると、おられました。
この館の主、噂のミシェル・ライネル王太子様が上座にちんまりと着座しておられます。
それはもう、本当にちんまりと。
兄ゼノアと同年という事はその双子の妹である私とも同じ年の12歳だと聞いていますが、
なんだか思っていたよりも、ずっと小柄です。
これは、ひょっとすると女である私よりも小さいかもしれません。
プラチナブロンドの髪にダークアッシュの瞳が、まあ死んだ魚のような感じで宙を漂っておられますね。
もとは端正な顔つきであろう少年なのに、なぜだかひどく痩せていて、血色も悪く、青白い感じがします。
(う~ん、君子危うきに近寄らず)
なんていって逃げ出したい気持ち満々ですが、立場上そうもいかないので、しっかりと外交することに決めました。
「お食事中失礼いたします。こちらが本日付けでミシェル様の学友として王宮に入られました、
ゼノア・サイファリア様でございます」
先触れの侍女さんが紹介してくれたので、
「よろしくお願い致します」と
取りあえずの笑顔を浮かべておきました。
弱小国家の人質(影武者)の、現在使えるスキルは無難な笑顔くらいしかありません。
「長旅、ご苦労であったな」
と一応の労いの後で
「貴殿はきれいだな」
とミシェル王太子が呟かれました。
この王太子、いきなりとんでもない爆弾を落としやがりました。
私は今、酷く動揺しています。
(こいつ、初対面でいきなり何をっ!)
無駄に心拍数が上昇し、頭に血が上っているのがわかります。
落ち着きなさいっったら! 私の血圧!
(それは不意打ちだろうがよ!
いきなり初対面で死んだ魚の目の王子が呟く台詞ではないだろうがよっ!
社交辞令だっつうの! 私もいちいち反応するんじゃない!)
少し取り乱してしまった私を、ミシェル王太子の横に立つアレックが生ぬるい目で見つめてきます。
(腹立つ! ほんと、腹立つ!!)
なぜだかやたらと腹がたつのですが、それはアレックの生ぬるい視線のせいなのか、自分自身の至らなさのためなのかは、よくわかりません。
「からかわないでください。恥ずかしいです」
そう言って一応、幼気な少年の恥ずかしい体を装っておいたので、
心ある大人を自覚している人は、これ以上は何も言えないと思います。
うっかり顔を上げると、ばっちりミシェル様と目があってしまいました。
しまったと思ったけど後の祭りで、私もミシェル様の虚ろな眼差しを暫くの間見つめてしまいました。
そのダークアッシュの瞳は、本来ならばもっときらきらと輝き、どんな宝石よりも空の星々よりも美しいだろうに。
今は悲しいほどに色を失ってしまっている。
この悲しい色を人はなんと呼ぶのだろうか。
ああ、そうか、絶望だ。
そんなことを考えていました。
「私は醜いであろう」
ミシェル王子がそう私に問いかけられたのですが、私はその言葉が一瞬理解できませんでした。
美しいとか、醜いとか、全くそういう次元で物事を考えていなかったので。
さて、どう返そうか。
思案を募らせながら言葉を紡ぎました。
「ミシェル様は美しく生きることもでき、醜く生きる事もできます。
それはミシェル様のお心がお決めになることでございましょう。」
この人は美しい人だと、私の直感が言っています。
だけど今この人はその本来の姿を失っている。
どうやら何事かにひどく傷つき、深く絶望しているようです。
言うべきか? 否か。
瞬時の躊躇いはあったものの、私は言わないことにしました。
誰でも答えはきっと自分で出さなければいけないのですから。
「では、問いを変えよう。貴殿の目に私はどう映る?」
ミシェル王太子は質問を変えました。
これは意地悪な質問ですね。
これでは言わなくてはならなくなってしまいます。
私はこう見えて心を隠すことは得意だったのです。
そのうえで外交とか人質とか、色々と理由をつけ取り繕おうってそう思っていたんです。
ですがそんなものはもう意味をなさないようです。
深い絶望の淵にいる死んだ目の王子は、どうやら私の心を御所望らしいので。
1
お気に入りに追加
343
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
溺愛プロデュース〜年下彼の誘惑〜
氷萌
恋愛
30歳を迎えた私は彼氏もいない地味なOL。
そんな私が、突然、人気モデルに?
陰気な私が光り輝く外の世界に飛び出す
シンデレラ・ストーリー
恋もオシャレも興味なし:日陰女子
綺咲 由凪《きさき ゆいな》
30歳:独身
ハイスペックモデル:太陽男子
鳴瀬 然《なるせ ぜん》
26歳:イケてるメンズ
甘く優しい年下の彼。
仕事も恋愛もハイスペック。
けれど実は
甘いのは仕事だけで――――
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる